映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『時をかける少女』

2007年11月11日 | Weblog
ふつう

細田守 監督
声の出演 仲里依紗、石田卓也、板倉光隆、原沙知絵、谷村美月、垣内彩未、関戸優希

明るく元気な高校2年生、紺野真琴は、優等生の功介とちょっと不良な千昭と3人でいつもつるんで野球ばかりして楽しい毎日を送っていた。そんなある日の放課後、真琴は理科準備室で、突然現れた人影に驚いて転倒してしまう。その後、修復士をしている叔母・芳山和子のもとへ自転車で向かった真琴は、ブレーキの故障で踏切事故に遭ってしまう。死んだと思った瞬間、真琴はその数秒手前で意識を取り戻す。その話を和子にすると、和子は意味ありげに、それは“タイムリープ”といって年頃の女の子にはよくあることだと、冗談とも本気ともつかない説明をするのだった。

悪くはないのだが、オジサンジェネレーションが考えたようなスガスガシサが鼻につく。力のはいった背景とはいっていないキャラクターとの落差、主人公のドジっぷりがありえないほどのひどさ。どこに落としたのかわからない装置を未来人が理科準備室に探しに来る不思議さ。
どうもうまく話にのめりこめない。

アニメとCGの融合はうまくいっていると思う。