「慎重、公正に判断」 盗作疑惑で文科相 (共同通信) - goo ニュース
芸術選奨を受けた洋画家和田義彦氏の発表した作品がイタリア人画家の絵と酷似していた問題について、今日と昨日のTVニュースでの和田義彦氏の発言に驚いた。
昨日民放のニュースで、和田氏は盗作を強く否定した上で「ピカソも模倣ばかり」と言っていたと思ったら、今日はNHKニュースで「レオナルド・ダヴィンチもミケランジェロも多くの模倣を行っている」云々。
おのれを何様と勘違いしているのか?
せめて「北野たけしも写楽を模倣している」というのならパロディと言うものだが、自らの盗作を弁護するのにピカソ、レオナルド・ダヴィンチ、ミケランジェロを持ち出してくるなど美術界に存在する価値の無い馬鹿さ加減である。
“天下の”NHKで巨匠の名前を出して自分も同じだと言うとは、おこがましいにもほどがある。こういう尊大な人物の言う事が信用できないのは当然であり、盗作と言う事を自ら裏付けているようなものである。
習作として模倣や構図を見習うことはあり得るし、多くの美術を志すものが模倣から入るのは寧ろ当然である。美術教育においても模倣は、テクニックを模索し身に付ける上で重要な手段である。
北野たけし氏も、最初は入院中の手慰みにと写楽などの模倣を始めたところ、天性の才能が開花し、写楽をモチーフに新しい美術を開拓したのである。だから北野たけし氏の作品を誰も盗作とは言わない。
しかし、和田氏の絵は習作ではないことは確かであり、どう見ても盗作であると断じなければならない。彼は、この事態が発覚したときに『習作であって外部に発表するものではなかった』とは言わず「私の芸術である」と断言した。習作だと言えば盗作騒ぎにはならなかったかもしれないのに。
もう一つ、彼は「イタリア人画家、アルベルト・スギ氏と一緒に制作活動を行っていた時期があり、同じモチーフを描いたことも度々ある」と主張しているようだが、同じモチーフを一緒に同時に描いたのなら、描く角度が異なるはずだし、空間を切り取る範囲もおのずと異なるはずである。しかし、和田氏の絵の角度も範囲もスギ氏と全く同じである。。
これは同じモチーフを一緒に書いたというよりは、アルベルト・スギ氏の絵そのものを写し取ったといわなければならない。
比較しているブログを見つけたので ここをクリック
また、詳しい御意見を述べているリンクも。 ここをクリック
日本美術界の恥さらしである。 画壇からの追放はもちろん、芸術選奨も当然剥奪するべきである。
東郷青児の賞も貰っているようだから、それも当然返上すべき!
ところで、【和田義彦】をキーワードに画像をインターネット(goo)で繰ってゆくと和田義彦氏の画像として、作家・森村誠一氏に行き着いたが、何故だろう? そのサムネイルから「芸術選奨」の写真をクリックすると「森村誠一」となっているではないか?
http://www.morimuraseiichi.com/shashinkan/b/img/6976.jpg
これは何かの勘違いか、リンク間違いなのか? 試して見て!
とはいえ、耐震偽装やホテル東横インの設備偽装等など、偽装が大流行(おおはやり)の昨今の状況は何としたものか? これまでは企業のコンプライアンスに関わるものであったが、芸術界まで広がるとは嘆かわしい。
そう言えば、数年前には考古学会を揺るがす、旧石器偽装もあったな。
また、生活ほっとモーニングで紹介された「偽装請負」 もあったな。
芸術選奨を受けた洋画家和田義彦氏の発表した作品がイタリア人画家の絵と酷似していた問題について、今日と昨日のTVニュースでの和田義彦氏の発言に驚いた。
昨日民放のニュースで、和田氏は盗作を強く否定した上で「ピカソも模倣ばかり」と言っていたと思ったら、今日はNHKニュースで「レオナルド・ダヴィンチもミケランジェロも多くの模倣を行っている」云々。
おのれを何様と勘違いしているのか?
せめて「北野たけしも写楽を模倣している」というのならパロディと言うものだが、自らの盗作を弁護するのにピカソ、レオナルド・ダヴィンチ、ミケランジェロを持ち出してくるなど美術界に存在する価値の無い馬鹿さ加減である。
“天下の”NHKで巨匠の名前を出して自分も同じだと言うとは、おこがましいにもほどがある。こういう尊大な人物の言う事が信用できないのは当然であり、盗作と言う事を自ら裏付けているようなものである。
習作として模倣や構図を見習うことはあり得るし、多くの美術を志すものが模倣から入るのは寧ろ当然である。美術教育においても模倣は、テクニックを模索し身に付ける上で重要な手段である。
北野たけし氏も、最初は入院中の手慰みにと写楽などの模倣を始めたところ、天性の才能が開花し、写楽をモチーフに新しい美術を開拓したのである。だから北野たけし氏の作品を誰も盗作とは言わない。
しかし、和田氏の絵は習作ではないことは確かであり、どう見ても盗作であると断じなければならない。彼は、この事態が発覚したときに『習作であって外部に発表するものではなかった』とは言わず「私の芸術である」と断言した。習作だと言えば盗作騒ぎにはならなかったかもしれないのに。
もう一つ、彼は「イタリア人画家、アルベルト・スギ氏と一緒に制作活動を行っていた時期があり、同じモチーフを描いたことも度々ある」と主張しているようだが、同じモチーフを一緒に同時に描いたのなら、描く角度が異なるはずだし、空間を切り取る範囲もおのずと異なるはずである。しかし、和田氏の絵の角度も範囲もスギ氏と全く同じである。。
これは同じモチーフを一緒に書いたというよりは、アルベルト・スギ氏の絵そのものを写し取ったといわなければならない。
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日本美術界の恥さらしである。 画壇からの追放はもちろん、芸術選奨も当然剥奪するべきである。
東郷青児の賞も貰っているようだから、それも当然返上すべき!
ところで、【和田義彦】をキーワードに画像をインターネット(goo)で繰ってゆくと和田義彦氏の画像として、作家・森村誠一氏に行き着いたが、何故だろう? そのサムネイルから「芸術選奨」の写真をクリックすると「森村誠一」となっているではないか?
http://www.morimuraseiichi.com/shashinkan/b/img/6976.jpg
これは何かの勘違いか、リンク間違いなのか? 試して見て!
とはいえ、耐震偽装やホテル東横インの設備偽装等など、偽装が大流行(おおはやり)の昨今の状況は何としたものか? これまでは企業のコンプライアンスに関わるものであったが、芸術界まで広がるとは嘆かわしい。
そう言えば、数年前には考古学会を揺るがす、旧石器偽装もあったな。
また、生活ほっとモーニングで紹介された「偽装請負」 もあったな。