ニューサマーオレンジジャム／伊豆フェルメンテ

●購入先：伊豆村の駅（JR熱海駅・ラスカ熱海内）
●製造元：伊豆フェルメンテ
●値段：486円
●主な原材料：糖類（果糖ぶどう糖液糖、砂糖）、ニューサマーオレンジ果皮、レモン果汁、洋酒

「ニューサマーオレンジ」とはなんぞや？と思ったら、日向夏のことを、伊豆ではそう呼んでいるのね。要するに、夏みかんの一種です。
ジャムと銘打っていますが、原料は果皮ですので、分類の上ではマーマレードになります。

糖度控えめを売りにしていますね。確かに、甘さはあまり感じません。
むしろ、ニューサマーオレンジの爽やかさ、そして「苦み」が特徴になっているように思います。

苦みと言っても、もちろん不快なものではなく、にがおいしい、といった感じでしょうか。

果実そのもの、というより、いろいろと加えることで美味しさを引き出したものではないかと。

りんごバタープレミアム／浅間農園

●購入先：下呂温泉水明館・売店
●製造元：浅間農園
●値段：540円
●主な原材料：リンゴ、砂糖、バター

ミルクジャムの時も悩みましたが、「りんごバター」もジャムのうちなのでしょうか？
ま、いいか（笑）

リンゴを煮詰めて、バターを合わせたものですので、スプレッドの一種には違いありません。

購入場所は岐阜県の下呂温泉。
だけど、長野県小諸市の「浅間農園」が作ったものを下呂市の会社が仕入れて、販売しているようです。
りんごバターは長野の特産品と言っていいようですね。今や。

口に含むと、まずリンゴの甘みが来て、後でバターの風味が来ます。
砂糖は控えめ。どちらかと言うとリンゴを主役にした感じでしょうか。

でも、……僕個人の好みの問題からすれば「りんごバター」自体が、それほど好きでもないんです。
嫌いでもないんですがね。

ふつうに美味しいです。

でも、毎朝、パンにつけて食べるなら、果物だけのジャム、もしくはバターの方がいいなと思ってます。
個人の感想ですが（笑）

いちごジャム／奥会津河内屋

●購入先：※いただき物
●製造元：河内屋商店（ぱん工房あかべこ）
●値段：？
●主な原材料：イチゴ

先日、福島県会津地方で、お土産としていただいたジャムです。

たぶん、どこかで売っているのでしょうが、いただき物なので、値段とかは、細かく詮索しないでおきましょう。

このブログを始めてから、まだ、王道中の王道のイチゴジャムが一度も登場していないので、先に封を開けました。

「このブログを見た人が手に入れることができない」という理由で、自家製ジャムは取り上げないつもりでいましたが、これはしっかりした商品のようです。

イチゴの原型を、かなり残したジャムです。
「プレザーブ（果実の原型が比較的保たれているもの）」に分類した方がいいかも。

甘さは、昨今の主流の「控えめ」。
イチゴを味わうためのジャム？プレザーブ？であることには、間違いありません。
いいジャムです。

だいだいマーマレード／だいだいの倉田家

●購入先：A-PLUSラスカ熱海店（JR熱海駅内）
●製造元：だいだいの倉田家
●値段：600円
●主な原材料：ダイダイ、三温糖

ダイダイ（橙）って、飾り物でしょ？ って、思っていましたけど、マーマレードにはできるらしい（汗）
生では食べないですけどね。

ダイダイは、伊豆の特産品だそうです。

JR熱海駅内のお土産屋さんで購入しました。

苦みが強い果実のはずですが、かなり甘く仕上げた感じですね。
でも、バランスは保っています。ダイダイらしい若干の苦みもあります。
三温糖を使っているのは、風味を大事にするためかな？

食べ方はオーソドックス。
マーマレードでも、縁起物になるのかしらん（笑）

お土産にするにも、よろしいかと。

Chicory Jam（ちこりジャム）／サラダコスモ ちこり村

●購入先：にぎわい特産館（JR中津川駅前）
●製造元：サラダコスモ ちこり村
●値段：600円
●主な原材料：ちこり

謎のジャムです（笑）

そもそも「ちこり（チコリー）」って、なんぞや？ という話ですが。
確かに、日常生活では、あまりお目にかからない野菜だと思います（僕だけ？）。

「白菜の芯」みたいな形をしている葉物野菜で、サラダなどに使うそうです。

いちばん、なじみがあるのが「爽健美茶」の原材料の一つとして、かも（YouTubeにリンクしています）。

「完熟うめジャム」と一緒に、JR中津川駅前の物産館で入手しました。

ホント、あっっっっっさりしたジャムです。ぜんぜん甘くない。
いままで食べたジャムの中では、いちばんの薄味じゃないかしらん。
少しだけ苦みを感じます。ちこり自体に、独特な苦みがあるとか。

「ちこりの食感を生かしました」とありますが、もともとの食感を知りません（笑）
でも、こういう、あっさりとした上品な味なのでしょう。

主役を張るというより、やはりジャムらしく？脇役に徹した感じです。

面白いジャムでした。