もう、幾ら人知を結集したとしても、誰にもどうにもできないのだ!
原子力発電所が、ひと度暴走を始めたら、発電どころか対処するのに莫大な
電気を消耗し、『電気食い虫』と云うか『電気食いサイウルス』と云うか、
「電力不足の懸念」を国民に宣伝しているのに、他の発電所で造り出した電力を
無駄に消費するばかりなのである。
ましてや完全にコントロールするなど不可能の極み。
何十年も何万年も生物の遺伝子を破壊する放射性汚染物質を排出し続ける。
地球生命の絶滅に至るものである。
従って、原発も原爆も完全に廃棄するしか『地球内生命』の生きる道はない。
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『氷柱』で凍らせて汚染水を止めるなどと云うのは「愚の骨頂」。
おそらく、これを販売する会社の口車に載せられているだけだろうと思う。
『氷の列柱』は一度作ればずっと凍っている訳ではなく、未来永劫電気をながし続けて
冷凍機を稼働させ続けなければならない。
原発が稼働しないから電力不足になると云う口実とは裏腹である。
また、凍らせて防護壁にするつもりらしいが、毎日少なく見積もっても400トン
もの地下水が流れ込んで新たな汚染水になり、昨今のような大雨でも溢れる
ような状況にあっては、まさに『焼け石に水』である。
大体、『氷の列柱』で地下水などが堰き止められたとしたら、その堰止めた
水をどこに保管するつもりなのだろうか? こっそり海に流すシナリオだろう!
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原子力規制委員会は、東京電力が柏崎刈羽原発の再稼働を求めていることに
対して、それほど余力があるなら人員を福島第1原発に回すように言ったとか。
原子力規制委員会の限界は知っているが、この言い分は尤もな話なので、
ここは、へこたれることなく、押し通して欲しいところだ。
規制委員長が東電に直接確認へ
(NHKニュース&スポーツ) - 2013年10月23日(水)18:26
その F-1(福島第1原発)では、排水口の汚染水の放射能レベルが過去最高の
僅か1リットル(牛乳パック1本分)当たり14万ベクレルにもなったと云う。
放射性ストロンチウムの法で定める放出限度は1リットルあたり30ベクレル
と言うから、およそ5千倍の高濃度である。
福島原発:排水溝の水14万ベクレル せきの水は地下移送
(毎日新聞)- 2013年10月24日(木)11:16
東京電力は「降雨により排水溝周辺の汚れが排水溝に流入したことによるもの」
と説明しているらしいが、それは逆だろう。
大雨で大量の水が流入すれば、濃度は大幅に薄まるはずなのに、却って高濃度に
なっているのだ。
相当緊迫した異常現象が付近または地下深くで起こっている可能性もある。
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F-1 以外の原発も老朽化が進んでいて、津波や大地震に合わなくとも暴走する
危険が様々な部品に潜んでいる。
F-1 以外の原発は、暴走しないうちに『だましだまし』廃炉にしてゆく他はない!
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排水溝の水、14万ベクレルに 最高値を記録 福島第一
(朝日新聞) - 2013年10月24日(木)10:52
福島原発:排水溝の水14万ベクレル せきの水は地下移送
(毎日新聞)- 2013年10月24日(木)11:16
東京電力は24日、福島第1原発の汚染水を貯蔵する地上タンクで約300トンの漏えいがあった「H4」エリア付近の排水溝で、23日に採取した水からストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり最大14万ベクレル 検出されたと発表した。
同じ場所では過去最高値(5万9000ベクレル)を検出していたが、その2.4倍に急増した。
検出場所は、海まで排水路に沿って約700メートルの地点。東電は降雨によって排水溝周辺の放射性物質が排水溝に流れ込んだことが上昇の原因とみている。測定地点の下流を土のうでせき止めている。ストロンチウム90の国の排出基準は1リットル当たり30ベクレル以下。
また、この場所から上流約80メートルの排水溝でも、23日採取分の水で同1万5000ベクレル検出し、前日の44倍に増えた。
一方、台風27号の接近に備え、東電は24日、汚染水を貯蔵するタンクを囲うせきの中にたまった水について、地下貯水槽への移送を始めたと発表した。
地下貯水槽は、移送先に使用したのとは別の3基で漏えいが確認され、すべて使用を中止していた。東電によると、地下貯水槽に移しているのは6カ所のせき内の水。東電の排出基準値を上回る放射性物質が検出された。原子力規制庁が大雨対策として一時的な利用を容認した。【河内敏康】
規制委員長が東電に直接確認へ
(NHKニュース&スポーツ) - 2013年10月23日(水)18:26
東京電力がまとめた福島第一原子力発電所でのトラブルを防ぐ対策について、原子力規制委員会で「納得できない」、「運転再開を目指す柏崎刈羽原発の人をもっと投入すべきだ」といった批判が相次ぎ、田中委員長が近く廣瀬社長を呼んで、直接、認識を確認することになりました。
東京電力は今月15日、福島第一原発で相次ぐ汚染水漏れなどのトラブルを防ぐ対策とともに、「運転再開を目指す新潟県の柏崎刈羽原発では安全管理ができる」とする報告書をまとめ、原子力規制委員会に提出しています。
これに対し、23日の規制委員会の会合で委員から、「報告は納得できず、将来の難問を乗り切れるかというと信用できない」とか、「柏崎刈羽原発が問題ないと言うならば、柏崎刈羽原発の人を福島第一原発にもっと投入すべきだ」 といった批判が相次ぎました。
そして田中委員長は、「2つの原発が別の会社のような報告なのできちんとただしていく必要がある」と述べ、近く廣瀬社長を呼んで、直接経営陣としての認識を確認することになりました。
また田中委員長は午後の会見で、東京電力が申請した柏崎刈羽原発の安全審査を進めるかどうかについて「審査への対応も含めて廣瀬社長と話し合いたい」と述べ、明言を避けました。
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