映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ふたりの5つの分かれ路』

2007年11月07日 | Weblog
ふつう

フランソワ・オゾン 監督
ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ、ステファン・フレイス、ジェラルディン・ペラス、フランソワーズ・ファビアン、アントワーヌ・シャピー、マイケル・ロンズデール、マルク・ルシュマン 出演

離婚手続きを終えたマリオン(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)とジル(ステファン・フレイス)は、小さなホテルの部屋で性急に肌を重ねる。虚しい錯覚に気づいたマリオンは、セックスが終わったあと、すぐに立ち去る。そして時計の針は逆さまに回り出す。

男女の決定的な違いを別れから出会いまで遡って描いた作品。
これね、思い当たるところもあるし、理解できないところもあるだろう。
絶対そばにいてほしいときに男がいなかったりすると……、というのは理解しやすいが、しゃべってほしくないことをしゃべってしまうというのを理解できない男は多いのではないか。

微妙なポイントをついているのはわかるが、作品全体としてそれほどおもしろい作品とはいえない。別れたばかりの人には、つかれて痛いだけと感じてしまう人もいるだろう。