れもん&みるく

徒然日記

本人には目的があるけど それは徘徊

2022年08月30日 15時49分00秒 | ひとりごと
土日は完全オフだった

新しいミシンが届いたので
ちょっとソーイング

やっぱり安物は安物なのだ

一つ一つが
安い物だとわかる部品で
組み立てられてます

趣味でしか使わないし
まぁ充分です(^◇^;)


土曜日は朝から
玄関ドアが開いた時に鳴るチャイムで
慌てて起きました

すでに母は居ない!

パジャマ同然の格好だけど
ぐずぐずしていたら見失うので
慌てて外へ出る

家の角を曲がって
100メートルくらい先にいる

走って追いかけました

私が子どもの頃に住んでいた
家に帰るつもりだったそうです

日曜日も出かける寸前で止めた

この時は私が赤ちゃんの頃に
住んでいた家に帰ると
言ってました

毎日毎日徘徊されるので
夜は物音に敏感になって
ほとんど眠れていない

完全オフの土日なのに
気が休まるのは土曜日のデイサービスに
行ってくれている時間だけ

私の祖母(母方)は認知症で
伯父夫婦が介護していましたが
仕事中は祖母の部屋に
内側から開かない
鍵をかけていたそうです

仕事をしないと食べていけないし
徘徊する祖母を施設に預けるお金も無い
苦肉の策なのだと思います

そんな祖母に
母と一緒に会いに行ったことがある

私に子どもができて
ひ孫に会わせてあげたいと
思ったのだろう
私は長男を抱っこして
母と一緒に祖母に会いに行った

「お母ちゃんもかわいそうに 
ひどい事をする」

帰り道
母は祖母を介護する伯父夫婦に対して
言えなかった事を私に言い出した
聞いていたら腹が立ってきて

「それやったら自分で おばあちゃんの
面倒をみたらいいやん
自分の親やのに何もせんと
文句ばっかり言いなや!」

母は顔を歪めて私を見た

その光景が今でも蘇ることがある

祖母は内側から開けられない
鍵がかかった部屋で亡くなっていました

警察が来ましたが
持病があったので
解剖には なりませんでした

どこまでが許されることで
どこからが高齢者虐待になるので
しょうか・・・

私の母は
徘徊時の見守り支援サービスに
登録してありますし

万が一 徘徊時に他人様に迷惑を
かけることがあったらいけないので
その賠償保険にも入ってます

徘徊のための予防策は
いろいろ考えてやってるつもりですが

それでも何かあると
介護者の監督不行き届きという事に
なります

5人に1人が認知症という時代になる
介護制度も結局
お金がなかったら利用できない
右を見ても左を見ても
徘徊の高齢者なんて日がくるかも・・・













コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする