motto² jucon 

jucon Solo Exhibitions
 メカ・ワンダーランド
(あなたの知らない海の世界)

明日は勿来へ

2011-04-13 19:06:56 | 震災
勿来

「なこそ」って読みます。
勿来は海岸沿いの町。津波の被害がすごかったところだと思います。






今日、ボランティアに参加した「ビッグパレットふくしま」では、支援物資の仕分けなどをしたんですが、支援物資は2時間に一度くらいしか届かず、届いても少量。

しかも、もうあまり必要とされてないものが届き、物資は余り気味。

ニュース等で聞いてましたが「被災者のために」という気持ちがタイムリーな支援物資にはなってないという現実を見ました。


ここには物資は十分あるようです。
今、必要なものはプライベートな時間や場所なんではと思います。
ここでボランティアを続けるのは、「ボランティアしてます」という自己満足だけになりそうなので、本当にボランティアを必要しているのではないかと思われる、津波の被害がひどかった地域に行こうと思います。


大きな余震も続いています。
もしかしたら、また津波が来るかも知れません。
十分、気をつけて行きたいと思います。


jucon

避難所

2011-04-13 10:48:37 | 震災
たいした説明もなく、ボランティア控室で待機中。

1時間以上、何もすることがありません。





避難所がどんな状況か見に行ってみました。


ニュースなどで見られる状況が目の前にありました。

50センチ程の段ボールの壁で区切られたスペースに、数えきれないくらいの家族が生活しています。

この生活がもう一ヶ月…


時々、大きな揺れも襲って来ます。
子供の相手をしているボランティアの方々は、子供を抱えて、机の下に避難します。

原発事故の状況もアナウンスされます。


このストレスは、想像以上のものでしょう。


原発事故さえなければ、避難された方々も、自分たちの街の復興に頑張れるんでしょうに…



先の見えない生活は絶望的にも思えてしまいます。

jucon

災害ボランティア登録

2011-04-12 19:18:41 | 震災
明日から、しばらくの間、ボランティアをしようと思い、保険も兼ねた登録をしてきました。

ただ、郡山は災害がそれほどひどくなかったということで、実際にボランティアが必要かどうかは、当日にならないとわからないようです。

ボランティア保険は他の地域でも有効ということでしたので、郡山でボランティアが間に合っているようでしたら、他の地域の支援も考えてみます。


jucon

屋内待避地域

2011-04-12 15:42:22 | 震災
田村市常葉町にいます。
原発から30キロくらい。

屋内待避地域、ゴーストタウンのようなイメージをしていたんですが、お年寄りから子供まで、普通に生活しています。
お昼時には、飲食店も満員。


20キロ圏内から避難して来てる方がたくさんいるそうです。


目に見える被害は、屋根瓦が落ちてブルーシートが張られた家や、ひび割れた道路、ショーウインドーが割れたお店。



地震も頻繁に起こります。
でも多少の揺れでは、会話も止まりません。

驚くほど冷静です。
遠くから、情報だけに一喜一憂している僕たちが、情けなく感じました。




jucon

今から福島に向かいます。

2011-04-11 21:25:45 | 震災
個人的急用で郡山まで行きます。
夕方、地震があったので、高速が使えない?
すでに出発してるので、状況がわかりません。

高速の状況を調べられる方がいらっしゃれば、コメント欄に状況を書いていただけると助かります。

用事次第では、しばらく帰れないかも知れません。
その間、何かボランティアが出来ればしてこようかと思っています。

ブログ書けるようでしたら、また書きます。

jucon

(続)チャリティイベントに参加して来ました。

2011-04-11 17:24:23 | 震災
今回のチャリティイベント、チャリティーは任意。

その中で、積極的にチャリティ企画を打ち出していたのが、中野書道會さん。

≪森の書展~想い~≫ 
被害に遭われた方へのメッセージ・今の想い・願いを書で表し、その作品を“森の書展”に展示するワークショップ。



僕もこちらのワークショップにポケットマネーで参加させていただきました。



これとは別に、juconのチャリティボックスには・・・

午前中、全く売上げがありません。



おう~、このままでは「チャリティに参加するなんていちゃって、全然貢献出来ない・・・」
なんて、思っていたんですが、お昼前くらいから徐々にお客さんがいらっしゃって、ちょっとずつ寄付金が集まり始めました。


中野書道會の先生、生徒さんにもご協力をいただきました。


また、同じ出展者、花と犬さんの犬さん?が「ブログ見ました!」って言って、チャリティボックスにお金を入れてくれたんです!




その他に、今回会場でライブをしてくれたbarboraさんも、1回目のライブ終了後、ポケットマネーからチャリティボックスに寄付をいただきました。








ライブはこんな感じで2回ありました。






また、この唄声がやさしいんです。
舞い散る桜の花びらと、彼の唄声が会場を温かく包み込んだ瞬間でした。


この他にも、たくさんのお客様と楽しい時間を過ごすことが出来ました。


最後はウォーキングの途中で、お金をちょっとしか持っていないという方が、そのちょっとのお金でお買い上げ。
今回のイベントの様子をブログにも書いていただきました。



今回のイベントは、いつもとはちょっと違った感じで出展したせいか、人と人の出会い、繋がりをいつもよりすごく感じた1日でした。

けっきゃく、juconの売り上げは2万5千円くらい。
これに「花と犬」さんと、「barbora」さんの寄付があったので、2,930円をseiseki sun marcheさんにお預けして来ました。

この後、seiseki sun marcheさんから赤十字さんの方に寄付されます。
この日、全体でいくら集まったかは、seiseki sun marcheさんのブログで報告されることになっています。


久しぶりのイベント、すごい楽しい時間でした。
楽しいことが、誰かのためになったかと思うと、さらにうれしさアップ!(笑)


でも、これをここで終わらせちゃ、いけません。
このあとも、継続的に支援したり、現実をちゃんと見ていかなければと思います。


震災が起きてから、今日でちょうど1か月です。
原発事故の問題は何も解決されていません。また大きな余震も続いています。被災者の方々の苦労は計り知れないものでしょう。



これからも何が出来るのかを考えながら、仕事を楽しんで行きたいと思っています。



今回、お買い上げいただいた皆様、本当にありがとうございました!
また、皆様とお会いできる日を楽しみにしています。

そして、その時は今よりもずっといい日本になっていることを信じて・・・





http://www8.plala.or.jp/jucon





チャリティイベントに参加して来ました。

2011-04-10 20:29:06 | 震災
聖蹟桜ヶ丘(東京都多摩市)で行われたseiseki sun marcheに出展しました。




道志村ではまだ梅が咲き始めたばかりだというのに、東京ではもう桜なんですね~。




本来なら、このseiseki sun marcheには、先月出展するはずだったんです。


ところが、開催直前にあの大震災が・・・




1か月の間に、いろんなことに対する考え方が変わりました。
それは、きっと僕だけではなく、たくさんの方々もそうではないでしょうか?



そんな気持ちで迎えた今回のイベント。
今回は売上げの10%を被災者の方々への支援金として寄付することにしました。




おかげさまで、思っていたよりも多くの売上げがありました。
そして、たくさんの出会いも。


楽しいことがいっぱいあったので、詳しくは明日書きたいと思います。



お買い上げいただた方、お話しさせていただいた方、出展者のみなさん、スタッフのみなさん、どうもありがとうございました。






http://www8.plala.or.jp/jucon




まずは「行動」でしょう!

