私には愛人がいます。18歳の愛人です。
おっと、リアルじゃないヨ。ネット越しの君ですの。
現在私のページには、なじみのお客様が何人かおいでになり、男性の方には勝手ながらその人オリジナルの役割をお頼みしております。それは応援団長であったり、兄貴であったり。憧れの先輩、先生、同郷の友、旦那サマ、居酒屋のおっちゃん、用心棒・・・そして息子。そんな中の愛人というポジションに、果敢にも名乗りを挙げてくれたのが、18歳の少年でした。
彼ね、とてもステキな文章を書くんですよ。彼のページを訪れるようになって、早々にノックアウトされました。おちゃらけた内容を書いている時でも、それには勿体無いほどの考え抜かれた表現・テクニックを使っている。ガンガン押してくる力もある。(それを私はリズムと呼んでいます)あんまり面白くて深夜に一人大爆笑、その興奮冷めやらぬ翌日、夫や息子へ読み聞かせたこともあります。こんな日記を書いた人は、他にありません。
彼と、お話する機会がありました。ちょっとオトナのイケナイ会話をしようと言っていたのに、お互いテレがあったのかイマイチ踏み込めず、いつしかしんみりしたやり取りになっていました。ある恋の場面を語っていたのですが、想いを文字にしながら涙があふれてきて、どうしようもなくなった。そんな事を打ち明けたのは、彼が初めてでした。友人にも、親しくしていたお仲間さんにも、言えなかったことです。
おそらく普通の18歳には、とても受け止められない内容だったでしょう。こんな事を言うと、魅惑の人妻、18の少年相手にどんな過激トークを繰り広げたのか!?と心配される方もおられるかもしれません。が、そうじゃないのです。美しい思い出と背中合わせの切なさ・・・それにまつわる心からの叫び。女性でなく、大人の男でもなく、子どもでもない、彼にだからこそ言えたのでした。本当は、こんな表向きの条件じゃなく、彼の持つ空気・匂い・・・そういったものを表現したいのですが、上手く言葉に表すことができません。私の負の部分を抱きしめてくれる、数少ない人間といったらいいのかな。酷なことしてるよね・・・
「ある恋で得た教訓が、次回も通用するとは限らない。人が変われば、また一から」と、もらした時の「それでも、その恋愛をしたことによって、自分の中で何かが変わっているはずです。」という彼の返答、胸に沁みました。それは私の中で、とても大切な言葉となり、あるお仲間さんが行き詰っている時にも「18歳の男の子に、こんな事を教えてもらったんだけど・・・」 と、伝えました。大人を惹きつける文章が書ける、大人の心に訴えかける言葉が吐けるって、すごいことだと思います。私が彼の年齢だった頃は、ジャンプしまくって大人の世界を味わっていましたから。感覚で物事をとらえていたに過ぎず、実体験には裏打ちされていなかった。
彼とお話しているとね、若いということを侮ってはいけないと思い知らされるんです。Cafe経験も恋愛経験も私より上だった。文章表現、物事を見通す目、なかなかのものです。お前が浅すぎる。それは理解しておりますが、おそらく他の大人にも引けを取らないかと思います。それを謙虚にしまっている所が、またかわいくってね・・・。だから先輩風ふかせて講釈をたれていると、とんだ赤っ恥をかきます。けれど、彼の中に大人を見るのがいいのか悪いのか、時折迷うこともあります。その年齢で知りたくなかったことだってあるでしょう。もっと無邪気に大人へ甘えたい、そんな気持ちもあるかもしれません。
ギュッと抱きしめてあげたいけど、よしよしってしてあげたいけど、できてるかなぁ、できてないよな・・・ 。ごめんね、頼りないおばちゃんで。何だかね、大人が抱え続ける寂しさとか辛さとか、そういうことばかり嗅ぎ取っているのではないかと心配になるの。もっと格好よさ、楽しさも伝えてあげたいのに。あたしじゃ無理やな。せやけど、魅惑の人妻の39歳は決して悪くなかったよ。こう見えて?人生サイコーの年でした。私だけがわかっていることやけど。それでええねん。
Cafeの話もしました。「何か和むんですよね。」という言葉が彼らしくなくて、それがとっても嬉しかった。Cafeのいい面を、理解してくれているんだなぁと。どちらかというとニヒルな、少し距離をおいて人を見ている印象を受けていたので、そうじゃなかったんだと安心したよ。「巨大文芸部みたいな所があるよね。作品を持ち合って、どうよーみたいな。」「部活のノリですよね。」友人には、ネットは憎悪渦巻く世界だから注意するようにと言われました。成る程、そういう一面もあるでしょう。人を傷つけたり、内に悪意を秘めている人も多い。頭から信用するのは危険な部分もあります。けれど、温もりや優しさだって、確かに存在している。
