春の新ドラもそろそろ安定期へ入りましたところでって、まだ始まってへんやん!木村拓哉主演の『CHANGE』。さすが’オレ様’’何サマ’’拓哉さま’。余裕のある構えでいらっしゃること。「ねぇまだン?まだなのン?早くぅ~!」なんて熱い吐息が、そこここから聞こえてきそうな、この気のもたせ方。まったく罪な男だねぇ。月9は性に合わんと常々ボヤいているじんちゃんも、今回はチェックするよ。小学校教師から代議士へ、やがては総理大臣にという政局モノ。時期が時期だけに、脚本次第で面白くなりそう。このドラマの脚本家、心を許す福田靖さんなの。代表作は『海猿』『ガリレオ』。いやが上にも期待が高まります。もう目を閉じてうっとり。いつでも来てェ♪状態よ。キムタクやないで!寺尾さんやからな。(『西部警察』世代だもんで)あ~あんなステキな旦那さまからプレゼントされたいわぁ。プラチナジュエリー。夫にはナイショよ。ボクかて星野真弓みたいなキレイな嫁さんほしいわい!言われるのがオチですから。という訳で、5月12日放送開始の『CHANGE』をどうぞよろしく。
さて今期のイチオシは、TBSの金曜10時ドラマ『Around 40』(天海祐希主演)。40を前にして揺れる女たちを、時にコミカルに、時に切なく描きます。底辺には、結構マジなテーマが流れておる。仕事、恋愛、結婚、出産。私の幸せって何なの?私はどう生きたいの?結婚していようがいまいが、悩めるお年頃なんですよ。’オンナのタイムリミット’なんて言葉も飛び出しまして・・・失敬ね、40ですけど、それが何か?まぁここでも私を捕まえて「どうせ葉桜やろー」などと言う輩がいるからね。聞いてます~?隠遁中の’そこのアナタ’。またそれにのっかって、「桜も満開、私も満開です♪」なんておっしゃる自信満々のお嬢さんもおられて。ホホ。いやー若さというのは、すばらしいものです。恐れを知らない。おかげで魅惑の人妻の胸の奥に、小さな赤い灯がともりました。闘魂という名の。あたしゃアントニオ猪木かい!
最近考えるんですよ。40歳の私にできることは何だろうと。外見で言うたら、そら若い娘さんにはかなわんもん。あちらは存在そのものが、ダイレクトな癒しですからね。けどここは文字の世界ですから・・・やはり書いたもので、何かを感じてもらいたい。喜んでくれると尚の事気持ちいい。経験を積んできた者ならではの旨み、出せるといいなぁ~と思てます。頑張ります♪ちなみに『人のセックスを笑うな』の主人公(永作博美)も39歳。そして人妻。キテる! キテる!! 私の時代が!!!まぁこれは冗談ですが、アラフォーなる年代が注目されているのは事実。女性週刊誌を巻き込むとドラマの視聴率も上がるよ。それがここ数年の傾向。『女王の教室』や『14才の母』『ANEGO』あたりからそんな風が吹いていた。単なるドラマ紹介じゃなく、そこで描かれているテーマについてどう思う?みたいな特集記事が組まれればしめたもの。今回その先頭を切っているのが『Around 40』。だから・・・あの枠にしては視聴率が高い。原作力でひっぱる『花より男子』をのぞいて、最近の金曜ドラマは苦戦気味だったはずだ。
それにしても、専業主婦松下由樹に笑える。客観的に見ると・・・ぷっ。(そのココロは、今までエッセイで描いてきた世界でもあるからね)息子が私立校へ入ったというのが、彼女を支える誇りなのだが、その息子に手作りの弁当を残されて、ぷんぷんきている。夫も話を聞いてくれないしーと、おかんむりだ。オカンおかんむり。そんな時、藤木直人くんに出会う訳です。臨床心理士だったかな。親友天海は、仕事をもって独身でキレイで輝いてるし、愛情を今まで傾けてきた家族は、彼女なんか見ちゃいない。満たされない想いを抱えている。子育てに一息ついた他の主婦のように自分探し、若しくは社会につながることをしてみたいけど、何をしたらいいのかわからない。で、自分に向き合ってくれる藤木くんに恋しちゃう訳ね。もうやる気満々で、メイクもばっちりになります。速攻で女を変えるのは、やはりそうなんだと思う。人はなかなか変わらないもの。
