散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

春の里山

2022年04月19日 | 野鳥

春の里山は賑やかです!

今日は例年ならクヌギに来るマヒワを探しに出かけました・

今季はクヌギの開花が10日以上遅れたので

既にマヒワは通過してしまったものと思います。

ツグミやカケスが集って移動してゆくのが見られました。

 

今は通年見ることができる「ヤマガラ」

ゆっくりとしたツーツーピーの声が聞こえてきます。

 

賑やかに動き回る「ビンズイ」

わたしはこのビンズイが意外にお気に入りです。

 

こちらもにぎやかな「ヒヨドリ」

 

水辺の「ムクドリ」

 

「コゲラ」もカップルでにぎやか

 

こそこそ動き回る「キジ♀」

近くで雄のホロうちが聞こえてきます。

 

「サシバ」今季は思いもよらぬところで営巣が始まった模様。

 

「シオヤトンボ」

発生も早いが、消えてゆくのも早い

 

「シオカラトンボ」も出てきました。

彼らも発生時はみんな雌型なので、成熟したオスの姿は見られません。

 

ミヤマセセリ、里山林では多くの個体が見られます。

 

「ベニシジミ」

 

「ヒゲナガバチ」の仲間

 

サルハムシの仲間でしょうか?

ぼちぼち昆虫の仲間が目立ちます。

 

水辺のアメンボの仲間

 

浅瀬では鯉がバシャバシャ

 

のっこみのシーズンです。

おそらく、産卵行動と思われる個体が多く見られます。

 

トウダイグサの仲間の「センダイタイゲキ」が満開です。

フィールドは例年の流れに合わせようと季節を急いでいるように思います。

私には徐々に帳尻があってきているように見えるのでした。

 


野は花盛り!

2022年04月17日 | 植物

河原は菜の花が満開

 

「マツバウンラン」

 

里山林では「ウワミズザクラ」が咲いていました。

 

「ヤマツツジ」

 

「ミツバツツジ」

 

「クヌギ」ですが早くも散りはじめ・・・

久しぶりにここに集うマヒワを見ることができないようです・・・

 

「キランソウ」ようやく美しいと言える株を見つけました。

 

「ニョイスミレ」もご一緒!

 

民家の塀際では「アリアケスミレ」が咲いています。

 

野の「アカネスミレ」

 

「ウラシマソウ」

テンナンショウの仲間は相変わらず不気味

 

今がまっさかりの「フデリンドウ」

 

「サギゴケ」

 

「カキドオシ」

 

こちらは脱走園芸種の「アジュガ」かな

 

自宅前の斜面には「ワラビ」がにょきにょきといった感じで出始めました。

春本番といった里山の花々です。

 


「サシバ」は巣作りか!

2022年04月16日 | 野鳥

先の二か所のサシバがいた谷津田とは別の谷津田に行くと、

ピックイーッとにぎやかな声が聞こえてきます。

声がする方角を見ていると巣材らしきものをぶら下げてサシバが飛んできました。

 

林に入ると、すぐに手ぶらで飛んで出てきました。

 

ギャーギャーにぎやかに・・・

騒いでいる「オナガ」

声を聴かなきゃ美鳥なんだけど・・・

 

つくばに寄ったときについでに今問題の洞峰公園に寄ってみた。

どいつもこいつも餌付けされて緊張感がない。

ところで、こんな場所にグランピング施設はいらないだろう・・・

本当に自然と親しんで楽しむのならば

ザックを背負って足で歩くべきだろう。

そんな事までこんな都市部の公園でバーチャルで済ませて満足しようとする意味が理解できない。

市民が集って楽しむ公園は「公園」のままにしておいてほしい

 

挙句に芝生の上でデート!?

 

ヒドリガモと並んで多勢の「コガモ」

 

池辺で休む姿にも緊張感がない。

 

とはいえ美しい。

 

オヤッ!コガモの中に「トモエガモ」が一羽

 

意外に近くで見られました。

今まで顔ばかり見ていましたが・・・

体にアメリカコガモのような白い縦線が入っているのですね💦

 

細い声が聞こえるので見ると「バン」

 

チーチーにぎやかな「カワセミ」

 

「ツグミ」が規制に備えて燃料補給中でした。

 

散歩道では相変わらずキジ♂がホロうちをしていました。

 

散歩道ではダイダイサギ、チュウダイサギに変わって二羽のチュウサギが来ていました。

 

さてさて、急ピッチで野の鳥は冬から夏へ入れ替わっているようです。

今日はクヌギの林にマヒワとの出会いを期待して出かけましたが・・・

今季は鳥の渡りと植物の芽吹きが天候不順のせいで時期がずれてしまっています。

例年マヒワとの出会いはピンポイントで成し遂げてきましたが・・・

今季は全く予測が付きません。

明日行ってダメだったらあきらめようかと思っています。


「フデリンドウ」開花しました

2022年04月12日 | 植物

そろそろ芽吹いたクヌギにマヒワが来ているのではと思いつつ出かけた。

マヒワとは出会えなかったがフデリンドウの開花などの嬉しい出会いがありました。

 

足元で開花していた「フデリンドウ」

 

フデリンドウは大好きな花なので最高にうれしかった。

 

「ゲンゲ」も開花

以前は田んぼに一面開花したゲンゲを見ることができたが・・・

化学肥料が普及したせいか・・・見つけるのも難しくなりました。

 

「ジュウニヒトエ」

 

「キジムシロ」

 

「マルバスミレ」

スミレの仲間もそろそろ山

 

春と言えばスミレ

そろそろ盛りを超えたかな・・・

 

「ミツバツツジ」

 

「ヤマツツジ」

 

相変わらず公的資料では茨城県内絶滅となっている「センダイタイゲキ」

 

トウダイグサの仲間は今が盛りかな・・・

 

エイリアンのように鞘を破って芽吹こうとする「ウラシマソウ」

フィールドは超加速で春を迎えています。


「コジュリン」がさえずり始めました!

2022年04月09日 | 野鳥
「コジュリン」の声が聞こえてきます。
少し前からコジュリンの声が聞こえていました。
しかし、風が強くてなかなか姿を見せてくれませんでした。
今日は午前中は風が弱く、コジュリンがその姿を見せてくれました。
未だ冬羽が残っているようで、底が焦げ付いた鍋はかぶっていないようです。
ホオジロに似た声ですが、優しい響きに聞き入ってしまいます。
 
基本的に湿地なので、気温が上がると陽炎でぼーっとした画像になります。
 
未だ冬羽が残ったままのようです。
頭が真っ黒になる夏羽のコジュリン♂はこの辺りでは「鍋被り」と言われています。
すすで真っ黒になった鍋をかぶっているようなのでその名が付いたようです。
 
暖かなフィールドに優しい「コジュリン」のさえずりが響きます。
 
 
ようやく撮れた「ミヤマセセリ♀」
 
こちらは「ミヤマセセリ♂」
 
シオヤトンボもずいぶん数を増しました。
 
「ヤマザクラ」も満開となりました。
 
愛犬との散歩道で、アスファルトから出て咲いたスミレの仲間
 
これは林の中でひときわ目立ったスミレの仲間
 
ニオイタチツボスミレのようです。
大好きなスミレです。
 
こちらは濃い色のニオイタチツボスミレと思われます。
 
スミレの仲間はそろそろ終わりが近づいています。
 
今年は遅いクヌギ?の花
さて、例年なら花は開いてマヒワの大群が来ているはずだが・・・
ちょっと遅れそうですね・・・
何時もなら、根元でフデリンドウが満開なんだけど
今年は全く見られませんから・・・