言霊を修正する。

言霊の男が言おうとしたのはこういうことか？
人の気持ちが痛いほどわかるようになったものがかつ。勝ち負けなんかじゃあないんやけどね。
親になって始めて親の気持ちがわかる。
子を見てまた勉強する。
好きな人ができたらその人の気持ちを考える。そうやって、人の気持ちを知っていく。人の気持ちを考えへんかったら、そらあ勝てんわ。痛いほどに人の気持ちがわからなあそらあかんわ。

部屋にこもるボクに言霊はこう告げていたのかもしれない。
まだまだやな。爺さんが笑ってる。
仏壇の前で…。

言霊

夢うつつの状態で聞こえた言霊

男の声
人間の特性を知ってな
行動したもんが勝つんや。
特性を知り尽くした方が勝つ。

僕は聴こうとした。
そんなもんテクニックやん。
短期的に勝っても
いずれそれを使う
人間の心が見られるんとちゃうん。

次に女の声がした。
あそこもなあ。
かったもんのものや。

男の声は言った。
お前が歴史を語るわけではない。
死んだ後のことや。
人生勝ったもんの勝ちや。

僕は言葉を失った。
夢うつつにこんな言霊を聞いたらいかん。
一生懸命に目覚めようとした。
指から金縛りをといていった。

目が覚めると太陽がまぶしかった。

気が向いたら

今度気が向いたら
天王寺の市立美術館でも行くか。
「祈りの道」とかいうのやってる。

ボクの亡き爺さんは昔
滝に打たれて何日も修行をしたとか。
爺さんには怒気がすごくあった。
わけのわからん血が流れているのかなあ。

今は心に風が吹いている。
落ち着いた状態にない。
いつも風が吹いている。
部屋を静かな状態にしても
心には風が吹いている。

おかしなことに寝たら金縛りにあう。
最近は楽しんでいるからいいけどね。

入院前寝ながら
自分の首を絞めること３回。
もうええやって力を抜いたら
自分で絞めてるんやから
息がしやすくなる。

入院中にも看護士に首絞められたけどね。
やれって感じで力抜いたら看護士が泣きそうな顔してた。
俺、何をしたんやろう。

保護室には監視カメラがついてある。
寝るまで電気は消してもらえない。
寝にくいから消してといっても
受け入れてもらえない。
水がほしくてももらえない。
風呂にもはいれない。
寝る前に一服タバコを吸わしてもらえるだけ。トイレの水で体をぬらす。
トイレの水で水分を補給する。
お茶も用意してくれるがそれでは足りない。
何度も看護士は呼べない。
呼んでもこないから、保護室では壁をたたく他の患者の音が聞こえる。
一ヶ月保護室で暮らした。
すると３回トイレの水を流し３回手を洗うと看護士がくるんだと気がついた。
カメラにはムカついたので
カメラを潰してやろうともした。
これが精神病院の保護室です。
まだ何か隠れたことがあるかもしれません。保護室で君が代を聞いたのは幻聴なのかなあ。
あっそれと拘束帯で身動きが取れなくもされました。それと３人で看護士が来ると尻に注射されます。腹が立つので３人で来ると一人攻撃してやりました。
注射しますからねとかいわない。