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グアム移転、沖縄に伝達…防衛相 (読売新聞)

2011-01-20 18:11:47 | 国際関係
2011年1月20日(木)

 Webニュースを見ていたら、【グアム移転、沖縄に伝達】との大見出しが

目についたので、まさか何かの急進展でも御あったのかと思ったら、

その「まさか?」の方だった。

グアム移転、沖縄に伝達…防衛相が知事と会談 (読売新聞)

 何のことはない、【訓練の一部をグアムに移転】 という話。

 それも50機あるF15戦闘機のうち最大20機の離着陸訓練のみグアムに

移転の話しである。 馬鹿にするにもほどがある。

 これでは、沖縄の人々の苦しみの根本的解決には何らならない。

 他の新聞の見出しは、こうなっている。

北沢防衛相、沖縄知事と会談 米軍訓練グアム移転を説明(朝日新聞)

戦闘機訓練グアム移転で日米合意=防衛相、沖縄知事と会談(時事通信)

グアム移転、20機で3~4週間 嘉手納のF15訓練で(共同通信) - goo ニュース

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  沖縄県の仲井真知事(右手前)との会談であいさつする北沢防衛相(左手前)。
  防衛相は、米軍嘉手納基地所属のF15戦闘機の訓練の一部をグアムへ移転
  させることで米側と合意したことを明らかにした=20日、那覇市【時事通信】

戦闘機訓練グアム移転で日米合意=防衛相、沖縄知事と会談 

      (時事通信) 2011年1月20日(木)10:03

 日米両政府は20日午前、米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)所属のF15戦闘機など米軍機の訓練の一部を米領グアムへ移転させることで合意し、日米合同委員会で署名した。沖縄の基地負担軽減が目的で、在日米軍訓練の国外移転は初めてとなる。北沢俊美防衛相は同日午前、沖縄県庁で仲井真弘多知事と会談し、グアムへの訓練移転を伝えた。

 合意内容によると、訓練移転先はグアムを念頭に「米国政府の施政下」と明記。嘉手納基地のF15戦闘機約50機のうち、最大約20機が1回の訓練につき最長20日間程度グアムで訓練を行う。年間の実施回数は両政府で調整。嘉手納所属機以外では、米軍三沢基地(青森県)のF16戦闘機や、米軍岩国基地(山口県)のFA18戦闘攻撃機も対象とし、空中給油機や輸送機など戦闘機以外の米軍航空機も含まれる。

 北沢防衛相は仲井真知事との会談で「沖縄の負担軽減でどれだけの成果を上げられるか、米側と交渉した」などと説明し、グアム移転の日米合意に関する文書を手渡した。知事は「騒音(軽減など)で現地から強い要求がある。改善を引き続きお願いしたい」と述べた。

 米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設問題については、知事が同県名護市辺野古に移設するとした昨年5月の日米合意を見直し、県外移設を重ねて要請。防衛相から特に言及はなかった。 

[時事通信社]

 


北沢防衛相、沖縄知事と会談 米軍訓練グアム移転を説明 

       (朝日新聞) 2011年1月20日(木)12:28
 北沢俊美防衛相は20日、沖縄県庁で仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事と会談し、米軍嘉手納基地のF15戦闘機などの訓練の一部を米領グアムに移転することに日米政府が合意したことを説明した。普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に理解を得たい考えからだが、仲井真氏は従来通り、県外への移設を求めた。

 北沢氏は会談で、青森県の米空軍三沢基地などの戦闘機の訓練もグアム移転の対象となり、嘉手納基地への外来機が減る効果があるとの見通しを説明した。日米合同委員会は同日、グアムへの訓練移転で正式に合意。訓練1回あたり、米戦闘機を「最大20機程度」、訓練日数は「最大20日間程度」移転する内容だ。

 北沢氏は、米軍ギンバル訓練場(同県金武町、60ヘクタール)の2011年度中の返還についても取り組む姿勢を示した。ギンバル訓練場の返還は1996年の日米特別行動委員会(SACO)の最終報告に明記されており、北沢氏は「SACOで残っている負担軽減を先行的に実施したい」と語った。ただ、06年の日米合意で普天間飛行場の移設後に返還するとされている嘉手納以南の米軍基地について、県が求める先行返還には応じなかった。