ゆっくりと時間が流れています。

零下２度
音が聞こえない世界を体験、体が驚いています。鳥の鳴き声も車の音も何も聞こえません。朝早起きして、キッチンに行ったらマルトがポリッジを作っていました。今日も同じくポリッジとジャムのメニューです。コーヒーを入れて飲もうとしたら、ソイミルクをマルトがくれました。それを見て私はマルトはただのおじさんではない事がわかります。エストニアの地方に幅広く心導哲学を展開させているマルトは中々洗練された意識の高さを隠し持っていると感じました。チーズが食卓に出ないベジタリアンだから本物！
マルトは１年前からベジタリアンに変更、肥満体形から１０キロ痩せ努力しています。リーダーが賢い選択をしてくれたお陰で生徒達もヘルシー思考に変わりました。心導アシスタントインストラクターを１０年近く指導した後、インストラクターコースを去年の春から３０人受けさせていますが、マルトは生徒を厳しく選択しています。合宿の勉強会はみんな仕事をお休みしてから参加していますので真剣！です。DNAメソットの体験はみんな気に入ったようです。

眠りの世界へ入りました。

－１度
ペンションの周りは雪景色で、とても広々として静かです。
ここに来てから眠くてしかたありません。時差も完全に解消！八重子さんも私もワークの合間は寝ています。
食事はマルトがベジタリアンなので、みんなベジタリアンの食事を食べています。昨日の昼は黒パンとポリッジに玉葱のきざみとヨーグルトをかけて食べました。こんな食べ方がある事がわかりました。美味しかったです。
夕食は人参とジャガイモの野菜スープ。今朝はパイナップル、ジャガイモ入りのポリッジにリンゴとイチゴのジャム。
塩っぽい味噌汁と玄米が恋しくなります。

ラクエレのペンションへ

－２度
車で１時間４５分の田舎ラクエレのペンションでマルトがオーガナイズする心導インストラクターのワークに１８人参加しました。トーマスが車でお迎えに来てくれました。トーマスがいうには日本人は特別な民族で、中国人とは違う！と八重子さんに話したそうです。
八重子さんはトーマスも日本人のような雰囲気を持っていると、トーマスはお爺さんもお母さんも目が細く吊りあがり肌が黄土色です。お父さんは白人顔ですと、日本人に似ていると言われて喜んでいました。

エストニア人は去年の春ワークのときよりみんな腕が上がっていたのには驚き！でした。とくにイルマルのヒーリングは価値があると感じました。

夜はオバマ新大統領就任式。エストニアのテレビではニュースでしか放送されないので、トーマスがインターネットで見れるようにセットしてくれました。エストニアには二つのチャンネルしかありません。
こちらの人はアメリカよりもロシアやEUのことが興味の対象なのか、みなさんテレビのニュースを見ただけで部屋へ引き上げました。
八重子さんとトーマスと私でオバマの就任式を見ました。

インストラクターのメンバーが夜になって続々とペンションに集合してきて、ペンションは超満員になりました。何処の国も女の人は良く喋りますね。

エストニアのタリンへ

－２度ヘルシンキからタリンへ船で移動しました。寒くなかったです。ハーバーにはカトリとウルマスがお迎えに来てくれ、嬉しい再会！八重子さんも元気で一緒に行動しています。彼女は車の移動中に写真を撮りながら、「素敵な建築の通リをみて、旅行に出た気分になったわ！」と。
今日はバチカンの教会の重要な洗礼の日だと云う事で教会の前に人の列が出来ていて、私達もその列に並びました。待っている間に八重子さんは女の人達のかぶっている帽子が「素敵ネエ！毛皮もいい趣味！コートも良い生地で素晴らしい！ここって何？」と。
貧富の差の激しさを感じました。
プロの目からみたエストニア人（ロシア人も混じっています）はセンス良いと評価されていました。フィンランド人とは少し違うそうです。


