日々、自分のアタマが壊れてこぼれ落ちていくのが分かります。
言葉を理解できなかったり、聞いたことを覚えていられなかったり、
簡単な計算ができなくなっていたり。
そこでいずみは、こぼれ落ちるのを防ぐのではなく、
新たに足していく方を重視するようになりました。
本を読む。ゲームをする。音楽を聴く。
インプットを増やして、情報を足してやる。
なので、昨日今日みたいに体調不良で「足せない日」が怖い。
こぼれ落ちる量を補填できない。
いずみがどんどん別人格になっていくのは分かりますが、
空っぽになって死んでいくよりは
新たなもので中身を埋めていく方がマシなのかな、
と思っています。