「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

シリア戦、看板選手の活躍は素直にうれしいものです。

2016年03月30日 20時58分30秒 | サッカー日本代表

昨夜のフル代表、シリア戦、それこそ終わってみれば5-0の圧勝でしたね。GK西川周作選手のファインセーブや相手のミスがなかったら立場が変わっていたかも知れない試合でしたが、香川真司、本田圭佑といった看板選手が活躍しての勝利は、やはり爽快感が違います。

今朝のスポーツ紙、うまいぐあいに東京にいましたのでコンビニの店先で確認できました。報知を除く3紙が一面トップに香川をもってきました。ひさしぶりの3紙です。

それはそうでしょう。後半21分の胸トラップからの反転左足ボレー、香川真司選手の持てる能力が結果に表れた見事なゴールでしたから。

そのあと、後半41分には香川のクロスを本田圭佑が頭で押し込んだゴール、まさに看板選手2人が絡んでの得点でした。

看板選手といえば、この人も負けてませんでした。長友佑都選手、試合終了間際だというのに全速力で左サイドを駆け上がりパスを受けるとタッチライン側まで切れ込んでセンタリング、原口選手のヘディングゴールをおぜん立てしました。あの駆け上がる時のスピード、もはや試合終了間際だというのに「ワァー、なんだぁこれは」という速さでした。

まぁ、香川選手については、とにかく代表で計算できる選手になって欲しいということですよね。ひとたび持てる能力が発揮されれば文句なしのパフォーマンスですが、いかんせん、これまでは年に1回あるかないかという程度ですから。

ブラジルW杯のことはもう過去のこととして問いません。アジア最終予選でコンスタントに力を発揮して欲しいと願うばかりです。

今回、宇佐美貴史選手は結果につながる仕事ができませんでしたが、監督の信頼は揺るがないと思います。ポスト香川をめざして欲しいですね。

最終予選に向けた課題は何かといえば、それは守備陣でしょう。特にラインコントロールの統率という点は、過去10数年間で最もレベルが低いように思います。昔、ワールドカップに出て間もない時期の日本代表も、怖がってズルズルとラインを下げてしまい、オフサイドにかけて危機を回避せず、いたずらに危ない場面を何度も作っていましたが、いままた、その轍を踏んでいるようです。

ハリルホジッチ監督が自ら守備陣のテコ入れを図れるのか、誰かコーチ陣でその役を担える人がいるのか、その成否いかんでは相当危ない最終予選になるでしょう。

報道によれば、近く発表されるFIFAランキングが最終予選の組み分けを大きく左右するそうです。2組どちらに入っても1997年の最終予選と同様の厳しい道のりになるに違いありません。

私たちも覚悟して待ちましょう。

ではまた。


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