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民主党代表選の茶番

2010-08-23 12:32:07 | 選挙
2010年8月23日(月)

 マスメディアは、民主党の代表選挙の動向を連日伝えているが、民主党と言う一つの政党の代表選挙をこれほど大きく取り上げる必要があるのだろうか?

 党の代表が変わったからと言って、首相指名選挙もやり直さなければならないという法令でもあるのだろうか?

 前にも朝日新聞の引用として「国会が選んだ総理大臣が国民の意思表明である参議院選挙で敗北しても辞任しないのにも拘らず、党内の選挙で負けたら事実上総理大臣を辞任して首相指名選挙を国会でやるのはおかしい」と書いたが、民主党内の事情は事情として、総理大臣指名選挙は必要ないのではないかと思う。

 「×第二迷信」さんからもその趣旨のコメントを頂いた。

 メルマガの配信を受けている河北新報は、おととい(8/21)付で
【民主代表選/党内抗争にすぎない前哨戦】
 と題して社説を書いている。(下記リンク)

首相、小沢前幹事長含め挙党態勢 新人に再選支持訴え(共同通信) - goo ニュース

民主代表選/党内抗争にすぎない前哨戦 

      河北新報 2010年08月21日土曜日

 刺し違えるようにして政権ツートップが役職を降りたのは、わずか2カ月半前。あの時交わした失意の握手は避暑地に場所を移して、再起のそれに変わった。
 長野県軽井沢町で開かれた鳩山由紀夫前首相グループの研修会に、小沢一郎前民主党幹事長が出席して党の結束を訴えた。小沢氏は9月の民主党代表選に向け、自身の出馬を検討しているという。
 「小鳩劇場」はずいぶんと早回しだ。「ちょっと待てよ」というのが、一般的な国民感情ではなかろうか。
 鳩山氏はいったんは政界引退を表明した身だ。自身の別荘に同僚議員を招いての復活アピールは解せない。小沢氏は小沢氏で、政治資金をめぐる疑惑に依然、正面から答えようとしていない。
 党内のあつれきが活発な政策論争を呼び起こしているのなら、まだ意味もあろう。だが、参加議員が「気合だ!」を連呼するさまは、会の狙いが決起にあったことを物語る。
 自民党政権下、各派閥は夏の研修会を避暑地で開くのが習わしだった。目的は総裁選に向けて作戦を練り、士気高揚を図ることにあった。
 「グループ」とは言うものの、最近の民主党も合宿、研修会ばやり。かつての自民党そっくりの、せめぎ合いという内向きの風が吹く。
 「(小沢氏には)しばらく静かにしていただいた方がいい」。菅直人首相は「脱小沢」の旗幟(きし)を鮮明にすることで最高権力者の座を射止めた。
 だが、不用意な消費増税発言の影響などもあって参院選は大敗。政権交代の功労者である小沢氏を頂く党内最大グループが黙っているはずもなかった。
 菅首相の続投を阻止できるのが、党内では小沢氏をおいてほかにないことは衆目の一致するところだ。ただ、収支報告書虚偽記入事件をめぐる検察審査会の議決によっては強制起訴の可能性も残されている。
 無論、今年68歳になった小沢氏が「最後の賭け」に出る可能性はある。その場合、刑事被告人になるかもしれない人を首相に担ぐリスクを民主党、なかんずく小沢氏支持議員は負う覚悟ができているのだろうか。
 民主党の混迷は、結局のところ「総括不足」に起因している。「政治とカネ」や米軍普天間飛行場移設問題でつまずいた鳩山政権8カ月の検証を怠った。菅首相も参院選敗北の原因を究明しようとせず、代表選に向けて1年生議員の取り込みに精を出している。
 党が苦境に立たされた時、真正面から受け止めずに執行部の責任問題に矮小(わいしょう)化してしまう。「あの人が駄目なら、この人」。ここでも、旧政権の轍(てつ)を踏んでいるように見える。
 代表選告示まで11日、前哨戦が熱を帯びるのは結構なことだ。だが、政府・与党に党内抗争にエネルギーを費やしている暇などない。急激な円高を受けた追加経済対策は遅れ気味だ。「気合」は政争にではなく、政策にこそ込めてほしい。

2010年08月21日土曜日
 


原口総務相、小沢氏出馬けん制を強く批判(読売新聞) - goo ニュース


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今日の運動
 *今日は別用でジムでの運動できず!
   実は、「宝塚歌劇」を観に行ったのです。
 *歩数計 8900歩 (スタジオレッスン含まず)