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 メカ・ワンダーランド
(あなたの知らない海の世界)

アメリカ8日目続き

2016-07-12 21:59:08 | America
なんと! 今日はカドニーの息子、エリックの誕生日〜



左から、エリック、ジェニー、カドニー、スティーブ。
カドニー家の誕生日パーティーに参加させてもらいました!
他人の僕が、プライベートなパーティーに参加していいのか?
って、思ったけど、スティーブも、元旦那さんだから、今は他人だな(笑)

あっ、でも二人の父親だから他人じゃないのか?
まあ、そんなことはどうでもいいっか!
だって、写真には写ってないけど、デンジャラスなグレッグも一緒だったし(笑)

実は、カドニーの子供たち、自閉症なんです。
って、僕は自閉症のこと、よく知らないんだけど、人とうまくコミュニケーションが取れなかったり、ルーティーン通りに物事が進まないと、感情が乱れたり・・・
それって、僕もそうなんですけど(笑)
彼らのことを知れば知るほど、自分に似ているって思っちゃう。
1週間、彼らと過ごして感じたことは、とってもいい子。
いい子って、表現が正しいかわからないけど、彼らから教わることはいっぱいあります。
エリックは、英語も日本語も話せて、買い物に出かけると、トイレの場所や、買い物するところ、食事するところを教えてくれます。
家では、ゴミの捨て方も教えてくれました。
ジェニーとは、まだ僕はうまくコミュニケーションを取ることが出来ないんですが、お母さんの言うことを守って、ちゃんと買い物を待っていたり出来るんです。

なんか、ここがめぞん一刻のように個性派揃いのためか、彼らのことも自閉症っていうよりは、個性のある面白いヤツみたいな感覚で接することが出来ます(笑)

日本では、度々変わっていると言われることがある僕が、ここではごく普通のつまらない人に思えます(笑)

エリックは、今日で18歳。



お誕生日プレゼントは、なんとキティーちゃんの本!
まだ、子供だな〜って思ったけど、キティーちゃんなんと!41歳、エリックは熟女好きだった!?(笑)
実は彼、キティーちゃんの本で、日本語を勉強したみたい。
YouTubeもけっこう見ているみたいで、かなり勉強熱心。
あっ、本人は勉強と思ってないかもね。そういう方が、きっといいんでしょうね〜

彼が誕生日だったおかげで、こんなにデカいピザを食べることが出来ました!



これでミディアムサイズだって。1番デカいのはこの2倍くらいあるらしい。

あっ、このパスタも美味しかった〜



アメリカ人ってのは、こんなのばっかり食べてるから、デカくなるんだなぁ〜
僕も、横にデカくなって、帰国しちゃうかもね(笑)

しかし彼らは幸せそう。
カドニーの愛情をいっぱい受けているんだろうね。
カドニー自身も、毎日楽しそう。

彼らを見ていると、何が不幸で何が幸せなのかを、考えさせられちゃいますね。

まあ、僕はお腹いっぱいピザが食べられて、幸せでした(笑)
エリック、誕生日おめでとう〜!!

アメリカ8日目

2016-07-12 20:40:02 | America
1週間経っても、サッパリ英語が聞き取れない・・・

予定では、英会話にも多少慣れて、どこかのカフェで、金髪の可愛い女の子と仲良くなって、さらに英会話を上達させるはずだったのに・・・

実際には、英語が話せないんだから、女の子と出会うチャンスもなく、話をするのはカドニーの周りのオッサン達ばかり(笑)

カドニーの家はシェアハウスで、カドニーとその子供達の他に、元旦那さんスティーブ、スティーブの今の彼女エンジェル、フレンドリーなデーモン、デンジャラスなグレッグ、謎の隣人他、まだ何人か住んでいるみたいなんだけど、現在シェアハウスはリフォーム中で、いろんな人が出入りしていて、誰が住人だかよくわからない状況。
ここは言ってみれば、アメリカのめぞん一刻(笑)

家の外には、学生もたくさんいるんだけど、ホームレスもいっぱいいたり、葉っぱをやっている人もいるらしい。
とにかくここは、誰がスタンダードなのかよくわからない地域。
アメリカに到着した日の夜には銃声もしていたし・・・

って、カドニーに言ったら、「それは、たぶん花火じゃない?」
まあ、それ以来聞いてないから、花火ってことにしときましょう(笑)

そうそう、それでね。
僕は今回、このシェアハウスにタダで泊めてもらっているんですよ!
もしかして、このブログを読んでいる人の中には、juconって貧乏ぶってるけど、アメリカなんかに行っちゃって、もしかしたら京都の老舗旅館の御曹子なんじゃないの?
なんて、思っている人はいないか(笑)

つまり、この旅行は基本往復の飛行機代だけ。
食事もけっこうご馳走になっちゃってる。
やっぱり、僕の人徳ですね〜(笑)

って、世の中、そんなに甘いわけないでしょ。
働かず者食うべからず。



火花散らして働いてますよ!

リフォーム中のシェアハウスの階段に手すりを付ける任務を受けました!



加工手順を英語で説明されるんだけど、ほとんどわからん。



それでも、木工をかじったことがあるので?
いや、木工屋さんだった!
なので、なんとなくフィーリングでわかったような、わからないような(笑)

写真の二人は、デーモンとグレッグなんだけど、二人とも、元ソルジャー。戦争に行った経験があるみたい。
特に戦争について話をするわけでもないけど、僕の知らない世界を知っている人と一緒に仕事をするってのは貴重な経験じゃないかなと思います。



デーモンは、僕のイメージしていた、まさにアメリカ人って感じで、とっても爽やかなナイスガイ!

今日はスライドソーの使い方を教えてくれました。


実際の作業手順は、スティーブ(元旦那さん)が教えてくれて、今日は階段のステップに、ドリルとノミを使って、穴を掘る作業。

穴を掘る位置にマーキングをするんですが、サンプルで書いてもらった墨線がマジック!




これにはちょっと驚いた。
サンプルと同じように、他のステップもマーキングをしなくちゃいけないんだけど、こんなに太い線じゃ、正確な線を書くのは大変だぁ〜



運良く、ボールペンを持っていたので、僕はボールペンでマーキングをすることに。
マーキングが終わったら、ノミとドリルを使って穴あけ。
人の仕事だからね、メッチャ慎重にやるので、すごく時間がかかります。
日本人は几帳面ってイメージがありそうだから、そのイメージを僕が壊さないようにね(笑)

今日1日では、この作業は終わらず、明日も穴を掘る予定です。

英語は上手くならないけど、穴を掘るのが上手くなりそうです(笑)