JUNSKY blog 2015

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本人が 「拒絶の意思」 を 表明していない限り 臓器は 提供されてしまう?!

2010-08-22 20:36:44 | 医療・福祉
2010年8月22日(日)

 臓器移植法改正(?)後、3例目となる
【本人の「脳死後の臓器提供の意思」なき】 臓器摘出 が行われた。

 今回も【臓器移植カード】を所持しておらず、【臓器提供を 明確に拒否している意思が表明されていない ことを根拠にして、患者家族に、「まず脳死の説明を行う」 ことを承諾させた】ということである。 
 「まず脳死の説明を行う」ことを承諾させさえすれば、あとは『誘導』(洗脳)により「臓器摘出を承諾させるノウハウは心得ている」 という発想であろう。
 恐ろしい話である。
 今回も、2例目と同様、患者と家族との間には「臓器提供」について何ら意思疎通もなかったと言う。

 わずかな期間に3例(毎週1回の割合)もの『生体』からの臓器摘出が「合法的」に行われた。

 毎週メディア(記者会見)に登場している日本臓器移植ネットワークの小中節子理事の説明によると、患者家族が「一部でも多くの人々に役立って生きてくれたらうれしい」と言ったというが、この説明内容は、前回の事例とほとんど同じである。

 おそらく、臓器提供説得マニュアルのようなものがあり、それに基づいて患者家族を誘導していると思われる。

 1時間半にわたって「臓器移植について説明した」というが、結果的に患者家族がそう思わざるを得ないところに追い込むような 「誘導」 と 『説得』 が行われている疑いがある。
 患者家族が拒否すれば、普通は30分も掛からずに終わるものと思われるが、移植ネットワークとしては、最初の「拒否表明」があったとしても、事例を増やすために継続して説得を試みているのではないだろうか?

 日本臓器移植ネットワークとしては、立て続けに実施例を公表することによって、今後脳死状態に至った患者家族が「臓器移植を拒否すること」に『罪悪感』を感じるように国民を【洗脳】していると推測する。

 一方で、【臓器移植カード】 を所持している国民は8%に過ぎず、提供の意思を記入している人々は、その内半数にも満たないと言う。
 すなわち、『改正』臓器移植法を強制実行する前提が成り立っていないのだ。
せめて、50%の国民が「提供の意思」を示している状況でこそ、このような法律を実施する環境が整いつつあると言えるのではないだろうか? 

 おそらく、今後も次々と事例を公表し、有無を言わせずに臓器提供へ誘導する『思想教育』を続けるであろう。

 私は、現状での『改正』臓器移植法 の実施には反対 である!

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 自らの意思に反した 「脳死後の臓器摘出」 を望まない方は、【臓器移植カード】 や 【運転免許証】 を積極的に活用し、【臓器提供を希望しない】 意思を明確に書いておくべきだ。

 そうでないと、ほぼ確実にあなたの臓器は、心臓や他の臓器が生きて動いている 『生体』 から摘出され、あなたの命は確実に奪われ、他人の延命に使われることになる。

 一方、「脳死」 を 「生体の死」 と 認める方は、積極的に 【臓器提供を希望する】 に該当する欄に 【○】 をつけておいた方がよいでしょう。 その場合は、提供する意思のある 「臓器」 も指定できるようです。 

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「家族承諾」臓器提供、3例目の脳死判定(読売新聞) - goo ニュース 

       2010年8月22日(日)19:48

   
   (この方の顔も見慣れてきたが・・・
    日本臓器移植ネットワークの小中節子理事)

 日本臓器移植ネットワークは22日、脳血管障害で東海地方の病院に入院していた50代女性が、改正臓器移植法に基づき、脳死と判定されたと発表した。

 女性は書面でも、口頭でも臓器提供の意思表示をしていなかったが、家族が提供を承諾した。7月に施行された改正法に基づく3例目の脳死判定。本人の意思が不明で、家族承諾だけで提供を決めたのは、今月19日に続き2例目。臓器の摘出手術は22日午後6時過ぎに終了した。

 同ネットによると、この女性の主治医が19日、家族に臓器提供について説明。家族は本人から臓器提供の意思があるかどうか聞いていなかったが、21日に父親と兄、姉を中心とする5~6人の親族が提供を承諾した。脳死判定は21日午後6時5分に始まり、22日午前5時41分に終了。家族は提供する理由を「だれかの役に立てたい。体の一部がどこかで生きていてくれたらうれしい」と説明しているという。

 心臓は東北大病院で30代女性に、肺は同病院の20代女性、肝臓は大阪大病院の60代男性、腎臓の一つは藤田保健衛生大病院(愛知県)の40代女性、もう一つの腎臓と、 膵臓 ( すいぞう ) は名古屋第二赤十字病院で30代女性に、それぞれ移植される。小腸は該当者がいなかった。

 1997年の臓器移植法施行以降、脳死判定は90回目、臓器提供が行われると89例目になる。 


家族承諾で3例目臓器移植へ=生前意思表示なし―東海地方の50代女性・移植ネット(時事通信) - goo ニュース

家族承諾移植/十分理解得られる説明を
      河北新報 2010年08月24日火曜日

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