9月27日神戸国際会館で開催された、華原朋美コンサートへ行ってきました♪不惑の年代にして、9年ぶりの全国ツアー。これを快挙と言わずして何と言おうか!しかーし、やはり自ら体験するまで、わかりませんものね。一抹の危惧もあったけれど、見事に吹っ飛んだ。アイドル時代のファンとは異なる層をも取り込み、結構な盛況ぶりでした。
面白い趣向だったのが、大団円を迎えていたドラマ『花子とアン』にちなんだ朗読劇。『赤毛のアン』の主人公の独白を、AKBの渡辺麻友が読み上げ、そこへ朋ちゃんが自分なりの想いを重ねていく。ミュージカルでアンを演じた縁もあり、溶け込み易い設定だったのかな。かつての恋、クスリに頼ってしまったこと、そこから立ち上がり今に至るまで。とても素直に、しんみりと語っていたよ。
イケイケだった頃には、したたかな女の子に映っていた。意外と根は純情。おまけに不器用で、世間知らずだったのネ。相手も不器用。そうして彼のそんな所が、彼女の心の回復を、より遅らせたのではないかしらん。フラれる側だって、前へ進みたいんだよ。自分なりに気持ちに片を付け、終わらせたいのだと思う。そこから逃げていたのは、フッた彼の方じゃないのかな。昨年冬、15年ぶりにステージでの共演を果たしたけれど、そんな機会でもなけりゃ、ずっと向き合うのを避けていただろう。
蜜月の時には誰だって優しくなれる。二人の間に軋みが生じてから、どんな対応がとれるか?それが人間力だと、私は思ってる。15年の時を隔てた、再会の場。精一杯大人の対応を心掛けた朋ちゃん VS 差し出された手に、形ばかりの反応しか返せなかった元カレ。そんな構図に何あの温度差!冷たっ!!と、腹立たしさを禁じ得なかったのだが、男ってヤツは女が想像している以上に、融通の利かない生き物なのかも。それはそれ、これはこれって態度、ホントとれないよね。ってか、親密さをアピールしていた人ほど、こうなってしまうのは何なのだろうと、テレビを見ながら、つらつら考えてしまった。
しかし元カレのそんな態度も、再会をきっかけに、少しずつ和らいでいったようで。今回のツアーでは、花束を贈るまでに。ようやく心の余裕が出てきたのかな。
輝く白い恋の始まりは とてもはるか遠く昔のこと
anytime I believe your smile
どんなときでも あなたの笑顔捜してた (『I BELIEVE』)
自分を守ってる全てから守ってる どうして?
進化することなんて ほんとは全然恐くない
(『keep yourself alive』)
くじけたことがあったあの丘
もう一度超えることが必要(『save your dream』)
かつての彼が、メロディーと共に紡いだ歌詞の世界は、今の彼女にこそ相応しい。一つの時代を創ったアーティストならではの洞察力で、先を見通していたのか?或いは、朋ちゃん自身が経験を重ねる中、彼の言葉が血となり肉となり、身体に溶け込んできたのか?若い頃はね、形ばかりで、内容が伴っていなかった気がするんですよ。とにかく勢い(メロディー先行)でもっていってたというか。
でも最近は、一つ一つの歌詞が説得力を持って、心に響いてくる。だから聴いていて楽しい。’決して昔をなぞってるんじゃない。彼女は、今を歌ってる。’じんちゃんは、そう感じているヨ。
会場を埋め尽くしたのは30代〜50代-中高年ド真ん中-の男女でした。このところ、この世代がアツい!浜田省吾や八神純子のコンサートでも、一体どこにこんなにファンが(その熱意と共に)潜んでいたのかという位、集結しています。テレビの歌番組やCDセールスからは、量れない実態ですねぇ。音楽は、若者だけの文化じゃないゾと。
往年のヒット曲&カバー曲で、飽きさせない構成。一番ノリノリで盛り上がったのが、『恋しさとせつなさと心強さと』って、それ篠原涼子の歌やん!JUJUの『やさしさで溢れるように』も良かったな。パワフルな表現力で、山あり谷ありの人生を潜り抜けてきた朋ちゃんならではの、SOULを感じた。
本編ラストは、『DEPARTURES』
どこまでもー限りなくー
降りーつもーるゆーきと あなたへの想い~♪
不覚にも涙がこぼれました。朋ちゃんは、今でも小室さんが好きなんだ。それでもひたむきに前を向き、歩いていこうとしているんだ。そんな風に感じられたから。
いつか…懐の広い男性と幸せになってほしい。関係がアヤシくなった時、相手より自分のプライドを守るような人でなくね。「昔だったら傷ついているだけだったけど、最近はそれを笑いに変える余裕が出てきました。」もっとしなやかに もっとしたたかに。懐かしの映画じゃないけどサ。頑張れ朋ちゃん。
