両親の家へ向う途中に、”市原ぞうの国”という看板がある。ぞうの国?象がいっぱいいるのだろうか?ちょっと気になる。行ってみるか!
ということで、看板にしたがって、しばらく進むと間もなくぞうの国に到着。駐車場には車が二台しか停まってない。かなり空いてそうだ。まあ、混んでいるよりは空いている方がいい。(笑)
入園料を払い、入り口の門をくぐると動物たちの鳴き声が聞こえ始めた。ここには象だけでなく、いろいろな動物がいるようだ。ぞうの国なんて言いながらも、けっきょく動物園だなと思ったのも束の間、普通の動物園とはちょっと違っていることに気がつく。
小さなバケツに入ったニンジン、キャベツ、バナナなどが400円で売っている。どうやらこれを買うと動物にエサをあげれるらしい。リスやウサギなどにエサをあげられるところは行ったことがあるが、ここは象のほか、キリン、カバ、シマウマ、らくだなど大型の動物にエサを直に与えることが出来る。
キリンなどは、あの長い首を檻の隙間から出し、よだれを垂らしながらエサを取りに来る。キリンの顔が目の前だ。キリンの顔をあんなに間近でみることなんて、めったに出来ない。また象は鼻で檻を激しくたたき、エサを催促する。エサをあげないと水をかけてくる。(笑)
普通、動物園の動物たちは、ほとんど動かないような状態で、見ていてもあまり面白くないのだが、ここの動物たちは人間に近寄ってくる。カバなども名前を呼ぶと、巨体を揺らしてやってきて、目の前まで大きな口を開ける。
ライオン、トラなどの猛獣もいるのだが、さすがにこれらにはエサをやることは出来ない。しかし、かなりの近い距離で見ることが出来る。その辺の動物園で物足りなさを感じている方には、けっこう刺激的な動物園かもしれない。
しかし、ここでのメインはやはり”ぞうさんショー”。園内のメイン広場で行われるのだが、象の檻からはけっこう離れている。象は象つかいに操られて、檻からメイン広場へとゆっくり歩いてくるのだ。どうりで園内に糞が落ちていたりするはずだ。(笑)その数は6頭。かなりの迫力だ。
芸自体は、それほどすごいというものではないが、間近で象が見たり触ったり出来るというのは、なかなか出来ないことだと思う。お客さんを寝転ばせて、その上を象がまたいで通るなんてこともやったりする。6頭の像がいっせいに放水したときは、かなりの勢いで水が出ているのを間近で感じた。
”市原ぞうの国”は思っていたよりも、楽しめる場所だった。しかし”ぞうさんショー”を見ていたお客さんは、約10人。これだけの動物を維持していくのに、この状態で大丈夫なのだろうか?
ここの園長さんは、映画化された”星になった少年”の原作を書かれた方だそうだ。柳楽優弥さん演じる主人公は園長さんの息子さん。
現在の動物園では、老いたり怪我をした動物はバックヤードで飼育されるそうだが、象は身体が大きいため、そのような場所が作れず、残りの余生を冷たいコンクリートの狭い象舎で過ごさなければいけないらしい。
ここの園長さんは、高齢の像たちが余生を土の上で過ごせる様、勝浦に像の楽園を建設中だそうだ。そういった思いや信念を持って、経営されていると思うと、ひとりでも多くの方が、”市原ぞうの国”に足を向けてもらえればと思う。
映画”星になった少年”は、まだ見ていないが、今度見てみようと思っている。
市原ゾウの国
写真は象の背中に乗って撮ったもの。写っている人は像つかいの方。
家具工房jucon a.i
ということで、看板にしたがって、しばらく進むと間もなくぞうの国に到着。駐車場には車が二台しか停まってない。かなり空いてそうだ。まあ、混んでいるよりは空いている方がいい。(笑)
入園料を払い、入り口の門をくぐると動物たちの鳴き声が聞こえ始めた。ここには象だけでなく、いろいろな動物がいるようだ。ぞうの国なんて言いながらも、けっきょく動物園だなと思ったのも束の間、普通の動物園とはちょっと違っていることに気がつく。
小さなバケツに入ったニンジン、キャベツ、バナナなどが400円で売っている。どうやらこれを買うと動物にエサをあげれるらしい。リスやウサギなどにエサをあげられるところは行ったことがあるが、ここは象のほか、キリン、カバ、シマウマ、らくだなど大型の動物にエサを直に与えることが出来る。
キリンなどは、あの長い首を檻の隙間から出し、よだれを垂らしながらエサを取りに来る。キリンの顔が目の前だ。キリンの顔をあんなに間近でみることなんて、めったに出来ない。また象は鼻で檻を激しくたたき、エサを催促する。エサをあげないと水をかけてくる。(笑)
普通、動物園の動物たちは、ほとんど動かないような状態で、見ていてもあまり面白くないのだが、ここの動物たちは人間に近寄ってくる。カバなども名前を呼ぶと、巨体を揺らしてやってきて、目の前まで大きな口を開ける。
ライオン、トラなどの猛獣もいるのだが、さすがにこれらにはエサをやることは出来ない。しかし、かなりの近い距離で見ることが出来る。その辺の動物園で物足りなさを感じている方には、けっこう刺激的な動物園かもしれない。
しかし、ここでのメインはやはり”ぞうさんショー”。園内のメイン広場で行われるのだが、象の檻からはけっこう離れている。象は象つかいに操られて、檻からメイン広場へとゆっくり歩いてくるのだ。どうりで園内に糞が落ちていたりするはずだ。(笑)その数は6頭。かなりの迫力だ。
芸自体は、それほどすごいというものではないが、間近で象が見たり触ったり出来るというのは、なかなか出来ないことだと思う。お客さんを寝転ばせて、その上を象がまたいで通るなんてこともやったりする。6頭の像がいっせいに放水したときは、かなりの勢いで水が出ているのを間近で感じた。
”市原ぞうの国”は思っていたよりも、楽しめる場所だった。しかし”ぞうさんショー”を見ていたお客さんは、約10人。これだけの動物を維持していくのに、この状態で大丈夫なのだろうか?
ここの園長さんは、映画化された”星になった少年”の原作を書かれた方だそうだ。柳楽優弥さん演じる主人公は園長さんの息子さん。
現在の動物園では、老いたり怪我をした動物はバックヤードで飼育されるそうだが、象は身体が大きいため、そのような場所が作れず、残りの余生を冷たいコンクリートの狭い象舎で過ごさなければいけないらしい。
ここの園長さんは、高齢の像たちが余生を土の上で過ごせる様、勝浦に像の楽園を建設中だそうだ。そういった思いや信念を持って、経営されていると思うと、ひとりでも多くの方が、”市原ぞうの国”に足を向けてもらえればと思う。
映画”星になった少年”は、まだ見ていないが、今度見てみようと思っている。
市原ゾウの国
写真は象の背中に乗って撮ったもの。写っている人は像つかいの方。
家具工房jucon a.i