私が元カレへの想いに区切りをつけられたのは、お仲間さんの視点に出会ったからでした。いくら好きだった人でも、急に気持ちが醒めたり、「あなた誰ですか?」という態度をとりたくなる場合があると。恋バナをする中で出てきた言葉でしたが、勉強になりました。そんな事、考えてもみなかった。トロっ。残念ながら、リアル友人とはできなかった話です。(リアル友人には、それにふさわしい話題があるのです)Cafeでの語らいの中に、真実が潜んでいることもある。「こんなバーチャルな世界だけどサ。」「虚の中の実ですよね。」「せやねー♪」虚の中の実。私のお気に入り語録が、また一つ増えました。
今、彼のページには、面と向かって「愛してるよ~」なんて気恥ずかしい年代の応援団が集まっていて、疾走したり、立ち止まったりする彼を、静かに見守っています。太陽の光のごとく燦々とふり注ぐ愛情ではないので、本人にはイマイチ愛されているという実感がないみたい。けれど、彼を想う者同士が手を組めるような空気があり、そこがいいところだなって思います。それとも、本人は常連同士の修羅場を期待しているかな?年上キラーとしては。
「18歳の少年?もし、息子が4年後人妻のブログにハマっていたら。」(アタシが、彼の世界にハマってるのに)「精神の浮気もほどほどに。全てを捨ててもいいと玄関先へ立たれたらどうする。」(どっちが?)友人には、相変わらず心配されちょります。石原真理子にならないよう気をつけますワ。せめて柳美里に。どうも最短距離は、中村うさぎのような気が・・・・おっと、こう見えて私、そこまで体張りませんからーっ。書く為にはやで。
※ アタシがホレた彼の作品
『セプテンバーさん。』『熟女と手淫とゴキブリと』『湯船と李徴と熱湯と』『I was realized by John』
もっと真面目な内容も書いてるんですけど・・・。Mくん、ゴメン。
おっと、リアルじゃないヨ。ネット越しの君ですの。
現在私のページには、なじみのお客様が何人かおいでになり、男性の方には勝手ながらその人オリジナルの役割をお頼みしております。それは応援団長であったり、兄貴であったり。憧れの先輩、先生、同郷の友、旦那サマ、居酒屋のおっちゃん、用心棒・・・そして息子。そんな中の愛人というポジションに、果敢にも名乗りを挙げてくれたのが、18歳の少年でした。
彼ね、とてもステキな文章を書くんですよ。彼のページを訪れるようになって、早々にノックアウトされました。おちゃらけた内容を書いている時でも、それには勿体無いほどの考え抜かれた表現・テクニックを使っている。ガンガン押してくる力もある。(それを私はリズムと呼んでいます)あんまり面白くて深夜に一人大爆笑、その興奮冷めやらぬ翌日、夫や息子へ読み聞かせたこともあります。こんな日記を書いた人は、他にありません。
彼と、お話する機会がありました。ちょっとオトナのイケナイ会話をしようと言っていたのに、お互いテレがあったのかイマイチ踏み込めず、いつしかしんみりしたやり取りになっていました。ある恋の場面を語っていたのですが、想いを文字にしながら涙があふれてきて、どうしようもなくなった。そんな事を打ち明けたのは、彼が初めてでした。友人にも、親しくしていたお仲間さんにも、言えなかったことです。
おそらく普通の18歳には、とても受け止められない内容だったでしょう。こんな事を言うと、魅惑の人妻、18の少年相手にどんな過激トークを繰り広げたのか!?と心配される方もおられるかもしれません。が、そうじゃないのです。美しい思い出と背中合わせの切なさ・・・それにまつわる心からの叫び。女性でなく、大人の男でもなく、子どもでもない、彼にだからこそ言えたのでした。本当は、こんな表向きの条件じゃなく、彼の持つ空気・匂い・・・そういったものを表現したいのですが、上手く言葉に表すことができません。私の負の部分を抱きしめてくれる、数少ない人間といったらいいのかな。酷なことしてるよね・・・
