ジャムおじさん?の記録ブログ

趣味で買っては食べている、ジャムを記録してゆくブログ

柑橘と甘糀のジャム/宮居醤油店

2022年02月27日 12時01分40秒 | マーマレード
●購入先:物産館 サンリバー四万十
●製造元:宮居醤油店
●値段:670円
●主な原材料:ネーブルオレンジ、伊予柑、甘糀、砂糖、レモン果汁
・2021年12月26日(日)購入


ジャムは大きく分けて、果物の美味さをそのまま活かした「ナチュラル系」と、いろいろな果物、その他の食品を組み合わせて作った「プロデュース系」に分けられます。
後者は〝はまる〟と、とんでもない逸品が出来上がるものでして、これまでこのブログでもいくつかご紹介できました。

このジャムを買ったのは高知県の四万十市ですが、愛媛県宇和島市の、何と「醤油店」がプロデュースしたジャムでした。
醤油店と言えば糀のプロ。それが、愛媛特産の柑橘類と合わせたのですから、どんな商品になっているのか…
ちょっと想像がつかない部分があります。


上がネーブルオレンジと伊予柑のマーマレード。
下に糀が詰められていて……


で、食べる時はまぜまぜするんですが。

いやあ…凄い。
柑橘類の甘さ、苦さを甘糀がまろやかに包んで、絶妙なバランスを醸し出しています。マーマレードに時にある、突き出た甘さ、苦さをきちんと塩梅良く感じられるよう、糀と組み合わせたようです。

糀を知り尽くした醤油屋さんならではのプロデュースですねえ…感心しました。


うわーっ。「(勝手に)ジャム・オブ・ザ・イヤー2022」の候補作が、また現れました。年末、どうなっちゃうんでしょう。

しかし、ここまでの実感では、やはり北の青森県、西の愛媛県が、ジャムの二大特産地ですね……
これからも、どんなジャムに出会えるか、非常に楽しみです。
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とまとジャム/宮守川上流生産組合

2022年02月22日 11時23分20秒 | 野菜のジャム/コンフィチュール
●購入先:イオンスーパーセンター釜石店
●製造元:宮守川上流生産組合
●値段:540円
●主な原材料:トマト、砂糖
・2022年1月24日(月)購入


四国のジャムがしばらく続きましたので、ちょっと箸休め?に東北のジャムを。
津波被災地をめぐる旅は、去年からずっと続けていますが、なかなか三陸ではジャムに出会えません。そりゃあ、漁業が主産業な地域ですからね…(汗)

これは夕食の買い出しに出かけた、釜石のイオンモールで見つけた品。
ブルーベリー、ニンジンと3種類が並んでいましたが、たぶんいちばん挑戦的になる「トマト」をセレクトしてみました。


「素朴系」のジャムですね。
素材であるトマトの味を最大限、活かそうとの意図が感じられます。
少々青臭い、トマトの風味は好き嫌いがあるところでしょうけど、それは顧慮せず?素直に作った感じがします。

しかし、元がそれほど甘くない品種のトマトなのでしょう。
甘さが中途半端な印象が………もうちょっと砂糖を、思い切って加えた方が一般受けすると思うのですが、ポリシーは守ったのでしょうか。


人の好みは難しいところですが。
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高知しょうがジャム/イタリアンレストランピノッキオ

2022年02月21日 11時01分30秒 | 野菜のジャム/コンフィチュール
●値段:400円
●主な原材料:ショウガ、甜菜糖、レモン、赤唐辛子
・2021年12月26日(日)購入


自分自身の骨折騒ぎなどもあって、ジャムの紹介が渋滞を起こしております…(汗)
引き続き、年末の四国の旅から。
四万十市中村の物産館で購入したジャムの一つです。

宿毛からさらに南へ。
四国の最西南端にある大月町にある、イタリアンレストランが作った品。
高知と言えば、ショウガが特産品ですな。
ショウガジャムは、個性が出て、なかなか面白い味になるものですが…


おおおおおおお……ザ・ショウガ(笑)
レストランらしく? ショウガの風味を最大限、引き出すことを考えた商品ですね。
決して甘くはないのですが、あのショウガのツンツンした感じを少し抑えつつ、ジャムらしく、まろやかにまとめています。
たんなるショウガのペーストではない甘さと、後にずっと残る、あのショウガ独特の辛みが、上手にマッチしているところが、すごい。



深く印象に残る逸品です。
「(勝手に)ジャム・オブ・ザ・イヤー2022」の候補作に入れてもいいでしょう。
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伊予柑マーマレード/アトリウム

2022年02月11日 17時30分33秒 | マーマレード
●購入先:道後湯之町・十五万石
●製造元:アトリウム
●値段:800円
●主な原材料:伊予柑、グラニュー糖、レモン果汁
・2021年12月28日(火)購入


愛媛県はけしからんですな(笑)
柑橘類の一大産地だけに、柑橘類のジャム、マーマレードには事欠きません。
しかも、道後温泉の物産店なぞに行こうものなら、買いあさってしまうじゃないですか。飛行機の時間ギリギリまで(汗)

で、これは八幡浜市の会社の製品。
アトリウムは「愛媛県産柑橘を使用したマーマレード等の加工食品や、自社工場内で柑橘の精油を抽出し、アロマ、コスメ商品の企画・開発を行っている」そう。


柑橘類はいずれも、ペクチン(食物繊維であって、化学的な化合物じゃないよん)を多く含んでいるものですが、伊予柑って特別、ペクチンが多いのでしょうか。
かなり固めのマーマレードです。ということは、かなりふんだんに伊予柑を使っていますね、これ。

で、これが苦いんですわ。これぞ、王道のマーマレード。
甘さは後になってから来ます。しかも、かなり濃く。
贅沢な味ですねえ。ストレートに舐めるだけでも、イケます、これ。


伊予の国、恐るべし(笑)
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香るジャム<すもも>/浜幸

2022年02月10日 08時50分54秒 | 果物のジャム/コンフィチュール
●購入先:物産館 サンリバー四万十
●製造元:浜幸
●値段:540円
●主な原材料:すもも、砂糖
・2021年12月26日(日)購入


四国シリーズ、そのお次は「すももジャム」。
中村で泊まったホテルの隣りが大型物産店でしたから、当然、ジャムを買いあさったわけなんですよ(苦笑)

「浜幸」という店名に覚えがあると思ったら、高知市のはりまや橋の側にあるお菓子屋さんでした。
やはり、果物を知り尽くしたお店が作るジャムは、ひと味違います。


あざやかな色合いは、原材料のスモモそのものの色だそう。
まず香りがいいですね。「香るジャム」と銘打つだけのことはあります。
スモモの果肉と果皮を、細かくすりつぶして混ぜているとのことです。

口に含むと、独特な甘酸っぱさが広がります。
あまり「キツく」はなく、まろやか。
そのまま食べてもよし。ヨーグルトにもよく合います。


四国のジャムは、レベルが高いです。
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