能登いちじくジャム／能登町ふれあい公社

No.285
●購入先：能登観光情報ステーション・たびスタ
●製造元：能登町ふれあい公社
●値段：690円
●主な原材料：イチジク、グラニュー糖

・2023年10月11日（水）購入

北陸って、果物の産地ではないので、やはりジャムはあまり見かけません。

JR金沢駅の巨大な土産物売場に、１個のジャムすらなかったのですから。

ただ、能登は例外です。

元のと鉄道宇出津駅跡に整備された観光情報センターには、地域の産物売場も併設されていて、そこで見つけた品です。

正面？ に商品名が入っていない、中身が見えないジャム瓶が斬新です。
でも、イチジクのジャムだということは、ひと目でわかります。

うーん……感心しました。

実にまろやかで優しい味です。

イチジクの個性は活かしつつ、甘くなくまとめた感じ。

若干の酸味も感じられ、実に落ち着いた味わいです。

後味も適度。

「（勝手に）ジャム・オブ・ザ・イヤー2023」の候補ジャムに、思わぬ伏兵現る。

芍薬ジャム／ヤマサ商店

No.284
●購入先：只見町インフォメーションセンター
●製造元：ヤマサ商店
●値段：540円
●主な原材料：砂糖、レモン果汁、芍薬粉末

・2023年10月1日（日）購入

芍薬！？……と、並んでいるのを見かけて、びっくりしてしまいました。

確かに、シャクヤクは花を愛でるだけではなく、根を漢方薬にすることは知っていますが、ジャムにしちゃいますか（汗）

やはりと言うか、かなり漢方薬に近い味と匂いです。苦みが強いなあ。

原材料名で芍薬粉末が三番目に出てくるということは、それほどたくさん使っているわけでもないのです。

ですが、味としてはかなり変わった印象を与えます。美味しいかと言われれば…微妙。

砂糖がメインなのはよくわかり、甘みも強いです。

しかし、変わったジャムを作りますなあ。
分類は「ジャムなのか？」にしておきます。

かりんジャム／会津産業

No.283
●購入先：只見町インフォメーションセンター

●製造元：会津産業
●値段：420円
●主な原材料：かりん、砂糖

・2023年10月1日（日）購入

こくわジャムやまるごと山なしジャムを以前、紹介した、会津産業の商品。

カリンは香りが強い果物で、生では食べられませんので、ジャムなどに加工されます。薬用にも使われ、のど飴が有名ですね。

なお、長野県で言うカリンはマルメロのことですが、こちらは本家カリン。

マルメロのジャムは紹介したことがありますが、カリンは初めてです。

ザラザラした舌触りが特徴の、ペースト状のジャムです。

風味が独特で、甘みも強く、後味がかなり残ります。

類例がない感じの味と食感。渋みもあり、個性的でクセになりそうです。

これまた、面白いジャムです。

魔法のベジジャム・オーガニックトマト／大山スマイルファーム

No.282
●購入先：中浦本舗シャミネ松江店（JR松江駅高架下）
●製造元：大山スマイルファーム
●値段：734円
●主な原材料：トマト、砂糖、レモン果汁
・2023年8月19日（土）購入

以前、ビーツとしょうがのジャムを紹介した、大山スマイルファームの別商品。
野菜のジャムは、ハマるといいものができると思ってはいるのですが、果たして…

トマトは、あの青臭さが好きなんですが、この商品はそれはあまり感じさせません。
砂糖をかけたトマトって、子供の頃はよく食べたのですが、そういう感じに似てます。

でも、それほど強い甘みでもありません。

もうちょっとトマトらしさを表に出すほうが、いいかもしれません。

フィグヴァンルージュ／J.KOWARI

No.281
●購入先：中浦本舗シャミネ松江店（JR松江駅高架下）
●製造元：J.KOWARI
●値段：1296円
●主な原材料：イチジク、砂糖、赤ワイン、レモン
・2023年8月19日（土）購入

続いて、やはり松江市のパティスリー「KOWARI」の商品。

ここはコンフィチュールにも力を入れていますので、いずれ、コンプリートしたいですね。

フレーズやクレモンティーヌのようなストレートなジャムもよいのですが。

ここは、プロデュース系のジャムもおいしそうです。

これも、そのうちの一つ。

「フィグヴァンルージュ」」とは、イチジクの赤ワイン漬け。

それをジャムにしています。

蓋を開けると、濃厚な赤ワインの香りがします。

イチジクは、プレザーブタイプですから、味というより独特な食感を楽しめばいいと思います。

甘さは控えめの、落ち着いた大人のジャムですね〜

味の変化が楽しめていいですね。
気に入りましたので、「（勝手に）ジャム・オブ・ザ・イヤー2023」の候補に入れておきます。