散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

メタモルフォーゼ「ジャコウアゲハ」

2020年08月30日 | 昆虫など

今日は思い望遠は持って歩けませんので(とにかく暑い!(^^;

単焦点70mmのマクロレンズで出かけました!

歩いていると、ひらひらと「ジャコウアゲハ♀」が飛んで出ました!

さすがにこんな状況では70mmでは厳しい

近づくと飛ばれてしまいます・・・(;´д`)トホホ

そうだ!ウマノスズクサを見に行こう!

 

やはり、ウマノスズクサでは「ジャコウアゲハ♀」が羽化の真っ最中!

他にも羽化していましたが、飛んで行ってしまいました。

羽化直後の個体は美しい

 

更に、幼虫を発見!

ウマノスズクサの茎をガリガリ

若い幼虫だと思われますが、色彩が美しい

 

食欲も旺盛です、

このウマノスズクサには多くの幼虫や蛹が確認できました。

しかーし!彼らはあまりの食欲で自爆することが・・・

土から生えている主幹を食べて、ウマノスズクサを枯らしてしまうことがあります!

確か昨年がそんな感じだったかと・・・

 

葉だけ食べていればみんな平和です!

ところで、ウマノスズクサの上三分の一が黒く枯れてしまっています。

おそらく、細くておいしい茎を食べてしまったからかと・・・

 

更に、少し大きな幼虫

 

こちらも色彩とデザインが素晴らしい!

ねっ!茎まで食べちゃうのは珍しいと思います!

ウマノスズクサには毒があると言われていますが、

何か判断力を欠いてしまうような魅力があるのかも・・・

大きくなると茎を食べている個体が多いのかな・・・

割と低い場所にも多数の幼虫がいましたので

自爆しないように・・・

 

で、そこここに幼虫のほかに

「蛹」が目立ちます

すでに羽化後の抜け殻も目立つ

しかし、よくまあ器用に糸で体を支えるものだと感心します。

 

以前、戦時中にイモばかり食べさせられたという方が

この「ジャコウアゲハ」の蛹が、それに見えて仕方ないと言っておりました。

確かに蒸かしたサツマイモに似ているかも!

 

蛹なんか見つけちゃうとなんかウキウキしてきます。

ここまでは黄色くて、まだ蛹になりたてといった感じです。

 

こちらは色が変わって近日中にデビューかと・・・

自然界のこんな営みに触れられることが楽しくて仕方ない。

私がガキだったころの東京の下町では考えもおよびません。

図鑑をボロボロになるほどまで見たが、

実際に目にすることがどれほど貴重で楽しいか・・・

今、ガキをやり直しているのです( ´∀` )

 



最新の画像もっと見る