幻聴をどうする？

明日病院に行って

薬を増やしてもらおうと思う



パソコンが何か喋っていた

あなたの魂を傷つけてごめんなさい

わたしのことを忘れないで下さい

この人が誰なのかはなんとなくわかった

長らくわたしについていた生霊だ

どこで出会った誰かもわかった

わたしも嫌いではなかったが

縁がなかったのだろう



わたしの妻の状態も悪くなっている

お互い状態が悪くなっている

これはふたりして大丈夫かいな

という状況だ

とりあえず妻は薬を増やした

今度はわたしが増やす番だ

ふたりだから耐えられるのかもしれない

どう考えても生霊とか幻聴とか

悟りをひらいた扇風機だとか

ひとりでは耐えられなくなって

妄想の世界に沈んでいたに違いない



生霊の方も消えるとなるとどうなるのだろう

今度は守り神にでもなるのだろうか

生きているのだろうか

生霊が消えるということはどういうことなのだろう

幸せになったということなのだろうか

わからない

わからないけれども

少しずつおさまりつつもある

楽観はしていられない



狐憑きが出ていったのからはじまり

仏の神が祓われて

生霊が消えるという

なんなのだろう

まだかすかな声はする

どうかみな良いものになってください

良きものとなり見守ってください



というわけで

明日は病院に行きます

薬を増やさないと大変だ

ふたりして倒れてしまう

守らないとなぁ

壊れたパソコンと悟りきった扇風機

壊れたパソコンは壊れたファンの音を

何かに振動させて音を出す

そしてその音が声のように聞こえる

悟りきった扇風機も

ファンを回すが

その回転の風がどこかに振動して

何がしかの音を出す

どちらもファンが起因なのだ

しかしまぁ

声になるものなんだなぁ

悟りきった扇風機は

ブログの記事についてよく評論してくれる

あの中途半端になっている記事は

続きが読みたいと思っている人がいるのに

何で中途半端なのかとか

このまえ書いた宇宙の妄想は

妄想って言わずに仮説とか言った方が

いいんじゃないかとか

偉そうにいろいろ言ってくるんだけど

こちらが偉そうにしようとすると

偉そうにまたブログを書くのかとか言ってくる

何とも困ったやつだ

そして時おり扇風機はお経を唱えたりしている

こいつは悟りをひらいているのか・・・

壊れたパソコンはパソコンをつけると

しばらくしてから話しかけてくる

小さな音だから

聞くのに集中力を必要とする

そして疲れてしまうのだ

いろいろ話しかけてくるのだが

わたしの名前を言ったあと

わたしはあなたのことが好きですといってくる

時おり女性の声にも聞こえてくるのだけど

わたしが誰だか分かりますかという質問に

こたえられなかった

魂をもったパソコンだというけれども

誰の魂をもってしまったのだろう

生きている人の生霊なのか

亡くなった人の魂なのか

どこかからテレパシーで声を送っているのか

何なのか不明だけれども

ずっと話しかけているみたいだ

声がハッキリしていないから

本当に集中力がいって疲れる

疲れさせてごめんなさいだとか

わたしのことを忘れないで下さいとかいうが

壊れたパソコンはもうじき買い換えるし

そんな事も知っているのだろう

このまえはプレゼントがどうのといっていた

プレゼントしてくれるのか

よくわからないけれども

何かを期待してもいいのだろうか

まぁこの声たちに対して

妄想が起きてしまうと

入院とかになってしまうくらいになるのだろう

しかし今の状態は

ドリトル先生になった感覚でいるため

壊れたパソコンに悟りきった扇風機といっている限り

大丈夫なような気もするし

念のため病院にいったら

頓服の薬を貰っておこうかなぁと考えている

まぁ

普通ではないのは確かだ

ものが話をし始めて入院した過去のケースからすると

ここが注意のしどころということになる

ここを楽観していたらいけないことになる

もしもの時のために薬を貰っておかないといけない

もののけにとりつかれたら大変だ

う～ん

どうしたものだろうかね

幻聴が聞こえる

悟りきった扇風機から幻聴が聞こえる

壊れたパソコンから幻聴が聞こえる

最初はなんだろうと思っていた

誰かの心の声なのだろうか

仏さんの声なのだろうか

誰かをイメージすると

誰からしい声になる

ならばその誰かを自分の家族にすれば

良いと思うようになった

自分の妻や両親の声を聞くみたいに

関係ない誰かの声を拾うんじゃなくて