2011-04-09 11:44:17 | 震災
僕がサラリーマンを辞めて、この仕事をするようになって、本当によかったなって思えるのは、僕を作ったものを直接お客さんにお渡しできること。
サラリーマンの時は、誰が作ったものかもわからず、誰が使うのかもわからないで売るということが日常的にありました。

だから、この「直接」っていうのが、すごいいいなって。
使う人のことを考えながら作り、実際に使っている様子を見たりも出来る。


そして、その仕事の成果を、お金と言う形でいただく。
このお金は、僕が一生懸命モノ作りをした結果であり、とても大事なお金なんです。


だから、このお金を支払って、マズイものを食べた時、すぐ壊れるものを買っちゃった時、すご~く後悔するんです。
頑張って稼いだお金を、無駄なモノに使っちゃったような気がして・・・・





震災の被害に遭われた方々の募金活動があちこちで行われています。
孫さんは100億円も寄付した!素晴らしいと思います。


でも、僕はお金を寄付するのに抵抗があります。
寄付したお金の行方がよくわからないからです。
そして、そのお金がどのように使われるのかを知らないで寄付するということは、その場限りの自己満足で終わってしまうような気がするんです。
「あ~、僕はいいことしちゃった!」みたいな。
でも、それじゃあ、ちょっと無責任?

一生懸命働いた得たお金が、何に実際使われるのかわからない(支援に使われるのはわかります)のは、どうも気が進まない。
そして、そのお金がいろいろなルートで、誰かに渡るというのは、サラリーマン時代の感覚に似ています。
本来なら、今の仕事のように「直接」渡したいところ。自分の大事なお金を寄付したら、こんな人のこんなことに使われているって知りたい。






でも・・・
だったら、被災地に直接乗り込んで支援すればいいんです。


でもね、今の自分では往復の燃料や、その間の食料にかかるお金、また仕事を休んでまでして支援に行くだけの余裕がないです。



募金もしない、支援にも行けない。
けっきょく、何にもしないんじゃん。
あれ、これって最低じゃない?

だったら、「僕、いいことしちゃった」の方が、まだましじゃないの? だって誰かのためになっているんだから・・・

「jucon、ゴチャゴチャ言っている前に、まず何かしろ!」






というわけで明日、聖蹟桜ヶ丘で行われるseiseki sun marcheのチャリティーイベントに参加することにしました。売上げの10%を支援金として寄付します。






10%だから、たいしたお金にはならないと思います。
3000円しか売れなかったら300円。
でも、風呂がない僕にとっての300円は温泉に1回行ける貴重な金額なんです。たぶん、みなさんの300円と違うと思います。


実際に、juconに寄付している余裕なんてあるの?
とも、思いますが、今行動しないでどうするの!

まあ、風呂なんて1回入らなくても死にはしません。僕にはドラム缶風呂もあるし!(笑)


「寄付」という本来はどうかな?って思うことを、今回しようと思うのは「今、何かしなくちゃ」って気持ちです。
ぶっちゃけって言えば、被災者のためというよりも、自分のためかも。
自分の気持ちを納得させるためにやるのだと思います。
それが被災者のためにもなるならば、この寄付は僕にも被災者の方にも良いことではと思うんです。




でも、根が貧乏性なので、一度ポケットに入ったお金は出したくなくなる可能性が・・・(笑)
だからブログに書いちゃったし、こんなのも作りました。
















売上げがあったら、すぐその場でこの箱に10%入れます。
それだったら、僕もちゃんと寄付出来ます。(笑)



急な出展ですが、お時間がある方は、明日ぜひ遊びに来てください。
juconの作品をお買い上げいただかなくて、募金箱にお金を入れてもらうだけでもOKですよ。(笑)





自分のために行動することが、誰かの役に立つ時もあると思います!








http://www8.plala.or.jp/jucon

日本人の「怒り」や「恐怖心」が伝わってこない

2011-04-07 07:27:35 | 原発
これ、アメリカの友人からのメールに書かれていたこと。

原発事故の話です。


今回の件に関して、日本と海外の温度差はけっこうあるみたいです。



低レベルと言われている汚染水、実際はかなりの高レベル。
こんなものを、海洋に放出しちゃったことで、日本の立場は「被害者」から一転「加害者」へとみられる可能性も・・・


日本の国民は危機感もなく、政府は平気で放射性物質を放出していると見られてもしょうがないかもしれないです。





NHKのニュースを見ていると、ようやく燃料棒の露出(メルトダウン)の話とか、格納容器の爆発の危険性とか言う話が出て来ました。
こんなのはもう事故当初からわかっていたことで、この最悪の事態が起こらないように、ずっと賢明な作業が続けられているんです。
現時点でこんなこと言われても、知っている人は知っていて誰も驚かないと思います。ニュースでも何でもない。

