強い影響ではなく、悪い影響が出るから騒いでいる実感がないのでしょうね。
政教分離を憲法で決めている以上疑わしきは困るのですよ。
憲法20条は、1項で「いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない」と、3項で「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。」と定めています。
そして、憲法89条は、公金その他の公の財産は、宗教上の組織等のために支出してはいけないと定めています。
つまりは、その一つ一つを監査して問題が有れば改善するしかないのです。
まして相手が旧統一教会なのがもっとも悪いのですよね。
簡単に言うと、家庭連合になった経緯とかも含めて過去の問題が噴出します。
カルトのように監視されるか否かの点でも自民党側に疑念が残っています。
これが他の宗教団体ならまだ過去が無いのでイメージが悪くないのです。
かと言っても裏で関係があってもそこは触れてこなかったのです。
だって幾ら無償で応援したとしても人件費や交通費、弁当代は掛かりますよね。
そう言うのと宗教団体の関連団体での講話や参加でツーペイしているのでしょう。
別にツーペイなので問題は無いのですが、参加者が勘違いして政治を動かせるような誤解を招くのが悪い影響です。
少なくとも表では何事もなかったように繕う訳ですから。
でもそれを情報として出回ると嫌がる人は嫌がります。
某与党の政党と某宗教団体のようにほとんどの人が知る仲ならそれも是正したい人は居ても行動に出た人はどうなんでしょうね。
それにしても他にも今はあまり目立たなくなった某宗教団体の政治組織とかも何かと活動していますよね。
知られたくないのとは違うのでしょうけど、表だって関係を全て明かす訳にはいかないのかと思います。
少なくとも利害関係や金の相殺などしっかり監査しないと違憲です。
つまり、宗教とは無関係に互恵関係を示さないと厳しいのです。
親父さんや祖父の赳夫氏がそんなに問題視されなかったのはより違う所に思考回路が有ると知れていたからです。
違う所を優先すれば他は二の次になりますから。
細田さんの参加のようなのを表に出されるとそれこそ誤解を招くことになります。
総務会長がこれで良いのかとならないでもないのです。
結局、表の無関係が必ずしもボランティアで済むのかと言えばそうではありません。
むしろ、重要なのはボランティア任せにして苦労していない点もよくないイメージなんです。
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