天海は天海で、もがいている。同窓会では、夫や子どもの自慢が話題の中心になり、松下のような主婦が勝ち組となっている。みんな天海のことを「いつまでもキレイでいいわねぇ~」なんて口では言ってるけど、決して本心からそう思っていないのが痛いほど伝わってくる。奥底にあるのは哀れみ?私って、かわいそうと思われてるの???えーっ。それヘコむな~って感じ。子どもを生むなら、そろそろMAXだ。結婚相談所なるものにも足を踏み入れてみるが、どうもピンとこない。そんな時、藤木直人くんに出会う訳です。 さぁ、親友同士でバッティングしたで。この藤木くん、ちょいといい男だが、かなりヘンな奴。エコの為にマイ箸を持ち歩いている。宴会でのお残しにもうるさい。そういう主義を否定はしないが、周囲に押し付けないでほしい。私なら、黙って自分で平らげる。だから太る。うるせ~
「なに、この男!」と、プライベートでも職場でも対立構造になるが、徐々に彼の感性が自分の中へ入ってくる。ホレたね。愛情のある交流が始まっているのよ♪じんちゃんも、ぐっと画面へ乗り出します。さぁ、そのまま上手く流れていかないのが世の常。天海さんと藤木くんの間へ割り込んでくるのが、元カレ加藤雅也。男の美学を求めて、天海さんをほっぽり、放浪の旅へ出て5年。ひょっこり帰ってきたと思ったら、「やり直したい」とヌカしやがった。天海さん揺れてるで~。藤木くんが横からダメダメ、軽く袖を引っ張っているけれど、そんな声もイマイチ耳に入らない。元カレのことで頭がいっぱいです。本気で恋した人だもの。大塚寧々のことは・・・聞かないで~私の宿敵よ!白竜(『その男、凶暴につき』でホレました)に田辺誠一、ちょいと気になる男の傍には必ず彼女がいる。これ、リアルの話です。そして今回ドラマの中だけど彼女を思い続ける筒井道隆くん、やっぱりいいわ~’ぬーぼー’な男。『王様のレストラン』から好きやってん。けど帽子をかぶってて・・・初回1時間経過するまで東幹久と思ってました。
最近、年の所為か目にきます。アタマもキテいるが、目にもくる。ああ哀しき40代。もうね、今誰が私の前に現れても、かっこよく見えると思う。その代わり内面のババは見通すよ。見通すけど・・・そのうち、そしらぬフリを決め込むようになる。「この年になると、昔より自分が傷つかなくて済むようにするもんね。」天海さんのセリフに一理アリだ。それを’心が広い’とか’器が大きい’とか言ってるのは、多大なる勘違いよ。以上!
前回のエッセイを読んだ友人が、「生活ほっとモーニングの渡辺淳一インタビュー見た?」そんなもん見とるか~!魅惑の人妻の沽券に係わる。「年甲斐のないことをしよう。(できれば恋愛)」と、性懲りもなく提案していたそうで。渡辺先生ねぇ。若いお姉ちゃんと旅行をした。ベッドにおいたジャケットを、ハンガーへかけてもらえなかった。そこで私は気づいた訳です。これは自分がすべきことだったのか。そしてー今まで文句も言わずにかけてくれた歴代の彼女に感謝しなければと。イタイイタイ。私はハンガーへかけた方が喜ぶだろうと知ってはいるが、あえてかけない人間です。本当に自分がしてあげたい行為ならする。が、ポイントを稼ぐ為に無理をするのは嫌だ。最初のデートでも、あえて女性的な気遣いはしません。そういう優しさは、最後の切り札にしようと思うのだけれどーその前に潰れます。ぷーっ。渡辺先生は老年愛を語らせると楽しいよ。『エ・アロール』はよかった!老人ホームで恋のさやあてですからね♪
「年甲斐もないことをしでかして素敵にみえるか、年のせいで正しい判断を失ったと見られるか、ヒジョウに危険な賭けだ」とは友人の弁。ちなみに魅惑の人妻ならどっち?
