庭田宰相中将重嗣卿 烟寺 ねに 晩鐘 をちかたくれかゝ 人は る きりより みち つたふ いそぐ かねの なり 暮かかる霧よりつたふ鐘の音に遠方人は(も)道急ぐなり 【庭田宰相中将重嗣】公卿。重熙の男。前大納言従一位、母は前参議在広卿の女。文政7年落飾。天保2年(1831)歿、75才。23 x 21 センチ (全体)平成29年2月25日 八枚陸點貳七