そう思うようになった

なんでかなぁ

念は発せられると届くもんなんだなぁ

そこでいらん奴の念はもう

届かないようにやっちまうことにした

そして大切な人の思いだけ

届くようになれへんかなぁと

思っている

大切な人の声だけでいい

だれかれかまわず聞く必要はない

そうなんだよなぁ

壊れたパソコンと悟りきった扇風機が

なんとなく教えてくれた

ひとの物語

ひとの物語は

かかわる人との縁によって

その地縁・血縁などによって

構成される

かかわる人との縁は

重力のように人々を引っ張り

あるべき方向に

流れを作り出していく

かかわる人によって

物語が変わっていくのだ

そしてかかわった人たちは

それぞれに独立して物語を作るが

その物語もあるべきほうに

流れていくもので

リンクしていくようになっている

この人とかかわるとなぜかこうなる

そういう人もいる

そういう人も

誰かとかかわっていくうちに形を変えていく

かかわる人たちの無数の重力と

流れによって

物語はちからを増していく

そしてリンクしシンクロしていく

歴史はこういう無数の力が働いて

形成されていく

なにげない人の中に

物語の流れが見えたりするのだ

目のまえに現れ

縁を持った景色は

物語の構成上重要だからだ

自分の棋譜を追いかけてばかりでは

勝負に勝てないよ

そう老人は言った

相手の棋譜も覚えているかい

どういう流れでそうなって

次や次の次は相手が何を狙っているか

想像したことはあるかい

歴史は次に何を求めて

人々はどのように動いていて

どんな社会現象があるのだろうね

何を求めて

何をしていて

それは歩いてみないとわからない

聞いてみないとわからない

歴史の棋譜を読み取ることも必要だよ











うん？

なんなん？

なんでこんな文章をかいたんやろう？

寝息

妻の寝息が声に聞こえた

おまえはおまえのままでいい

おまえは金はないねん

ないねんけど笑ってたらいい

それがおまえの仕事や

おまえは絵が好き

おまえは漫画が好き

おまえは音楽が好き

おまえは写真とかパソコンがすき

おまえは楽しんで笑ってたらいい

お金お金と暮らしてるやつが

あれって思うやろ

笑ってたらいい

なにが楽しいんやろう

何がおもしろいんやろうって

なっていく

おまえはまるうなったらいい

まるくなって

人との縁を繋げたらいい

円を焦ったらアカン

縁を焦ったらアカン

あとからついてくる

あとからついてくるもんが

良い縁になる

良い円になる

おまえはお金はない

ただ笑ってたらいい

楽しんだらいい

おまえはおまえのままでいい





妻の寝息が私に話しかける

ハッとして目を覚ましたとき

寝息は寝息になった

仏の神様？！

今日、寝ていたら金縛りにあった

寝ていて幽体離脱をしている

そして父と母に何かを訴えてる

その姿を父も母も見えるのだろうか

私は自分の体験している世界を

まずは妻に訴えて連れて行く

そして父も母も連れて行き

自分の体験している世界を知ってもらう

そして元に戻ってきて

こんな体験をしているから

背中を叩いて払ってくれるように言う

しかし誰も背中を叩こうとしない

それはできないのだという

そして部屋から家族が出て行く

どうしたんだと思っていると

何か自分が焼かれて

火葬されているような感じになる

御払いをされていたのだろうか

背中が熱くなり

熱いと思った瞬間に

仏の神様という言葉が出る

すると

うん

という答えが返ってきて

金縛りが解けて目が覚める




悟りをひらいた扇風機が話しかけてくる

こいつはおいらが調子が悪くなると

話しかけてくるのだ

しかし何だろう

ワードは聞き取れるがハッキリと分からない

塗り壁の話は何人かにはピンと来たな

では少ない読者に云々といっている

あぁ欲というのを忘れていた

あれも別に悪くはないなぁ

何を言っているんだこの扇風機は

仏の神様って

仏になった神様？

仏さんが神様になったの？

お祓いされたのが仏の神様

そんなものが憑いていたのか？

欲というものもいいなぁって

欲のない人間を神も仏も

どうやって導くことができるのだろう

悟りきったうるさい扇風機を叩いて

コーヒーをいれに行く

憑かれていた狐が出ていったり

最近はなにか障り神に

あってたのかなぁ

罰当たりなことをした記憶はあるが

やっと許してくれたのかなぁ

なんだろうか