映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『悪魔とダニエル・ジョンストン』

2007年11月12日 | Weblog
よい

ジェフ・フォイヤージーク 監督
ダニエル・ジョンストン、キャシー・マッカーティ、ジャド・フェア、ギビー・ヘインズ、マット・グローニング、ルイス・ブラック、ビル・ジョンストン、メイベル・ジョンストン、ディック・ジョンストン、マージ・ジョンストン、サリー・ジョンストン、 ブライアン・ビーティ、デイヴ・ソーンベリー、ジェフ・タルタコフ、ローリー・アレン、スティーヴ・シェリー 出演

その名はダニエル・ジョンストン。1961年生まれ。厳格なキリスト教原理主義の一家の末っ子として生まれた彼は、ロックやコミック、そして映画作りに熱中する少年~青年時代をすごす。しかしそんな彼の姿は、家族にとっては反社会的な姿にしか見えない。やがて彼は自作自演のカセットテープを作り出し、周囲に配り始める。運良く80年代の音楽シーンやMTVの流れに乗った彼は、「有名になりたい」願望も相まり、一躍脚光を浴びることに。しかしそれはまた、彼の精神が病んでいく始まりでもあった…。

ミュージシャンでありアーティストのダニエル・ジョンストンに関してはなにも知らずに観たが、彼の詩はこころに迫ってくる。

父親の操縦する飛行機のキーを取り上げ外に投げ捨て、墜落するというとんでもないこともやる人だが、ローリー・アレンという大学時代のあこがれの女性をず~~っと思い続け、そのことを何度も曲にしていたりする。
DVDのおまけではいっていた、その彼女との26年ぶりの再会のシーンは感動的だ。