暑いですねぇ。じんちゃんは、できるだけ動かずエネルギーを温存しておりまする~。ハシビロコウかぃ!7月半ばから夏休みに入りまして。私にとっては、文字通りの充電期間。 本を読み、ドラマを見て、心に栄養を溜めています。
それにしても静かやわぁ。息子は職業体験へ、娘は近隣の図書館へ。夏季休暇というのに、驚く程ひっそりとした我が家です。‘こういう環境も、ええもんやなぁー’ ひょっこり訪れた、小さな幸せを噛み締める。先月は、いろいろと疲れてしもてね。。。
おっと、いきなり愚痴になるとこやった。そうそう。楽しかった出来事から、お話し致しましょう♪
まずは齢48にして、初めての夏フェスへ行ってきました。私だけのドリカムTHE LIVE in 万博公園。35000人のファンが一堂に会する、ビッグイベント!参加へと傾いたきっかけは、朋ちゃん(華原朋美)でした。
遡ること数カ月前、何度か利用しているチケット販売サイトにて、アーチストの「お気に入り登録」をやってみた。これね、便利ですよ~。LIVEへは、それなりに足を運んでいたじんちゃんですが、こまめに情報収集していた訳でなく、久しぶりにアーチストのサイトを訪れたら…‘アチャーとっくにツアーが始まり、申し込みが終わってた~’なんてことも。
公演情報を前もって知らせてくれるので、そうした見落としは、ひとまず解消。加えてジョイントLIVEや、ゲスト出演の様子などがわかる。今回のフェスも、朋ちゃんの参加を通して、浮かび上がってきたのでした。
メインは、DREAMS COME TRUE。その他アーチストは、ドリカムの数々のヒット曲をカバーし盛り上げるという趣向で、朋ちゃん以外の出演者をチェックすると、水樹奈々や NICO Touches the Walls の名前が。
興味あるメンツが、これだけ揃っていれば十分だ。家族を誘ってみると、「行く行く~」食い付いたな。アニメ野郎!という訳で、テスト期間につき泣く泣く留守番になった娘を残し、夫&息子と夏フェス体験。いや~面白かった。
兵庫の片田舎に棲息している身としては、十三(じゅうそう)乗り換えの阪急宝塚線 なんてルートも珍しい。3年前、友人の案内で、息子と見学した学祭を思い出すよ。あの時も、電車を乗り継ぎ、また乗り継ぎ、「aikoの歌の舞台になった駅や~」感動しながら通り過ぎたもんなぁ。。。
途中からはモノレールへ乗り換えまして。我々のテンションも、さらに上がるのだった。やがて最寄りの万博記念公園駅へ到着。「ここでお昼を買っておかないとヤバいんちゃう?」LIVE会場には飲食ブースも用意されているのだが、「地元の花火大会ですら長蛇の列に悩まされているからなー」と駅のコンビニへ立ち寄ると、考えることは皆同じ。
「やはり途中の駅で買ってくるべきだったね。」慣れない乗り換えに四苦八苦、それどころじゃなかったのよ…。ったく人任せにしておいて、後から言いやがる。うちの男どもは、これだから困る。「母さん、飲み物を買い足さなくていいの?」「デッカイ水筒にお茶があるし、父さんも個人的に準備してるみたいやし、大丈夫やろ。」‘たかが数時間のライブに何を言っているのだ。’ 軽く考えていた私がアホやった。
現地に着き、広場の上へシートを広げ、配られたタイムテーブルを眺めていると「げげっ夜の7時まであるのん!?」ちなみに開演は、昼の1時である。
「夏フェスってそんなもんだよ。」訳知り顔で語っているが、自分だって初めての体験なのだ。「2~3時間のつもりで、帰ってから選挙へ行こうと思ってた。」「だから先に行っとかなくていいの?って言ったじゃないか」「僕の初選挙、どないしてくれるねん!」双方からツッコまれる。
「道理で、チケット代が高かったはずだぁ。」「いや、これだけのアーチストが出演してるんだから、逆に安いと言えるかも。」うんうん。各々の持ち時間も予想外にあるしな。って、お前は払っとらんやないかー!!
