一昨日、11月11日、オマーンとのテストマッチ、ハリル監督がやっと世代交代に動いたかと思われる布陣で臨みました。
最前線に大迫勇也選手、サイドに齊藤学選手、トップ下には清武弘嗣選手、ボランチに山口蛍選手、両サイドバックに酒井宏樹選手、酒井高徳選手、センターバックに丸山祐市選手、実に7人もの南ア組でない選手を並べました。
これに本田圭佑選手のかわり原口元気選手を入れれば、世代交代完了です。ボランチの長谷部誠選手とセンターバックの吉田麻也選手は外さなくてもいい選手でしょう。
これでサウジアラビア戦に臨めば、勝っても負けてもハリル監督続投で構いません。明確な世代交代の意思を見せての結果であれば、次につながります。
サウジ戦に負けると、自動出場権獲得の2位以内がかなり厳しくなります。でも私は、この布陣で臨めば負けないと思っています。悪くても引き分け、勝てる確率はかなり高いと思っています。
オマーン戦でよかったから、という短絡的な考えからではありません。考えてもみてください。清武選手こそ出番が少なくなりましたが、大迫選手、原口選手はブンデスリーガの押しも押されぬレギュラーです。齊藤学選手、山口蛍選手は国内組とはいえ、高い能力は誰もが認めており、経験も豊富です。
もはや大一番に臆するような年代ではなく、W杯本番でもっとも活躍できる年代であり、選手としてのピークを迎えている選手たちです。
私はこのプログで何度も書いていますが、どんな選手でもキャリアのピークに向かって勢いよく成長していく時期と、キャリアのピークを過ぎて力が下り坂になっていく時期を迎えるのです。
本田圭佑選手、長友佑都選手、岡崎慎司選手たちは、確かにこれまで日本代表を引っ張ってきた経験豊かな選手たちですが、この選手たちの力と、さきにあげたキャリアのピークを迎えつつある選手たちの力は、必ず交差して逆転する時期が来るのです。
私は10月に入る前から「いま世代交代を図っておけば、十分間に合います」と主張してきました。代表監督になる人は、その見極めが大切な仕事です。
少なくとも、今回の最終予選がスタートした9月から10月の2ケ月間、監督は、キャリアのピークに向かっている選手たちの力をよく見ることなしに「経験豊かな」という理由だけで、所属チームでベンチを温めることが多いベテラン選手を起用してきました。
今回、ハリル監督は大迫選手の活躍を見て「流れの中から点をとれる選手を探していた。いい候補が見つかった」と話したといいます。このコメントを聴いて私は「ホントかいな」と思いました。
あれほどサッカージャーナリストが「大迫がいい」「大迫は成長している」と推奨してきたのに何も情報収集していなかったのかと。それとも、それ以前の情報をもとに、大迫選手に対する評価をかなり低く設定して、情報収集の対象にしなかったのではないかと思うようなトンチンカンぶりです。
さて、来週15日にはサウジ戦です。ハリル監督はどういう先発メンバーで行くでしょうか。今回、ハリル監督は本田圭佑選手にかなり厳しい評価を下したらしいです。それはそうでしょう。試合に出ていない本田選手ですから、さすがに流れについていけなかった感じですし、ダイナミックさが影をひそめていました。
サウジ戦のスタメンチョイスメンバーがハリル監督の今後の命運を左右すると思います。そのことをハリル監督が認識してチョイスするかどうかです。
私が考える布陣は、10月8日の書き込みでも少し触れましたが、前線から大迫、2列目に左から齊藤、原口、清武、ボランチに長谷部、山口、両サイドバックは両酒井、センターバックは吉田麻也、パートナーはハリルにお任せ、GK西川です。
2列目に齊藤、原口、清武と並べたところが特徴です。清武は右サイドというよりは真ん中よりです。齊藤はタッチラインからエンドラインに向かって仕掛けるタイプ、原口はサイドから中央に切れ込むタイプです。
清武が中寄りにポジションをとることで空く右サイドをボランチと酒井宏樹がケアすることになります。
あまり戦術的なことに立ち入らない主義の私ですが、ハリル監督を見ていると、どうしても世代交代の布陣に話がいってしまいます。
サウジ戦、もしハリル監督が、南ア・ブラジル4人組(本田、長友、岡崎、香川)の一人でもスタメンに使ったら、即退陣です。使わなかったら負けても続投でいいです。私は負けないと確信しているからです。
