月下獨酌
李白
花間一壼酒
獨酌無相親
舉杯邀明月
對影成三人
月既不解飮
影徒隨我身
暫伴月將影
行樂須及春
我歌月徘徊
我舞影零亂
醒時同交歡
醉後各分散
永結無情遊
相期遥雲漢
月下独酌四首 其一
李白
花間、一壷の酒、
独り酌んで相親しむ無し。
杯を挙げて明月を迎へ、
影に対して三人と成る。
月、既に飲を解せず、
影、徒に我が身に随ふ。
暫く月と影とを伴ひ、
行楽、須(すべか)らく春に及ぶべし。
我歌へば月、徘徊し、
我舞へば影、零乱す。
醒むる時ともに交歓し、
酔ふて後は各々分散す。
永く無情の遊を結び、
相期す遥かなる雲漢に。
大吟醸 月下獨酌
ふくよかな香りと力強くキレ良い飲み口
酒造好適米「山田錦」を38%まで研き込み、低温長期発酵させた鑑評会出品クラスの酒質です。ふくよかな香りと力強い味わいながら、後キレ良くスッキリと飲んでいただける大吟醸です。 月の夜、一人心ゆくまで酒を飲み、歓を尽くした心境を詠いあげた酒仙「李白」の名作に因みました。