「死人に口なし」で特約契約は知らん顔!
本人も知らず、家族は当然知らない
複雑な特約「不払い」でボロ儲け!
【by JUNSKY】
【 「請求がなければ支払わない」。こんな姿勢で生命保険会社が放置してきた膨大な不払いが、ついに明るみに出た。大手・中堅12社分だけで不払いの恐れのある契約は100万件超。損害保険業界で判明した不払いの規模を大きく上回る可能性が高い。対応が後手に回り続ける生保業界の先行きに、トップ辞任が相次いだ損保業界の姿が重なる。】asahi.com 4月14日(土)01:03 の記事の出だしである。
昨日、4月『13日の金曜日』(キリスト受難の日)、いつも会社に来る長年の付き合いのニッセイ生保レディ(とは言っても、60近いオバちゃんだが)の度重なる勧誘で、一時払い養老保険の満期据え置き分を「新規契約」(二口)にする書類に署名捺印した。
その際の話の中で、損保の不払いの状況や一部生保でも特約の不払いがあることなどを話題にしたのは言うまでもない。(但し、その時まだ今回のニュースは知らなかった)
その生保レディとは、双方がまだ若かりし時代からの20年来の付き合いなのだが(勘違いしないように、保険契約上の付き合いだけです)、私の終身保険、年金保険、子どもの保険、妻の三大疾病などや、一時払い養老保険数件など、かれこれ10件を超える契約を行なっており、私の財産の大半がニッセイに握られている感がある。
私は以前自分の「三大疾病」にも加入していたが、その数年後(2000年)に会社の健康診断で直腸癌が発見され、開腹手術を行なって一命を取り留めた。
その際に、「三大疾病」の保険金はスムーズに給付されたし、終身と年金で付けていた「特約」の入院給付金も問題なく支払われた。
そういう意味では、その生保レディは、しっかりとサポートしてくれたわけである。
従って、その生保レディに恨みはないのであるが、今回の『不払いが会社の体質になっている』事情を聞くと、このニュースが報道される直前の昨日、子どもを被保険者として署名捺印した(ただし、幸い4月16日の日付)保険も、取りやめようかと思ってしまう。
その生保レディには不運であるが、時期が悪かったとあきらめてもらおう。
私が契約書に捺印した保険は、このような不払いとはあまり縁がないものとは思うが、多くの保険加入者や見込み客が『異議を申し立てる』ことによって、経営者に反省を促す のも一つのデモンストレーションではないだろうか?
このような不払いが起こる原因の
一つは、会社側の「請求があったものだけ厳しく審査して支払う」という体質にあるのは確かだが、
一方では『請求もれ』の原因としては、
特約などを生保レディの勧めるままに付加して、
加入者自身が実は良く内容を知らなかった、という側面と、
契約した本人が亡くなってから保険金を請求する場合が多いと言うことから、故人が加入していた保険について
家族が良く内容を把握していない(本人が良く知らない位だから家族が知らないのは当然)ことにより『請求もれ』が多発するのではないか?
私の場合は、私が死んでいなくて、私自身もある程度「特約」を知っていたし、その生保レディもきちんと対応してくれたので、スムーズに支払われたのが“幸運だった”と言える。
実際には、“幸運だった”人の比率は極めて低いのではないだろうか?
保険会社は、実は「死人に口なし」のこの状況を初めから想定して、“支払わなくて済む”数多くの特約を(生保レディの口車にのせて)契約者に事実上強制し、「請求して来た」ものは、仕方なく支払うが、請求がなかったものは“丸儲け”と考えていたのではないだろうか?
保険業界(生保・損保)全体がこれでボロ儲けを行なっていたとしたら、とても許せるものではない!
その生保レディには御迷惑なことであろうが、それはニッセイが押し付けたご迷惑であり、私が起こしたご迷惑ではない。
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さて、新聞のWeb版はそれぞれWeb版としては比較的長い記事を掲載している。それを以下のリンクに示す。
これらの中から産経Web版のリードだけ引用すると
【 保険金不払い問題が、底なしの様相を呈している。
生命保険主要12社が13日、金融庁に報告した保険金不払いの件数は合計22万件、265億円にのぼるが、これでも「中間報告」で、なお終息の兆しがみえない。
激化する販売競争の陰で、「適切な支払いあってこその保険契約」という保険業の原点が見失われ、業界全体に契約者軽視の風潮が蔓延(まんえん)していた。
生保・損保業界では実態解明に向けた自浄努力にも鈍さが目立つ。
契約者の保険不信は深まるばかりだ。(福田雄一)】
生損保は契約者本位へ根本的出直しを(4/14)日経社説
出口見えぬ保険金不払い 自浄努力、鈍い動き(産経新聞) - goo ニュース
生保12社、不払い284億円 約25万件(朝日新聞) - goo ニュース
生保各社が保険金不払い調査結果を公表、大手4社で17万件(ロイター) - goo ニュース
生保不払いの恐れ、公表12社の合計100万件超(朝日新聞) - goo ニュース
補足
【「お客様の立場に立った事務などの構築ができていなかった」(日本生命・岡本圀衛社長)、「現場の情報が経営に上がっていなかった」(住友生命・横山進一社長)。金融庁から「不払いの可能性がある契約はすべて報告を」と命令を受けたのは2月1日。それまで膨大な不払いを放置してきた理由を問われた大手のトップたちは、一様に沈痛な表情を浮かべた。】
【だが、最大手の日本生命は、職員が不正な解約を繰り返したとして昨年7月に金融庁から業務改善命令を受けており、「金融庁の視点はかなり厳しい」と受け止めた。】
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本人も知らず、家族は当然知らない
複雑な特約「不払い」でボロ儲け!
