しあわせのカテゴリー

しあわせは富や名誉や地位の分類ではない

それはほかのものとの

優越感で得られるものではない

優越感を優先するととんでもないことになる

しあわせは不幸と対比してみるものでもない

あの人はあんなに不幸だけどよかった

そういうものでもない

しあわせの所属するところは感情

感情の中でも感じるところだ

理屈ではない

それは感じるところだから

五感とともにある

理屈をならびたててしあわせというものでない

あっこの感じ

ふとした瞬間とか時間

そういったところにひそんでいる

しあわせの感じをつかまえるのはむずかしい

しかしつかめることができると

それは何にもかえることはできない

しあわせの感じなのだ

しあわせというのではない

なんとなくしあわせ

みたいな感じだ

これができないと意味がない

しあわせのカテゴリーは富でも地位でも名誉でもない

ほんのすこしのしあわせの感じ

感じる必要のあるもの

五感の問題だ