ところで周知のメビウスの帯と呼ばれる現象があります。このメビウスの帯は不思議な現象をもっています。本題に入る前に触れておかなくてはならない事があります。本来のメビウスの帯は、両端が有限ではなく無限につながり、形として表しにくいと考えられています。この形として表しにくい「メビウスの帯」をわかりやすく表すために両端を切って有限にあらわされたものが、通称私達が「メビウスの帯」と呼ぶ、いわゆる細長い一枚の紙を使って説明されるものです。ここでは、たとえば細長い紙を百八十度のねじれを加え張り合わせた形に大使、メビウスの文様と表記します。
メビウスの文様の特徴は、次の二点にあります。
1・表と裏の区別がつかない輪が生まれていること。
2・メビウスの文様に切れ込みを入れ続けると、円環がうまれていること。
一口メモ
メビウスの帯の作り方
1・細長い一枚の紙を百八度ねじりその両端をのりずけします。
2・はさみで切れ込みを入れ続けると、円環の連鎖が生まれます。
3・メビウスの帯を作るときに忘れてはならない事は、帯を百八十度ねじって、その
両端をはりあわせなければ、絶対的に「メビウスの帯」にはならないということです。
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