【by JUNSKY】
【 「請求がなければ支払わない」。こんな姿勢で生命保険会社が放置してきた膨大な不払いが、ついに明るみに出た。大手・中堅12社分だけで不払いの恐れのある契約は100万件超。損害保険業界で判明した不払いの規模を大きく上回る可能性が高い。対応が後手に回り続ける生保業界の先行きに、トップ辞任が相次いだ損保業界の姿が重なる。】asahi.com 4月14日(土)01:03 の記事の出だしである。
昨日、4月『13日の金曜日』(キリスト受難の日)、いつも会社に来る長年の付き合いのニッセイ生保レディ(とは言っても、60近いオバちゃんだが)の度重なる勧誘で、一時払い養老保険の満期据え置き分を「新規契約」(二口)にする書類に署名捺印した。
その際の話の中で、損保の不払いの状況や一部生保でも特約の不払いがあることなどを話題にしたのは言うまでもない。(但し、その時まだ今回のニュースは知らなかった)
その生保レディとは、双方がまだ若かりし時代からの20年来の付き合いなのだが(勘違いしないように、保険契約上の付き合いだけです)、私の終身保険、年金保険、子どもの保険、妻の三大疾病などや、一時払い養老保険数件など、かれこれ10件を超える契約を行なっており、私の財産の大半がニッセイに握られている感がある。
私は以前自分の「三大疾病」にも加入していたが、その数年後(2000年)に会社の健康診断で直腸癌が発見され、開腹手術を行なって一命を取り留めた。
その際に、「三大疾病」の保険金はスムーズに給付されたし、終身と年金で付けていた「特約」の入院給付金も問題なく支払われた。
そういう意味では、その生保レディは、しっかりとサポートしてくれたわけである。
従って、その生保レディに恨みはないのであるが、今回の『不払いが会社の体質になっている』事情を聞くと、このニュースが報道される直前の昨日、子どもを被保険者として署名捺印した(ただし、幸い4月16日の日付)保険も、取りやめようかと思ってしまう。
その生保レディには不運であるが、時期が悪かったとあきらめてもらおう。
私が契約書に捺印した保険は、このような不払いとはあまり縁がないものとは思うが、多くの保険加入者や見込み客が『異議を申し立てる』ことによって、経営者に反省を促す のも一つのデモンストレーションではないだろうか?
このような不払いが起こる原因の
一つは、会社側の「請求があったものだけ厳しく審査して支払う」という体質にあるのは確かだが、
一方では『請求もれ』の原因としては、
特約などを生保レディの勧めるままに付加して、
加入者自身が実は良く内容を知らなかった、という側面と、
契約した本人が亡くなってから保険金を請求する場合が多いと言うことから、故人が加入していた保険について
家族が良く内容を把握していない(本人が良く知らない位だから家族が知らないのは当然)ことにより『請求もれ』が多発するのではないか?
私の場合は、私が死んでいなくて、私自身もある程度「特約」を知っていたし、その生保レディもきちんと対応してくれたので、スムーズに支払われたのが“幸運だった”と言える。
実際には、“幸運だった”人の比率は極めて低いのではないだろうか?
保険会社は、実は「死人に口なし」のこの状況を初めから想定して、“支払わなくて済む”数多くの特約を(生保レディの口車にのせて)契約者に事実上強制し、「請求して来た」ものは、仕方なく支払うが、請求がなかったものは“丸儲け”と考えていたのではないだろうか?
保険業界(生保・損保)全体がこれでボロ儲けを行なっていたとしたら、とても許せるものではない!
その生保レディには御迷惑なことであろうが、それはニッセイが押し付けたご迷惑であり、私が起こしたご迷惑ではない。
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これらの中から産経Web版のリードだけ引用すると
【 保険金不払い問題が、底なしの様相を呈している。
生命保険主要12社が13日、金融庁に報告した保険金不払いの件数は合計22万件、265億円にのぼるが、これでも「中間報告」で、なお終息の兆しがみえない。
激化する販売競争の陰で、「適切な支払いあってこその保険契約」という保険業の原点が見失われ、業界全体に契約者軽視の風潮が蔓延(まんえん)していた。
生保・損保業界では実態解明に向けた自浄努力にも鈍さが目立つ。
契約者の保険不信は深まるばかりだ。(福田雄一)】
生損保は契約者本位へ根本的出直しを(4/14)日経社説
出口見えぬ保険金不払い 自浄努力、鈍い動き(産経新聞) - goo ニュース
生保12社、不払い284億円 約25万件(朝日新聞) - goo ニュース
生保各社が保険金不払い調査結果を公表、大手4社で17万件(ロイター) - goo ニュース
生保不払いの恐れ、公表12社の合計100万件超(朝日新聞) - goo ニュース
補足
【「お客様の立場に立った事務などの構築ができていなかった」(日本生命・岡本圀衛社長)、「現場の情報が経営に上がっていなかった」(住友生命・横山進一社長)。金融庁から「不払いの可能性がある契約はすべて報告を」と命令を受けたのは2月1日。それまで膨大な不払いを放置してきた理由を問われた大手のトップたちは、一様に沈痛な表情を浮かべた。】
【だが、最大手の日本生命は、職員が不正な解約を繰り返したとして昨年7月に金融庁から業務改善命令を受けており、「金融庁の視点はかなり厳しい」と受け止めた。】
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