雑誌<致知>の2013年2月号に、<正岡子規が救ってくれた>という文章がありました。
子宮頸がんを発症し、転移も確認され、失意のどん底だった白駒妃登美さんが書いたものです。死が間近に迫っても、彼女は正岡子規に関する文章を著述するのに全身全霊をつぎ込んで過ごしました。その本が完成した暁には、何と癌が治癒していたという奇跡的な物語です。その抜粋です。
ー過去も未来も手放して、いまここに全力投球する。そうすると、扉が開いて次のステージに上がる。
(中略)
私たちの悩みのほとんどは過去を後悔しているか、未来を不安に思っているかどちらかで、
いま現在、本当に悩みがある人って少ないのではないでしょうか。
もし、“いま”悩みがあるという方がいらっしゃたとしたら、多くは“ここ”に照準が合っていないのだと思います。
人に比べて劣等感を抱いたり、人からどう思われているかが気になったり。
ですから、時間軸を“いま”に合わせて、地点を“ここ”に合わせたら、恐らく世の中の悩みのほとんどは消えてなくなってしまうのではないかと思います。ー
“いま”と“ここ”に照準を合わせて、全身全霊をつぎ込む。過去は現在のなれの果てで、未来は次ぎの現在です。現在に全力投球する。その継続で、後悔も不安も悩みも気にならなくなるという、教えです。すばらしい。
子宮頸がんを発症し、転移も確認され、失意のどん底だった白駒妃登美さんが書いたものです。死が間近に迫っても、彼女は正岡子規に関する文章を著述するのに全身全霊をつぎ込んで過ごしました。その本が完成した暁には、何と癌が治癒していたという奇跡的な物語です。その抜粋です。
ー過去も未来も手放して、いまここに全力投球する。そうすると、扉が開いて次のステージに上がる。
(中略)
私たちの悩みのほとんどは過去を後悔しているか、未来を不安に思っているかどちらかで、
いま現在、本当に悩みがある人って少ないのではないでしょうか。
もし、“いま”悩みがあるという方がいらっしゃたとしたら、多くは“ここ”に照準が合っていないのだと思います。
人に比べて劣等感を抱いたり、人からどう思われているかが気になったり。
ですから、時間軸を“いま”に合わせて、地点を“ここ”に合わせたら、恐らく世の中の悩みのほとんどは消えてなくなってしまうのではないかと思います。ー
“いま”と“ここ”に照準を合わせて、全身全霊をつぎ込む。過去は現在のなれの果てで、未来は次ぎの現在です。現在に全力投球する。その継続で、後悔も不安も悩みも気にならなくなるという、教えです。すばらしい。