JINCHAN'S CAFE

My essay,My life
エッセイを書き続けることが、私のライフワーク

ベビーフェイスにさようなら

2012年02月09日 00時14分27秒 | in the forest
あの頃の関係に戻れないのには

理由がある

私にしかわからない理由がある


心の内は結局誰にも言えなかった

話したところで巻き込まれるだけなのだ

エッセイにだって書けなかった

諍いの道具として使いたくもなかった


だから、ずっと一人で抱えていた

相手が口にした誰かへの痛烈な批判さえも


いい気なものね

何も知らないクセに

心の奥深く埋めこまれた言葉を

時として誰かに向かって投げつけたくなる


しかし口にした以上

それは私の言葉となり誰かの心に突き刺さる


このまま抱え続けるか、解き放つ時が来るのか

或いはさらなる時間の経過と共に

取るに足らないことになっていくのか


本音と建前

同調と共感

今日も人は、自分に相応しい手法で誰かとつながっていく

そうして私は、苦々しい思いでありふれた台詞を噛み締める


「気持ちわかるよ・・・」