15日のニューヨーク外国為替市場ではこの日、発表されたアメリカの先月の小売業の売上高が市場予想を上回ったことで、アメリカ経済は堅調でFRB=連邦準備制度理事会の利下げが遅れるとの見方が広がりました。
その前の日本側の発言がこれです。
口先介入ではなんの効果もないのです。
ズバリ介入するか、金利を上げるしかないのでしょう。
つまり、国債利回りを上げて、つまり安売りせざるを得ないのかと思います。
ただ、当然ですがそんな事をしたら予算が組めなくなるのでしょう。
状況が瀕してしまったのはやはり金融緩和で本来なら禁じ手の日銀の国債買い入れがあったのかと思うようになりました。
国債を無理矢理に低金利にし続けた事で市場は兎も角見かけ上の発行額は普段より多めになっていましたから。
実際には日銀の当座預金が増えただけです。
その分が市場に流通するなら、まだ景気が良くてと言う話になりますが実際に銀行は貸し出していません。
だから、一部では景気がよくないし、かつ物価高で苦しい経営や生活にならざるを得ないのでしょう。
ネットで言う海外への融資や支援はしても被災者への給付には否定的と言うか、下手すれば過疎化を理由に切り捨てになりかねないのです。
選挙で票目当てにばら撒いても結果として全体の景気や需要は良くならなかったのです。
その上、コロナで支援金を出したから日銀の当座預金は増えてしまいました。
普通なら国の負債が増えて、国債が買われずに安くなり金利は高くならないとおかしいのに日銀はそうさせません。
日米金利差で円安と言う話ですが、日本経済は強くアメリカに投資しています。
なのに市場では円が売られるようになってしまいました。
アベノミクスも当初から疑問視されたのは国債発行額や通貨供給過多でのインフレでした。
しかしながら、実際に起きたのは原油高、食糧高のインフレでした。
問題は世界の他の国が賃金を上げたのに特に最低賃金を上げ渋った結果、一部の貧困が問題になっていました。
それで需要も伸びないし、物価も高く出来ないのです。
と疑問と言うか、愚痴を並べても解決方法は思いつきません。
普通に通貨危機レベルの状況なのに資源がなく、自給率も低いのでなんともならないのかと思いました。
改善すべきなのにやって来なかったのが影響しています。
また、時間をあけて頭の整理が出来たら書き直そうと思います。