映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『インビジブル2』

2007年11月14日 | Weblog
わるい

クラウディオ・ファエ 監督
クリスチャン・スレイター、ピーター・ファシネリ、ローラ・レーガン、デヴィッド・マキルレース、ウィリアム・マクドナルド、サラ・ディーキンス、ジェシカ・ハーモン、ソーニャ・サロマ 出演

ライズナー研究所で謎めいた殺人事件が発生する。捜査に当たるターナー刑事は現場を引き継いだ国防総省から締め出しをくらい、代わりに犯人の次の標的と目される科学者マギー・ダルトンの警護を命じられる。事件の真相について堅く口を閉ざすマギーだったが、見えない犯人の襲撃を受けたことでターナーにすべてを打ち明ける。事件の背後には、軍による究極の武器“姿なき戦士”を作る極秘研究が存在した。そして、透明化による最大の懸案だった副作用を抑える緩和剤が開発され、特殊部隊のマイケル・グリフィンが被験者として透明人間となるが、そこには思いも寄らぬ陰謀が隠されていた…。

演技は悪くはないが、シナリオが悪い。
最初に事件があるが、なぜそこで事件が起こるのかの必然性がない。もっと人が少ないところでやればいいのに。
次に、透明人間を軍が待ち構えている。ナイトビジョン(暗視装置)で見分けることができるというのを知っている。これを取り逃がすのだ。
終盤刑事と透明人間の対決がある。おもむろにナイトビジョンを用意する刑事。なんで ? それまで一回も使用したことがないのに。
また、透明人間が必要としている薬剤をなぜ与えなかったのかの説明がよくわからない。
クリスチャン・スレイターがもったいない。『アローン・イン・ザ・ダーク』といい、ひどい作品の常連にするのはまだはやいぞ。