ださいたま 埼玉 彩の国  エッセイ 

埼玉県について新聞、本、雑誌、インターネット、TVで得た情報に基づきできるだけ現場を歩いて書くエッセー風百科事典

「東日本連携センター」 大宮駅東口にオープン

2019年03月04日 17時54分51秒 | 街道・交通

 


JR大宮駅を通過する各新幹線沿いの「東日本14道県25市町村」の地酒などの「美味」や「特産品」「文化」が、一堂に集結する「東日本連携センター」が2021年3月28日、さいたま市大宮区の大宮駅東口(北側)を出てすぐ左手にオープンした。オープニング・ウィークには、上田、魚沼、郡山、函館市、みなかみ町など10市町が出展した。

駅前の「大宮銀座通り」を渡って「さくら小路」入口の左側にあった三井住友信託銀行旧支店(3階建て)を賃貸し、改修、1~2階を利用。整備、運営費はさいたま市が負担、19年度は13万人の利用を目指す。年中無休で午前10時から午後7時まで。市とさいたま商工会議所が共同で運営する交流・情報発信拠点で、センターの愛称は「まるまるひがしにほん」。

1階は、狭いながらイベント会場で、各都市が観光や祭り、食などの情報を発信し、イベントの無い日も各地の地酒飲み比べ(有料)が楽しめる。2階のビジネス交流サロンには、専門のコーディネーターを配置し、ビジネスのマッチングを行う。市は「このセンターを核に連携各都市への誘客を促すとともに、大宮駅で降りてもらうことで、地域のにぎわいにつなげたい」と期待を寄せている。

さいたま市は、北陸新幹線、北海道新幹線の延伸・開業を機に、15年から、各新幹線沿いの自治体の首長らを集めた「東日本連携・創生フォーラム」を開催。地域活性化へ向け、連携して取り組んできた。

参加都市は現在、北海道函館市を初め、新潟、金沢市など、新幹線で大宮駅と結ばれた25市町。各商工会議所、観光協会、産業支援機関など経済団体も加わり、これまで4回にわたって、広域連携施策について具体的な話し合いを進めてきた。

このセンターのオープンで、さいたま市は新幹線の分岐点という地の利を生かした、ヒト・モノ・情報が交流する「東日本の中枢都市」になる可能性も秘めている。

 

 

 


関東「住みたい街ランキング」 大宮4位、浦和9位

2019年03月04日 15時45分16秒 | 県全般

関東「住みたい街ランキング」大宮4位、浦和8位に躍進 

リクルート住まいカンパニー(東京都港区)が発表した「住みたい街ランキング2019関東版」で、前年9位の「大宮」が4位に、「浦和」が10位から8位に躍進した。大宮は、横浜・ 恵比寿・吉祥寺に続いた。

同社によると、ランクアップした大宮と浦和は埼玉県民からの支持が高かった。埼玉県民の得票率は大宮73・9%、浦和84・4%だった。他県からの票も伸びており、東京在住者による大宮の得票率は前年の5・7%から9・4%、浦和が4・9%から5・7%に上昇した。

19年1月にインターネットで東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城の5都県に住む20~49歳の男女7千人から回答を得た。

大宮と浦和の人気の理由について、①1位の『横浜』よりも物件価格・家賃の割安感②東京へのアクセスの良さが挙げられるという。

15年に「上野東京ライン」が開通、1本で通勤できるようになり、大宮駅から東京駅までの所要時間は約30分。横浜駅から東京駅までと変わらないようになった。

大宮駅は東口と西口が再開発中で、浦和も分譲マンションの供給ラッシュが続いている。