「子育て」で､覚えているのは「叱られた」時のみ？

広島東照宮へ行ったとき、七五三詣でで、大変賑わっていました。広島駅から近いので、参拝者が多いです。
子ども一人を祝うのに、両親と祖父母が付き添うので、大人数になりがちです。

お祓いを受ける際に、発見しました。神主が立つ横に、大きな張り紙がありました。
「七五三の言葉」です。

かわいくば、
　三つ叱って
　五つ褒め
　七つ教えて
良い人にせよ

今日は大変良い言葉を教えてもらったと、子ども達にこの「七五三の言葉」を披露しました。
そうすると、口の割るい子ども達が異口同音に、

「我が父は、叱ってばかりで、褒めることも教えることもなかったよ。」と、混ぜくります。

そんなことはないはずなのに、父親に叱られたことしか覚えていないようです。
子育てとは、そんなものかなと、思いながらも、反論です。

「子を持って知る、親の恩」

そうすると、また反論です。
「親に感謝しろということの意味だね。」

まだまだ、半人前の子ども達です。