街の中の可愛いホテルに一泊して２０日から２５日までオールドマルトのワークで、田舎の方へ移動します。
タリンの古い城や街角は観光地として経済効果を果たしています。

夕食にカトリの家へ招待されました。カトリは八重子さんに日本の長野オリンピッックに参加した時の日本の印象を熱く語っていました。お寺が素敵！日本食が美味しい！日本人が好き！自然が好き！八重子さんはそのカトリの話を聞いて、「彼女は前世で日本に住んでいたのではないかしら」と。
ウルマスはエストニア大統領夫人に電話で、私のヒーリングの予約の日取りを決めていました。八重子さんが「ウルマスは日本にいるオジサンみたいね。大統領夫人はきっと良い人ね。ウルマスとお友達ということは」と。

八重子さんは楽しく縄文心導ワークで体も改善されながら楽しんでいます。

ヘルシンキ２日目のワーク

１度インストラクターのワークに１８人が参加しました。
１０年も心導をやっている人もいて皆さんとてもヒーリングが上手です。
ワークを終えての感想は「身体が温かくなった。DNAメソットの指のアイデアはとても良かった！マスター倉富の英語が上手になっている！」と。
暖かくなって雪が溶け出して足場が悪いので捻挫して足首を引きずって来たラウリーは心導ストレッチと宇宙遊泳のストレッチ（発想の転換！ペアーで足の裏を合わせて仰向けに寝て、足を広げたり、曲げたりして股関節を緩めるストレッチで無重力を感じるストレッチ）膝が痛かったサムリも全快した！と。
みんなで癒しあうワークはやっぱり凄い！です。私も元気になりました。
本当にワークは止められないです。

明日はエストニアへ行きます。
またまた感動の日が待っていると予想されます。

ヘルシンキに来ています。

－５度ヘルシンキはあまり寒くなくて助かります。
バルカオスから来たサムリは今朝－９０度だったそうです。
八重子さんは寒さが想像がつかないと言われています。
アシスタントインストラクターの勉強会をシべりュース公園の傍にあるコミニュティーでありました。１２年前にこの近くにツーラーの家があり、いつも来たときは散歩していたエリアです。
初心に帰り心導の講義は自分の為になりました。

八重子さんは勉強会で身体がリフリッシュして縄文心導の魅力を語ってくれました。「少し疲れました。最後のメリティションは眠くなり辛かった。いつも考えている人だけど、終わった後は何も考えなくてぐっすり長い時間寝ました。こんなに良いワークはアメリカにもありません。テーク&テークのアメリカ人の心を変えるに必要なワークですね」と。

ハメリナへ列車で到着

－７度ユバスクラから１時間３０分のハメリナへ、駅にはティーナと八重子さんがお迎えに来てくれました。何故八重子さがハメリナにいるのか？彼女はヘルシンキ空港に着き一泊し一足先にハメリナへ到着していました。お久しぶり！サンフランシスコからはるばるフィンランドのワークに参加されて感激！
ティーナは大学教授で縄文心導、DNAを受講中、一泊ホームスティを引き受けて下さいました。日本ブームがこのハメリナにも来ていて、彼女のマンションのカーテンやシーツは漢字、ひらがな、カタカナの模様入りここでも日本ブーム。
ハメリナは５４００人の人口の小さな町ですが、その中で２８人の人が集まるなんて、凄いことだとおもうと八重子さん。
新聞社の女性記者が２名、記事の取材の為に待っていられました。心導はフィンランドで有名ですが、どうしてと思いますか？」と質問、「フィンランド人と日本人は似ています。ルーツをたどれば縄文文化と長江文化に遡ります。女性だから出来る世界平和を目指しています」と答えたら「夢がおおきいですね」と記者。
１１年のキャリアを持つレーナがオーガナイズしてくれました。
八重子さんが縄文ハットをプレゼンしてくださり、王冠のデザインが素敵！
有難うございました。

