基本的には代表権のない相談役です。
ただ、長年の慣行で周囲の人が意見に従っているのでしょう。
隠していると言うより話しても詳しくない筈です。
知っていたら、自分が説明して説き伏せると言うのでしょう。
また、問題の本質は役員と言うよりも女子アナの上司やコンプライアンスの担当への話とか組織的に守れない状況なのですが。
誤解しているように見えてしまいます。
たとえ、権力はあっても解決能力は皆無です。
解決できるなら、1回目の記者会見から上手くやらせています。
そもそも定例の社長会見を意識した時点で失敗でした。
最初だけでも10分ディレーで中継とか、フリーは除いてもある程度の枠にしておけば良かったのかと思います。
後出しジャンケンなので簡単な話ですが。
おそらく、日枝相談役は今のコンプライアンス以前に国際規格的な経営の理解をされていないのかと思う節があります。
他国の場合、CEOは最高経営責任者です。
代表取締役社長よりも偉い立場はなく、責任ある立場とはなれないのです。
それが道理で日本の相談役は通常名誉職でしかありません。
また、おそらく、この時点でまだ名前を残されている時点で問題を意識していないのでしょうね。
問題を意識していたら、役員表は暫く改訂中とかにして晒さないものかと思います。
遠藤副会長が辞めるとして残る役員の処遇こそが本当の意味で問われています。
副会長の進退よりも元総務省の吉田真貴子氏の進退とか、日枝相談役の進退の方が重要な注目点なのに晒してしまっています。
この辺りが勇退や辞任で明確に立て直しと総務省との癒着拒否が必要なのです。
それなしならスポンサーは戻り難いのではないかと考えます。
女子アナの人権問題ですので普通ならそちらがテーマなのですが、そう言う記者会見になっていません。
それに例えばNプロデューサーの進退も何も発表していない方がおかしいのです。
認めたくなくても処罰しないと問題は大きいのでしょう。
彼が喋ってしまうと相当に大変な事になると噂されています。
第三者委員会もいいのですが、期待外れだと見放されて終わります。
その前に対処する事は臨時でもやらないと責任を取るよりも前に責任を取らせて、かつ疑惑は払拭する事をしないと信頼回復のきっかけが見つからないように見えます。
それに記者会見にフジテレビの取材っておかしくないですか?
そんなのは社内で済ませよとなりますから。