「JARL岩手県支部通信コンテスト」俗称「JARL岩手県支部内陸地方コンテスト」の結果が
支部のホームページに上がりました。
その中のVUマルチバンド部門の結果を見ると、相変わらず沿岸局が全く居無い。
(解りやすくする為コールサインの所を免許された住所地を元に運用地としています)
それはそうだろうね。
内陸と沿岸との間には北上山地が有りますし、沿岸も山が海に迫っている事も有って
隣接市町村との交信も一部の条件の良い所にお住まいの方ぐらい。
そう言う事もあって、今年も全くダメで交信も出来ずログの提出も出来無かった。
「ハムの集い」が開かれれば改善をお願いしていたが、まあやる気が無いみたいだね。
そう言っている間の2011年には大きな災害に沿岸部は見舞われたが、それを機会に沿岸と
内陸の通信を確保する為にも「非常通信コンテスト」に変えるべきとも提言していたが、今の
所全く規約等を変えるつもりはないようだ。
つまりは沿岸切り捨て。
アマチュア無線人口も減っていると言うが、これじゃあそれも当たり前だね。
懸念されている千島海溝地震での津波の高さは2011年の東北地方太平洋沖地震の時を
超えると言われて居ますから、当然停電も起きるだろうしNTTビルは被災するので電話網も
止まるだろうから携帯も使えなくなる。
となれば、アマチュア無線の力は大きくなるだろうが、車載機による内陸地方との通信は
まず不可能と言ってイイだろう。
コンテストに於いて内陸と沿岸との通信が出来る事を確認し、通信網の入り口程度でも
確立していなければ、いくら道路が整備されて入ってくる事が以前より用意となったとしても
情報のリアルタイム化は出来無い。