別に優生社会だから反対しているのではなく、嫌がられる施設全般に反対運動はつきものです。
火葬場や葬儀所、病院でも特殊なのとか、病原菌の研究施設など上げたら、
キリがありません。
その中でもマシな幼児施設でさえも煩いと反対する人すらいますから。
どうなのかよくわかりませんが、近所にある施設の関係なのか以前そう見える方が
集団で移動されていてやはりどう見られるのか難しい話です。
単に反対とばかり言ってもおられないのもありますよね。
最終的にどこかには作ってあげないといけないのですから。
要は他人事でないのです。
上記とは別件の例のひばりヶ丘の件ですら、こう言う報道のされ方にはならなかったですよね。
緊急措置とはいえ、ある場所はこう言う報道で、ひばりヶ丘のは緊急措置的に何も報道されないのか違和感を覚えます。
施設を肯定否定しているのではなく、報道の在り方が公平なのかと気になます。
基本的にこれまで政府が自治体が行ってきたような施設まで民間に委託するような考えなのがどうなのか問題になっていますよね。
在宅介護で最悪の老々介護による問題とか無視できない状況でも元の老人ホームのような制度を強いませんよね。
基本的に強いれば都会から年寄りは田舎へと逃げますよ。
だって都会はスペースもないですし、高い特老ホームからあぶれていますよね。
昔のように公立の老人ホームを強いたら、財政的に無理な話だけですよね。
単純に考えても公務の放棄でしかなく、そのツケが民間での近所トラブル、
反対運動の形で表れているに過ぎません。
なので神奈川県の例ではありませんが、自治体も関係者の説得に努力しないといけないのです。
記事が言わんとする内容には理解を示してもその
<優生社会を問う>
ではなくて、近隣住民の社会参画を問うくらいなのかと思います。
難しいのは近隣住民の説得で丸きっきしの反対はともかく誤解や
それなりに出来る範囲での交渉についてどううまく折り合いをつけるのか
また一般的な状況の目安とかをきちんとしておくべきです。
例えば、そういう施設があっても地価が下がらないとか、反対に固定資産税で
減税してでも理解を求めるのかなど少しは考えないと千葉の危険地域の件では
ありませんが、対策が遅れたことで施設を紹介できなかった者から問題が生じても結局ダメですから。
もう少し、記事を書かれる方が自分の考えに拘らずに、現実的な状況の説明と
なすべき施策を考えて貰えたらと思います。