みなまで言うな!わかってるって!!
さて今期のイチオシは、TBSの金曜10時ドラマ『Around 40』(天海祐希主演)。40を前にして揺れる女たちを、時にコミカルに、時に切なく描きます。底辺には、結構マジなテーマが流れておる。仕事、恋愛、結婚、出産。私の幸せって何なの?私はどう生きたいの?結婚していようがいまいが、悩めるお年頃なんですよ。’オンナのタイムリミット’なんて言葉も飛び出しまして・・・失敬ね、40ですけど、それが何か?まぁここでも私を捕まえて「どうせ葉桜やろー」などと言う輩がいるからね。聞いてます~?隠遁中の’そこのアナタ’。またそれにのっかって、「桜も満開、私も満開です♪」なんておっしゃる自信満々のお嬢さんもおられて。ホホ。いやー若さというのは、すばらしいものです。恐れを知らない。おかげで魅惑の人妻の胸の奥に、小さな赤い灯がともりました。闘魂という名の。あたしゃアントニオ猪木かい!
最近考えるんですよ。40歳の私にできることは何だろうと。外見で言うたら、そら若い娘さんにはかなわんもん。あちらは存在そのものが、ダイレクトな癒しですからね。けどここは文字の世界ですから・・・やはり書いたもので、何かを感じてもらいたい。喜んでくれると尚の事気持ちいい。経験を積んできた者ならではの旨み、出せるといいなぁ~と思てます。頑張ります♪ちなみに『人のセックスを笑うな』の主人公(永作博美)も39歳。そして人妻。キテる! キテる!! 私の時代が!!!まぁこれは冗談ですが、アラフォーなる年代が注目されているのは事実。女性週刊誌を巻き込むとドラマの視聴率も上がるよ。それがここ数年の傾向。『女王の教室』や『14才の母』『ANEGO』あたりからそんな風が吹いていた。単なるドラマ紹介じゃなく、そこで描かれているテーマについてどう思う?みたいな特集記事が組まれればしめたもの。今回その先頭を切っているのが『Around 40』。だから・・・あの枠にしては視聴率が高い。原作力でひっぱる『花より男子』をのぞいて、最近の金曜ドラマは苦戦気味だったはずだ。
それにしても、専業主婦松下由樹に笑える。客観的に見ると・・・ぷっ。(そのココロは、今までエッセイで描いてきた世界でもあるからね)息子が私立校へ入ったというのが、彼女を支える誇りなのだが、その息子に手作りの弁当を残されて、ぷんぷんきている。夫も話を聞いてくれないしーと、おかんむりだ。オカンおかんむり。そんな時、藤木直人くんに出会う訳です。臨床心理士だったかな。親友天海は、仕事をもって独身でキレイで輝いてるし、愛情を今まで傾けてきた家族は、彼女なんか見ちゃいない。満たされない想いを抱えている。子育てに一息ついた他の主婦のように自分探し、若しくは社会につながることをしてみたいけど、何をしたらいいのかわからない。で、自分に向き合ってくれる藤木くんに恋しちゃう訳ね。もうやる気満々で、メイクもばっちりになります。速攻で女を変えるのは、やはりそうなんだと思う。人はなかなか変わらないもの。