押し合いへしあいのロックフェスの如き様相を心配していたのだが、決められたシートを広げて過ごす形態は助かった。立ち上がってノリノリになろうが、ゆったり座って眺めようが自由。我々のブロックからだと、ステージは遥か前方で、豆粒くらいにしか見えなかったが、巨大モニターが数か所に設置してあり、出演者が映し出される仕組みになっていた。応援したいアーチストの時には、前方のブロックとの境目まで進出。暑さに疲れれば、広場から出て木陰のあるエリアへ避難することもできた。
6時間に及ぶイベントなので、買い出しやトイレも含め、ある程度は動けないと困る。そうし易い空間的余裕や、お客さんの度量もあったように思う。概ね快適に長丁場を過ごせた。青空の下、好きな音楽を聴きながら、時にビールやワインで喉を潤おす…。サイコーやったわぁ。
数日後、関東で暮らしている友人の帰省に伴い、学生時代のメンバーが集結した。その中に、このドリカムフェスへ参加した友達がいた。かつて息子&私に、学祭案内をしてくれたNちゃんである。「会場で、メールくれればよかったのに」「あの人出では、どうせ会われへんと思って」
当日思い立ち、息子くんと足を運んだのだトカ。その息子くん、大学院へ進学し研究で多忙な毎日の中、有村架純と NICO Touches the Walls が癒しらしい。「日付が変わる頃に帰ってくる生活でヘロヘロ。就職していた方が楽だったかもとすら感じる。私が作った夕飯を口にするのは、翌朝なのよ。」 「手を抜かれへんタイプなんやろねぇ…」「弟の方が要領ええねん。」「それ、あるよね~。きょうだいでもタイプが違う。」と反応したのは、帰省中の友人。
Nちゃんの所よりうんと下の世代になるが、友人曰く ‘のんびり型の兄ちゃんと、しっかり者の妹の図’で、その特徴をとらえたエピソードを聞く度、お嬢ちゃんはお母さん似だなぁとクスリ。私の中で、この友人はデキる女。だから以前「実は結構手を抜いている」と聞いた時には驚いた。何でもそつなくこなすスーパーウーマンだと、解釈していたのだ。
「そこまでやってちゃ身が持ちませんてぇ~」片手をひらひらさせながら否定していた様子が、当時の会話と共に印象に残っている。‘手を抜く’と言えば聞こえは悪いが、話の続きから ‘任せ上手’なんだなと感じた。「エアコンのお手入れや年末大掃除は、業者さんにやってもらう。安いコースもあるわよ。」そういった踏ん切りを、私はなかなかつけられない。が、割り切って楽になることって、確かにあるのよねぇ。
お嬢ちゃんはまだ小学生なのだけど、早くも完璧主義の片鱗がうかがえるそうで、Nちゃんの息子くんの状況とも相まって、『要領よく』 『どこかで手を抜く』という話へ及んでいくのを、興味深く聞いた。「完璧というより、小さい頃から最後までやり遂げたいタイプ。要領悪いのに丁寧で時間かかるから…」息子くんへの見立て。Nちゃんの後半の言葉に、何故だかドキッ。
「一人黙々と取り組んでるうちはまだしも、周囲と協力しながらとなるとねぇ~」呟いていると、別の友人から「完璧であることを突きつめようとすると、人を許せなくなりそうで」と返ってきて、なるほどなぁと。ちょうどその頃、心底疲れる出来事が重なり煮詰まっていたので、我が身を振り返る、きっかけになった。友人サマサマである。食事会の成立までは、山あり谷ありクロードチアリだけどね
Nちゃんとの夏フェス話は、誰の時にトイレタイムだったか?というまっこと下世話な方向へ。「WINNER」「水樹奈々」すべてのステージを焼き付けたいのは山々なんですが、どこかで割り切らなくてはならんのです。トイレと言えば、付近に座っていた巨体のおばさまを、密かにアンドレ・ザ・ジャイアントと名付け、戻ってくる時の目印にしていた、じんちゃん。‘おーっと、これは巨大なる人間山脈でありましょうか’そのお姿を拝見した時、思わず心の中で、古館伊知郎の実況がね。(^^)