今月はカバーアルバム第2弾が発売。その中の一曲『難破船』を創った加藤登紀子からは、かつて歌番組で一緒になり、直接エールをもらったのだそう。「朋ちゃん、難破船(辛い恋)を経験した女はね、強いのよ。」グズグズになってしまった時期もあったけど、スッと立ち上がった。そんな彼女こそ、僕らのSTARなのだ。
面白い趣向だったのが、大団円を迎えていたドラマ『花子とアン』にちなんだ朗読劇。『赤毛のアン』の主人公の独白を、AKBの渡辺麻友が読み上げ、そこへ朋ちゃんが自分なりの想いを重ねていく。ミュージカルでアンを演じた縁もあり、溶け込み易い設定だったのかな。かつての恋、クスリに頼ってしまったこと、そこから立ち上がり今に至るまで。とても素直に、しんみりと語っていたよ。
イケイケだった頃には、したたかな女の子に映っていた。意外と根は純情。おまけに不器用で、世間知らずだったのネ。相手も不器用。そうして彼のそんな所が、彼女の心の回復を、より遅らせたのではないかしらん。フラれる側だって、前へ進みたいんだよ。自分なりに気持ちに片を付け、終わらせたいのだと思う。そこから逃げていたのは、フッた彼の方じゃないのかな。昨年冬、15年ぶりにステージでの共演を果たしたけれど、そんな機会でもなけりゃ、ずっと向き合うのを避けていただろう。
蜜月の時には誰だって優しくなれる。二人の間に軋みが生じてから、どんな対応がとれるか?それが人間力だと、私は思ってる。15年の時を隔てた、再会の場。精一杯大人の対応を心掛けた朋ちゃん VS 差し出された手に、形ばかりの反応しか返せなかった元カレ。そんな構図に何あの温度差!冷たっ!!と、腹立たしさを禁じ得なかったのだが、男ってヤツは女が想像している以上に、融通の利かない生き物なのかも。それはそれ、これはこれって態度、ホントとれないよね。ってか、親密さをアピールしていた人ほど、こうなってしまうのは何なのだろうと、テレビを見ながら、つらつら考えてしまった。
しかし元カレのそんな態度も、再会をきっかけに、少しずつ和らいでいったようで。今回のツアーでは、花束を贈るまでに。ようやく心の余裕が出てきたのかな。
輝く白い恋の始まりは とてもはるか遠く昔のこと
anytime I believe your smile
どんなときでも あなたの笑顔捜してた (『I BELIEVE』)
自分を守ってる全てから守ってる どうして?
進化することなんて ほんとは全然恐くない
(『keep yourself alive』)
くじけたことがあったあの丘
もう一度超えることが必要(『save your dream』)
かつての彼が、メロディーと共に紡いだ歌詞の世界は、今の彼女にこそ相応しい。一つの時代を創ったアーティストならではの洞察力で、先を見通していたのか?或いは、朋ちゃん自身が経験を重ねる中、彼の言葉が血となり肉となり、身体に溶け込んできたのか?若い頃はね、形ばかりで、内容が伴っていなかった気がするんですよ。とにかく勢い(メロディー先行)でもっていってたというか。
でも最近は、一つ一つの歌詞が説得力を持って、心に響いてくる。だから聴いていて楽しい。’決して昔をなぞってるんじゃない。彼女は、今を歌ってる。’じんちゃんは、そう感じているヨ。
会場を埋め尽くしたのは30代〜50代-中高年ド真ん中-の男女でした。このところ、この世代がアツい!浜田省吾や八神純子のコンサートでも、一体どこにこんなにファンが(その熱意と共に)潜んでいたのかという位、集結しています。テレビの歌番組やCDセールスからは、量れない実態ですねぇ。音楽は、若者だけの文化じゃないゾと。
往年のヒット曲&カバー曲で、飽きさせない構成。一番ノリノリで盛り上がったのが、『恋しさとせつなさと心強さと』って、それ篠原涼子の歌やん!JUJUの『やさしさで溢れるように』も良かったな。パワフルな表現力で、山あり谷ありの人生を潜り抜けてきた朋ちゃんならではの、SOULを感じた。
本編ラストは、『DEPARTURES』
どこまでもー限りなくー
降りーつもーるゆーきと あなたへの想い~♪
不覚にも涙がこぼれました。朋ちゃんは、今でも小室さんが好きなんだ。それでもひたむきに前を向き、歩いていこうとしているんだ。そんな風に感じられたから。
いつか…懐の広い男性と幸せになってほしい。関係がアヤシくなった時、相手より自分のプライドを守るような人でなくね。「昔だったら傷ついているだけだったけど、最近はそれを笑いに変える余裕が出てきました。」もっとしなやかに もっとしたたかに。懐かしの映画じゃないけどサ。頑張れ朋ちゃん。
今月はカバーアルバム第2弾が発売。その中の一曲『難破船』を創った加藤登紀子からは、かつて歌番組で一緒になり、直接エールをもらったのだそう。「朋ちゃん、難破船(辛い恋)を経験した女はね、強いのよ。」グズグズになってしまった時期もあったけど、スッと立ち上がった。そんな彼女こそ、僕らのSTARなのだ。