天海は天海で、もがいている。同窓会では、夫や子どもの自慢が話題の中心になり、松下のような主婦が勝ち組となっている。みんな天海のことを「いつまでもキレイでいいわねぇ~」なんて口では言ってるけど、決して本心からそう思っていないのが痛いほど伝わってくる。奥底にあるのは哀れみ?私って、かわいそうと思われてるの???えーっ。それヘコむな~って感じ。子どもを生むなら、そろそろMAXだ。結婚相談所なるものにも足を踏み入れてみるが、どうもピンとこない。そんな時、藤木直人くんに出会う訳です。 さぁ、親友同士でバッティングしたで。この藤木くん、ちょいといい男だが、かなりヘンな奴。エコの為にマイ箸を持ち歩いている。宴会でのお残しにもうるさい。そういう主義を否定はしないが、周囲に押し付けないでほしい。私なら、黙って自分で平らげる。だから太る。うるせ~
「なに、この男!」と、プライベートでも職場でも対立構造になるが、徐々に彼の感性が自分の中へ入ってくる。ホレたね。愛情のある交流が始まっているのよ♪じんちゃんも、ぐっと画面へ乗り出します。さぁ、そのまま上手く流れていかないのが世の常。天海さんと藤木くんの間へ割り込んでくるのが、元カレ加藤雅也。男の美学を求めて、天海さんをほっぽり、放浪の旅へ出て5年。ひょっこり帰ってきたと思ったら、「やり直したい」とヌカしやがった。天海さん揺れてるで~。藤木くんが横からダメダメ、軽く袖を引っ張っているけれど、そんな声もイマイチ耳に入らない。元カレのことで頭がいっぱいです。本気で恋した人だもの。大塚寧々のことは・・・聞かないで~私の宿敵よ!白竜(『その男、凶暴につき』でホレました)に田辺誠一、ちょいと気になる男の傍には必ず彼女がいる。これ、リアルの話です。そして今回ドラマの中だけど彼女を思い続ける筒井道隆くん、やっぱりいいわ~’ぬーぼー’な男。『王様のレストラン』から好きやってん。けど帽子をかぶってて・・・初回1時間経過するまで東幹久と思ってました。
最近、年の所為か目にきます。アタマもキテいるが、目にもくる。ああ哀しき40代。もうね、今誰が私の前に現れても、かっこよく見えると思う。その代わり内面のババは見通すよ。見通すけど・・・そのうち、そしらぬフリを決め込むようになる。「この年になると、昔より自分が傷つかなくて済むようにするもんね。」天海さんのセリフに一理アリだ。それを’心が広い’とか’器が大きい’とか言ってるのは、多大なる勘違いよ。以上!
前回のエッセイを読んだ友人が、「生活ほっとモーニングの渡辺淳一インタビュー見た?」そんなもん見とるか~!魅惑の人妻の沽券に係わる。「年甲斐のないことをしよう。(できれば恋愛)」と、性懲りもなく提案していたそうで。渡辺先生ねぇ。若いお姉ちゃんと旅行をした。ベッドにおいたジャケットを、ハンガーへかけてもらえなかった。そこで私は気づいた訳です。これは自分がすべきことだったのか。そしてー今まで文句も言わずにかけてくれた歴代の彼女に感謝しなければと。イタイイタイ。私はハンガーへかけた方が喜ぶだろうと知ってはいるが、あえてかけない人間です。本当に自分がしてあげたい行為ならする。が、ポイントを稼ぐ為に無理をするのは嫌だ。最初のデートでも、あえて女性的な気遣いはしません。そういう優しさは、最後の切り札にしようと思うのだけれどーその前に潰れます。ぷーっ。渡辺先生は老年愛を語らせると楽しいよ。『エ・アロール』はよかった!老人ホームで恋のさやあてですからね♪
「年甲斐もないことをしでかして素敵にみえるか、年のせいで正しい判断を失ったと見られるか、ヒジョウに危険な賭けだ」とは友人の弁。ちなみに魅惑の人妻ならどっち?
みなまで言うな!わかってるって!!