昨年のウラギンシジミの羽化観察は
「ピンポーン」というご近所の来訪で見損ね、
先日の「キタキチョウ」は夜間に羽化してしまい・・・
うかうかしていると羽化の瞬間を見損ねてしまうのでした。
今朝、午前五時に飼育箱を観察すると
8個体いる蛹のうち2個体が黒変していました。
昨夜の就寝前に見たときはみんな緑色でした。
写真は午前6時5分の状態です。
午前7時38分
殻が全体的に浮き上がって白く見えます。
昨年はここで「ピンポーン!」
午前7時40分 いきなり蛹の胸部から上が割れて
頭が出てきました!
ここからがほんとに早いんですよ!
午前7時41分 するりと体が抜けて出ました。
ピントがですねマニュアルフォーカスにしていたので
慌ててフォーカシング(^^;
いきなり、脱兎のごとく走り出して移動
驚くほど速いです。
タイマーでインターバル撮影していたとしても
多分、あっという間にフレームアウトしたと思います。
午前7時42分 どんどん歩く!
歩きながらも翅が伸びてゆきます。
こちらも午前7時42分
未だ移動してゆきますが・・・
ようやく、葉裏で落ち着いた午前7時46分
もう翅がほぼ伸び切っています。
午前8時54分 どうやら翅がしっかりしてきた模様。
この後、白い体液を尻から捨てた後動かなくなりました。
羽化した2頭はどちらもオスでした。
昼前には同時進行で羽化した個体とともに
生まれたフィールドへ飛んで戻ってゆきました。
ウラギンシジミの羽化は、蛹から這い出したのちに大きく移動するので
キタキチョウなどと異なり羽化の様子を撮影するには張り付く必要があるようです。