あとといの記事で、「中小企業診断士」試験を受験したことを書いたが、通信教区機関の解答例と自らの答えを合わせてみたら、予想以上に悪かった。
で、又また愕然!
昨年も2科目しか合格点に達しなかったが、今年は、1科目も追加合格しないのではないかという散々な結果だった。
前回も書いたが、出題の内容に、表向き時代を反映した記述があったので、幾つか紹介する。
【経済学・経済政策】の第11問では、以下のような出だしだった。
と、こんな感じの出題である。医師不足・偏在、診療科の廃止など医療を取り巻く問題が多発している。病気になった人が、医療機関に行って受ける通常の医療サービスに関して下記の設問に答えよ。
(うんうん、時代をとらえた中々良い出題だ!と私。
ところが問題は・・・)
(設問1)
この医療サービスの一般的な特徴として最も適切なものはどれか。
ア 非競合性と非排除性を有さず、価値材ではない。
(なんのこっちゃ? と、私)
イ 非競合性と非排除性を有さないが、価値材である。
ウ 非競合性は有しており、価値材でもあるが、非排除性を有していない。
エ 非排除性は有しており、価値材でもあるが、非競合性を有していない。
医療問題の本質とは全く関係のない、属性を問う出題である。
私は、(エ)を選んだが、教育機関の正答は(イ)だそうだ。
(設問2)もあるが、似たり寄ったりなので、要約。
題意は、「非競合性と非排除性」を持つ財が「公共財か?私有財か?」そしてそれを「市場に任せると過剰になるか?過小になるか?」を問う問題。
この時点では「病院」という課題は全く抜け飛んでいる。
正答は、「公共財」「過小になる」ということで、これは正解だった。
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長くなりそうなので、今日は一問だけで止めよう。
また、追ってご紹介します。
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