最前線に大迫勇也選手、サイドに齊藤学選手、トップ下には清武弘嗣選手、ボランチに山口蛍選手、両サイドバックに酒井宏樹選手、酒井高徳選手、センターバックに丸山祐市選手、実に7人もの南ア組でない選手を並べました。
これに本田圭佑選手のかわり原口元気選手を入れれば、世代交代完了です。ボランチの長谷部誠選手とセンターバックの吉田麻也選手は外さなくてもいい選手でしょう。
これでサウジアラビア戦に臨めば、勝っても負けてもハリル監督続投で構いません。明確な世代交代の意思を見せての結果であれば、次につながります。
サウジ戦に負けると、自動出場権獲得の2位以内がかなり厳しくなります。でも私は、この布陣で臨めば負けないと思っています。悪くても引き分け、勝てる確率はかなり高いと思っています。
オマーン戦でよかったから、という短絡的な考えからではありません。考えてもみてください。清武選手こそ出番が少なくなりましたが、大迫選手、原口選手はブンデスリーガの押しも押されぬレギュラーです。齊藤学選手、山口蛍選手は国内組とはいえ、高い能力は誰もが認めており、経験も豊富です。
もはや大一番に臆するような年代ではなく、W杯本番でもっとも活躍できる年代であり、選手としてのピークを迎えている選手たちです。
私はこのプログで何度も書いていますが、どんな選手でもキャリアのピークに向かって勢いよく成長していく時期と、キャリアのピークを過ぎて力が下り坂になっていく時期を迎えるのです。
本田圭佑選手、長友佑都選手、岡崎慎司選手たちは、確かにこれまで日本代表を引っ張ってきた経験豊かな選手たちですが、この選手たちの力と、さきにあげたキャリアのピークを迎えつつある選手たちの力は、必ず交差して逆転する時期が来るのです。
私は10月に入る前から「いま世代交代を図っておけば、十分間に合います」と主張してきました。代表監督になる人は、その見極めが大切な仕事です。
少なくとも、今回の最終予選がスタートした9月から10月の2ケ月間、監督は、キャリアのピークに向かっている選手たちの力をよく見ることなしに「経験豊かな」という理由だけで、所属チームでベンチを温めることが多いベテラン選手を起用してきました。
今回、ハリル監督は大迫選手の活躍を見て「流れの中から点をとれる選手を探していた。いい候補が見つかった」と話したといいます。このコメントを聴いて私は「ホントかいな」と思いました。
あれほどサッカージャーナリストが「大迫がいい」「大迫は成長している」と推奨してきたのに何も情報収集していなかったのかと。それとも、それ以前の情報をもとに、大迫選手に対する評価をかなり低く設定して、情報収集の対象にしなかったのではないかと思うようなトンチンカンぶりです。
さて、来週15日にはサウジ戦です。ハリル監督はどういう先発メンバーで行くでしょうか。今回、ハリル監督は本田圭佑選手にかなり厳しい評価を下したらしいです。それはそうでしょう。試合に出ていない本田選手ですから、さすがに流れについていけなかった感じですし、ダイナミックさが影をひそめていました。
サウジ戦のスタメンチョイスメンバーがハリル監督の今後の命運を左右すると思います。そのことをハリル監督が認識してチョイスするかどうかです。
私が考える布陣は、10月8日の書き込みでも少し触れましたが、前線から大迫、2列目に左から齊藤、原口、清武、ボランチに長谷部、山口、両サイドバックは両酒井、センターバックは吉田麻也、パートナーはハリルにお任せ、GK西川です。
2列目に齊藤、原口、清武と並べたところが特徴です。清武は右サイドというよりは真ん中よりです。齊藤はタッチラインからエンドラインに向かって仕掛けるタイプ、原口はサイドから中央に切れ込むタイプです。
清武が中寄りにポジションをとることで空く右サイドをボランチと酒井宏樹がケアすることになります。
あまり戦術的なことに立ち入らない主義の私ですが、ハリル監督を見ていると、どうしても世代交代の布陣に話がいってしまいます。
サウジ戦、もしハリル監督が、南ア・ブラジル4人組(本田、長友、岡崎、香川)の一人でもスタメンに使ったら、即退陣です。使わなかったら負けても続投でいいです。私は負けないと確信しているからです。