フィンランド縄文ロックフエスティバル企画

－40度７月の下旬に縄文ロックフエスティバルを企画しているのは、フィンランド縄文心導協会だそうです。誰かの企画に出演するのかと思っていたら、ケウルの縄文心導インストラクターのラウラのご主人のヤリーがオーガナイズし、ホームフエスティバルとして会場は３００人くらいの規模からスタート、その内に世界規模で縄文ロックを拡げて行く計画だそうです。

ビックリ！ですね。

ヤリーは元ロックバンドのリーダーで作詞作曲家、フィンランドでは有名だったそうです。今は郊外に広い土地と家を持ち家族を大切にしています。
ホームフエスティバルはそういうヤリーの気持ちが反映されています。音楽の夢は今も湧き出てきて、縄文ロックフエスティバルはヤリーの提案でした。
縄文ロックの作詞作曲も考えているそうです。ミュージシャンの健康にもなる、縄文ストレッチを会場で披露します。
日本縄文心導協会に習い、盆ストレッチなどのカードも作る予定です。

楽しみですね！

新聞社の写真撮影がありました。

ユバスクラの新聞社のインタビューの写真撮影を湖でしましたが、－７度に風があったので、寒かった～です。カメラマンも心得ていてアットいう間の時間でしたが、撮影の為に手袋をとったとたん指先の第一関接が凍りそうでした。

朝８時にアンネリは湖に泳ぎに行きましたが、周りはアイス盤になっていて、サウナもないところで３分程泳いでいました。
５０才過ぎの女性が次々に飛び込んでいました。元気ですね。
湖から上がったら手足がポカポカするそうです。伝統的な健康法だそうです。

着衣室は暖かくしてありましたが、壁には心臓発作を起した時のための人工呼吸法が貼ってあったので、時折そういう人が出ていることがわかります。慣れない南国育ちの私などは遠慮した方が良さそうです。

夕食に寿司と海苔巻きをアンネリに講習しました。
サーモンと小鰯のオイル漬け、卵、マシュルーム、アボカド、キウリ、などでしたが、皆さんが美味しい！と言って食べてくれました。

明日はハメリナへ列車で２時間の所へ移動します。

１月１４日は私の長男、有為君の誕生日でした。

アンネリの家族と一緒に過ごしていると家庭を恋しく思います。
家族っていいなあ！と思いながら自分が無くした大きなものを感じます。
いつも心の奥底からあふれ出る思いを押し込めながらこの２２年突走って来たのですが、アンネリのお父さんが私の父親にそっくりだった事で、押さえていた感情がもろに出て来てしまいました。１月１４日は有為君の３６歳君の誕生日だったことを思い出しながら、自分が歩いて来た人生を振り返りこれからは子供達に迷惑を掛けないような人生を送らなければと。
息子は３６歳にもなるのに有為君と呼ぶにはふさわしくないけれど、何故か私の中では今でも有為君なのです。中学３年迄千恵子と３人で福岡で暮らしていました。
奥さんの美和子さんと長女なみねチャン（８歳）長男ゆうと君（７歳）の家族と町田市に住んでいます。「ラスト、リゾート」という会社で電気関係の光ファイバーの取り付けなどをしています。父親が歯科医師だったので、手先が器用で、電気関係の細かい仕事はお手のもの、今では社員が１０人。「お母さん仕事は技術だけでなく人から好かれることが大切！」「自分は家庭的に恵まれなかったので、自分の城をつくり家族や会社の社員の幸福を守り、地域住民のためになる仕事をしたい。将来はラストリゾート（最後の楽園）を自然の山に作りたい」と言って頑張っているそうです。息子のホームページを紹介いたします。ブログも書いているようですので良かったら見てください。

http://www.last-resort.jp/

アンネリに息子の誕生日の話をしたら「彼は心導をやっていますか？」と、「ストレッチと子供達に足のヒーリングをしています。」と言った「良かった！」と納得していました。「フィンランド人がみんな食事を一緒にするのではなく自分は古いタイプ」とも言っていました。

子供達には母親失格の私ですが、地球規模からみた母親ならば少しは点数をもらえるようこれからも精進したいと思います。