「ある恋で得た教訓が、次回も通用するとは限らない。人が変われば、また一から」と、もらした時の「それでも、その恋愛をしたことによって、自分の中で何かが変わっているはずです。」という彼の返答、胸に沁みました。それは私の中で、とても大切な言葉となり、あるお仲間さんが行き詰っている時にも「18歳の男の子に、こんな事を教えてもらったんだけど・・・」 と、伝えました。大人を惹きつける文章が書ける、大人の心に訴えかける言葉が吐けるって、すごいことだと思います。私が彼の年齢だった頃は、ジャンプしまくって大人の世界を味わっていましたから。感覚で物事をとらえていたに過ぎず、実体験には裏打ちされていなかった。
彼とお話しているとね、若いということを侮ってはいけないと思い知らされるんです。Cafe経験も恋愛経験も私より上だった。文章表現、物事を見通す目、なかなかのものです。お前が浅すぎる。それは理解しておりますが、おそらく他の大人にも引けを取らないかと思います。それを謙虚にしまっている所が、またかわいくってね・・・。だから先輩風ふかせて講釈をたれていると、とんだ赤っ恥をかきます。けれど、彼の中に大人を見るのがいいのか悪いのか、時折迷うこともあります。その年齢で知りたくなかったことだってあるでしょう。もっと無邪気に大人へ甘えたい、そんな気持ちもあるかもしれません。
ギュッと抱きしめてあげたいけど、よしよしってしてあげたいけど、できてるかなぁ、できてないよな・・・ 。ごめんね、頼りないおばちゃんで。何だかね、大人が抱え続ける寂しさとか辛さとか、そういうことばかり嗅ぎ取っているのではないかと心配になるの。もっと格好よさ、楽しさも伝えてあげたいのに。あたしじゃ無理やな。せやけど、魅惑の人妻の39歳は決して悪くなかったよ。こう見えて?人生サイコーの年でした。私だけがわかっていることやけど。それでええねん。
Cafeの話もしました。「何か和むんですよね。」という言葉が彼らしくなくて、それがとっても嬉しかった。Cafeのいい面を、理解してくれているんだなぁと。どちらかというとニヒルな、少し距離をおいて人を見ている印象を受けていたので、そうじゃなかったんだと安心したよ。「巨大文芸部みたいな所があるよね。作品を持ち合って、どうよーみたいな。」「部活のノリですよね。」友人には、ネットは憎悪渦巻く世界だから注意するようにと言われました。成る程、そういう一面もあるでしょう。人を傷つけたり、内に悪意を秘めている人も多い。頭から信用するのは危険な部分もあります。けれど、温もりや優しさだって、確かに存在している。
私が元カレへの想いに区切りをつけられたのは、お仲間さんの視点に出会ったからでした。いくら好きだった人でも、急に気持ちが醒めたり、「あなた誰ですか?」という態度をとりたくなる場合があると。恋バナをする中で出てきた言葉でしたが、勉強になりました。そんな事、考えてもみなかった。トロっ。残念ながら、リアル友人とはできなかった話です。(リアル友人には、それにふさわしい話題があるのです)Cafeでの語らいの中に、真実が潜んでいることもある。「こんなバーチャルな世界だけどサ。」「虚の中の実ですよね。」「せやねー♪」虚の中の実。私のお気に入り語録が、また一つ増えました。
今、彼のページには、面と向かって「愛してるよ~」なんて気恥ずかしい年代の応援団が集まっていて、疾走したり、立ち止まったりする彼を、静かに見守っています。太陽の光のごとく燦々とふり注ぐ愛情ではないので、本人にはイマイチ愛されているという実感がないみたい。けれど、彼を想う者同士が手を組めるような空気があり、そこがいいところだなって思います。それとも、本人は常連同士の修羅場を期待しているかな?年上キラーとしては。
「18歳の少年?もし、息子が4年後人妻のブログにハマっていたら。」(アタシが、彼の世界にハマってるのに)「精神の浮気もほどほどに。全てを捨ててもいいと玄関先へ立たれたらどうする。」(どっちが?)友人には、相変わらず心配されちょります。石原真理子にならないよう気をつけますワ。せめて柳美里に。どうも最短距離は、中村うさぎのような気が・・・・おっと、こう見えて私、そこまで体張りませんからーっ。書く為にはやで。
※ アタシがホレた彼の作品
『セプテンバーさん。』『熟女と手淫とゴキブリと』『湯船と李徴と熱湯と』『I was realized by John』
もっと真面目な内容も書いてるんですけど・・・。Mくん、ゴメン。