WINNERは、韓国出身K-POPの5人組アイドルグループ。会場ではまばらな応援で、イマイチ盛り上がりに欠けたのだが、帰宅後、ワールド記念ホール (神戸でキャパの大きいホール)で3日間もライブが開催されるのを知り、ビックリ仰天。道理で、うちわを持って応援していたお姉ちゃんたちが「みんな立たないのぉ~?!」と、怪訝な顔をしていたはずだ。彼らは、実に爽やかに 『うれしい!たのしい!大好き!』を披露してくれました。ふふ、カバーの部分は聴いていたのよ。
トップを飾っていたのは、Little Glee Monster。平均年齢17歳の女性アカペラグループ。夫が「E-girlsと見分けがつかない」とのたまい、「そら別々のもんやないか~い」と大木こだまの如きツッコミを入れそうになったのを、ご報告致します。彼女たちは、美しいハーモニーで『晴れたらいいね』を。数日後、損保会社のCMでアカペラを披露している彼女たちを発見。遅まきながら気付いた次第です。
華原朋美の時には、それまで座っていたドリカムファンも立ち上がり、結構な盛り上がりだった。息子曰く、「華原さんにきて、初めて全曲わかるステージだった!!」中抜けはあったものの、デビューして20年の重みかな。アイドル時代には縁がなかった、ヴォイストレーニング&体力作りを経ての復帰。その後の、歌と真摯に向き合った数年間。そういう想いってね、きっと観客に伝わるんだよ。 『save your dream』『I BELIEVE』『I'm proud』自身のヒットナンバーに加え、ドリカムの『LOVE LOVE LOVE』を熱唱。
NICO Touches the Walls の見所は、レゲエ調の『決戦は金曜日』。このアレンジで来たか~と新鮮な驚き。悪くないのよ。何だかクセになる趣があった。最後にアニメ『ハイキュー!!』のエンディングだった『天地ガエシ』をやってくれたのだが、我々がライブに酔いしれていた頃、留守番をしていた娘が図書館へ行こうとして自転車で走行中、奇妙な形で車道から歩道へ乗り上げ、もんどりうって天地ガエシになっていたという事件が。つくづく車と接触しなくて幸いであった。(Nちゃんの息子さんにも同様の経験が!)
水樹奈々は、ステージ云々以前にファンが濃い。もう目がクギズケ。絵に描いたようなヲタぶりであった(男性のデブ率高し)。何度もライブへ足を運んでいるのか、アイドル親衛隊の如き振付も完璧。カップルで楽しそうにキメているツワモノもいた。これがヲタ芸ってヤツかー!感動のあまり夫や息子をつつき、振り返らせてしまった程である。それにしても御年36で真っ赤なミニの衣装がちっともイタくない、あの若さは何なんだ?!新曲『STARTING NOW !』のジャケット。ヒマワリに囲まれ、ショートパンツ姿のキュート水樹。 羨まし過ぎるゾ。会場でもらったチラシを見ながら、ハーッハーッ切ないため息をつく…おっさんか!
さて、トリのドリカム。ピンクの浴衣姿で登場の吉田美和。祭り気分が、否が応にも盛り上がる~。代表曲は、ほとんどカバーされていたものの(その他アーチスト参加のスペシャルメドレーコーナーもあったので)『うれしはずかし朝帰り』を、もう1度聴かせてくれましたあとね、個人的には『週に一度の恋人』っていう初期のナンバーをやってくれたのが、じんちゃんは、とっても嬉しかった。『なんて恋したんだろ』『大阪LOVER』ステージの端から端まで、めいっぱい駆け抜けて手を振るドリカムに、一同感激。最後は『何度でも』 の大合唱で、幕を閉じた。
(中村)正人さんが話してた、隣接するEXPOCITYの日本一の大観覧車。当日までの4日間、ドリカム仕様のゴンドラが七夕にちなみ7台あったトカ。来年もまた復活するのかな。
EXPOCITYの大観覧車 ひさびさ乗りたいなぁ!
明日さ、たまにはいいじゃん!!
言うてみたいけど
近そうでまだ遠い大阪~(BY じんちゃん)