遥か昔、前の東京五輪があったとき私は10歳でした。
下町の工業地帯には、それでもところどころに
空き地や、原っぱがあってトンボとりくらいはできました。
隣町まで行けば、ネギ畑やキャベツ畑があって、
モンシロチョウの幼虫など捕まえて来ては
自宅で羽化させたりしていた。
父が好きだったので、トタン屋根だが、庭付きの社宅で
ジュウシマツやらカナリヤも飼ったりした。
しかーし!やっぱり生き物との出会いは少なくて
図鑑を見てはあこがれておりました。
唯一、夏休みになると父母の実家のある
新潟に虫取捕り網を持って出かけるのが楽しみでした。
当時、上野駅から鈍行で6時間かかる旅も楽しくて仕方なかった。
というわけで、この地に来てから「ガキ」をやり直しております。
最近は、葛の花に「ウラギンシジミ」の幼虫の観察に出ていますが、
まあ、カメムシやその仲間のなんと多いことでしょう。
大きく、セミ、ハゴロモ、アメンボ、アワフキなども
みんなカメムシの仲間だと知ったときは驚き( ゚Д゚)
???
葛の葉で、
これがとにかく大量に居ります。
「マルカメムシ」の幼虫だった。
葛の茎にとりつくとどこにいるのかわからないくらいなじむ。
??? ばかりですが・・・
「ツヤマルシラホシカメムシ」としました。
可愛いやつが多い
??? 初めはハムシかと思いましたが・・・
口が折りたたまれて、明らかにカメムシ的特徴
どうやら「ヒメオオメカメムシ」のようです。
ここまで、すべて4~5mmほど
今までいかに彼らに注目していなかったかがばれましたね
「ホシハラビロカメムシ」
で、こちらは「ホシハラビロカメムシ」の幼虫のようです。
これも「ホシハラビロカメムシ」かな・・・
葛の花で、左が「ミドリグンバイウンカ幼虫」中央が「イチモンジカメムシ幼虫」
右が「「ホシハラビロカメムシ」の幼虫
「クモヘリカメムシ」
泡を噴いておりませんが「コガシラアワフキ」
カメムシとその仲間でフィールドは満たされている(笑)
ていうか、カメムシがことのほか美しく
種類が多いというか、出会いが多いのに驚かされました。
ちょっと沼にはまりそうです(笑)