でも、きっと知らない人が多過ぎるのでしょう。だから、怒りや恐怖心が見えてこない。


みんなそんな覚悟は、とっくに出来ていて、冷静に対処している。
なんてことは、残念ながらないと思います。


そろそろ日常を取り戻そう!
なんて、言っている人もいますが、現実では連日、放射性物質が大気も海も汚染しているという非日常的なことが繰り返されているんです。

冷静に対処することは必要です。
過敏に反応してはいけないけれど、日常を取り戻すことで、このことを忘れてはいけないんです。




アメリカでは、「もう、魚が食べられなくなるね」って、そんな話も出ているそうです。






*注意
ここに出てくるアメリカは、僕の友人の周りのアメリカであって、アメリカ全土でっていう話ではありません。



http://www8.plala.or.jp/jucon















暗闇

2011-04-06 21:39:18 | 原発
いっこうに解決する気配もない原発事故問題。一見膠着状態のようだが、徐々に状況は悪化している。
ビットからの汚染水が止まったくらいじゃあ、話にもならない。

海江田経産相が「今後、汚染水の海洋放出は実施しない」と言っても、追い詰められれば何をするかわからない。


最悪の状況を迎えなくても、このまま限りなく大気や海に放射性物質を放出していけば、最悪の事態がゆっくりやって来るだけのような気もします。


放射性物質が徐々に暮らしを脅かして、水道水に、野菜に、魚にって思うけど、現場で作業している人はどのくらい被ばくしているんでしょう?僕らの何百倍も恐怖の中で作業していることでしょう。いったい何人くらいで日本を守っているの?


大きな動きがないと、今どんなに大変なのか、みんな忘れていってしまいそうなのが怖い・・・







http://www8.plala.or.jp/jucon









震災を通して・・・

2011-04-05 21:19:35 | 震災


都内某所。音楽プロデューサー蔦谷好位置氏のスタジオです。
東日本大震災によって、このような状況になってしまったということです。

この時にメインデスクの脚が折れてしまい、新しいデスクをということで、打ち合わせにお伺いして来ました。




事前のメールのやり取りでは、機能性、強度に重点を置いたモノを作りたいというお話しで、色についても黒っぽいイメージという感じでした。


蔦谷さんはavexさんから、juconを紹介していただいたということで、juconがどのような家具を作っているかは、あまりご存じなかったんだと思います。

たぶん、蔦谷さんのイメージと、juconが実際に作っている家具はちょっと違っているなと思いながら打ち合わせに行ったんです。(笑)


で、やっぱり「木」という自然素材でデスクを作るということに特別こだわりを持っているわけではなかったみたいなんです。


でもね、せっかく「木」で作るんだから、一応「木」の魅力についてもお話ししたんです。
そしたら、すご~く興味を持っていただけたようで、実際に材料のサンプルを持っていたのもよかったみたいなんですが、juconっぽいテイストでデスクを作る方向に話が進んだんです!色についてもナチュラルな感じでという風に。


もちろん、機能性も強度もデザインも大切にします。でも、そこにjuconならではの個性を入れられれば、それはjuconが作る意味があるというものです。(笑)


まだ今は、ご相談の段階で、実際にオーダーいただけるかどうかは図面を書いて、お見積りを出してからになりますが、蔦谷さんが「木」に興味を持っていただたこと、またjuconのコンセプトを受け入れられたことにうれしく思いました。



震災によって、たくさん被災された方々がいます。
被害の大小はあれ、蔦谷さんもそのお一人。
今度は、強度のあるもの、長く使えるものにしようと思われたんだと思います。

ものを大事にする、良いものを長く使う。
震災をきっかけに、そういうライフスタイルに多くの方がチェンジしていっていただければなと思います。






http://www8.plala.or.jp/jucon