日本の縄文とエストニアと共通性が見られます。
日本人の神道と同じようにエストニア人の土着の信仰では、
自然界に敬意を払い、全てのものは繋がっていて自然界の
リズムが人間生活を司っていると考えます。
エストニア人は、自然への敬愛を太古からやっていて習慣で
表します。
週末には森の中を散策しながら、キノコ類やブルーベリーを
採取します。多くの人が自家農園やハーブを栽培し、自分の
薬を作っています。
私は、エストニアのIT産業の発展とともにこの二〇年余り、
エストニア人のヘルシーに貢献してまいりました。
IT産業の表舞台を支えるのは健康とエストニアいうことを、
エストニア人は過酷な旧ソ連時代の経験で学んでいました。
エストニアの版画家カルヨ・ポルの神話的古代世界は、
エストニア人の魂へと導く窓で、二〇一八年に日本の志木市で
開催された個展も満員御礼という盛況でした。
映画「縄文にハマる人々」を観たエストニアの方から絵画集
『エストニアの心 カルヨ・ポルの世界』をプレゼントされ
ました。少しだけご紹介します。
「自分が何者かは良くわかりません。
ですから、人はどこ出身かをいうのです。
森、海沿い、山、ステップ出身・・・
人はまだ見ぬ土地への渇望と故郷の思いに翻弄され、この二つが、
何処にいて、誰なのかという、私たちの存在を作っているのです。」
ヤーン・カプリンスキ
絵画集の中には、仮面、丸太舟を漕ぐ、小石のスパイラルなどの
版画などがありました。
エストニア人の縄文は絵画に、縄文人は土器に託したのですね。
“I don’t know who I am.
Therefore, people say who they are from.
From forest, coast, mountain, or steppe...
People are bombarded with a thirst for unseen land and
feeling for the hometown.
These two things make our existence of where I am and
who I am.”
―Jaan Kaplinski
In the artbook, there were prints art of mask, rowing a l
og boat, spiral of pebbles, and so on. Estonians put their
thoughts into drawings, so did Jomon people into clay pots.
Estonians and Jomon people
The commonality between Jomon people and Estonians
is bold acting power and careful planning. The electronic
resident system of Estonia, e-Residency is a program that
releases the electronic platform of the Estonian government
not only to Estonian people but also to foreign people.
This may surprise you, but the Estonian government did not
develop any new technologies for e-Residency.
They only released already-existing technology to foreign
people. However, it is also an advantage of the Republic of
Estonia which can adopt such a bold policy.