今日は、有給休暇を取って、胃カメラ検査に行った。
正式な診断と解説は、11月になってからだが、内視鏡医の話では、「問題ありませんね」ということだったので、一安心。
胃カメラは、およそ1年半ぶりのことになる。
慣れてはいるのだが、今日のは、ちょっときつかった。
その胃カメラが終わってから、朝・昼兼用の食事を取り、
ホンダのディーラーにゆき、『減税・補助金』を“活用”して乗り換えるインサイトを貰い受けに行った。
この『減税・補助金』は、一面では消費者への便宜のようであるが、その裏面では総選挙対策のバラマキ、そして本質は自動車メーカー救済策であることは言うまでも無い。
しかし、これまで乗ってきたCIVICも9年目となり、買い替え時期に近づいているので、『利用しない手は無い』と買い換えたのである。
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さて、政府の概算要求の方は、過去最高額の95兆380億円・前年比7.3%増だとのこと。
マスコミは、この増額を否定的に取り上げているようであるが、国民の窮状を改善するためのものであれば、許されるものと思う。
財源(歳入)に見込み違いが起こっているのは、自公・前政権の見積もりの甘さであって、新政権の責任ではない。
国土交通省の削減が、1兆円に満たなかったのは残念ではあるが、それでも14%の減額率であったというから、それなりの努力の成果とも言えるだろう。
厚生労働省と文部科学省の予算が大幅に増額となったのは当然のことである。
これらは、自公政権が年々予算を定率(または定額)で削減してきたことの反動であって、これらの減額措置のために医療・福祉・教育の荒廃状態は極めて深刻になっているのである。
これを急速に立て直すためには、費用が掛かるのは当然である。
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一方、防衛省の予算が殆ど変わらなかったのには、がっかりした。
中でも、『思いやり予算』は減額されず、パトリオット・ミサイルやヘリ空母などの予算はそのままだった。
米軍のグアムへの移転や、SACO関係費も自公政権の水準とほぼ同額認要求されているという。 (「赤旗」による)
人殺しの武器を購入する軍事費の削減こそ大幅削減が可能な分野なのに、クーデターを警戒してかどうか、大鉈を振るえなかった形である。
このまま、ズルズルにならないことをお願いしたい。
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マスコミは、新政権の予算策定に当たって、自公政権が選挙目当てに計画した「子育て応援特別手当」の廃止などを集中的に取り上げて、自治体や国民の困惑を敢えて伝えているが、この政策そのものが付け焼刃なものだったことは検証されていない。
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概算要求、95兆380億円=7.3%増、過去最大に-10年度予算
時事通信
2009年10月16日(金)20:03
財務省は16日、2010年度一般会計予算の概算要求総額は95兆380億5200万円になったと発表した。09年度当初予算(88兆5480億円)を7.3%上回り、過去最大の規模。このうち政策に充てる一般歳出は54兆9929億円。鳩山政権がマニフェスト(政権公約)で掲げた子ども手当創設など計4兆3767億円を優先的に要求する一方、公共事業費を中心とした既存予算の削減は1兆3121億円にとどまった。
鳩山由紀夫首相は「不要不急なものがまだ、既存予算にあるので、切り込んでもらいたい」と、今後の予算削減に向けた方針を示した。
マニフェストで掲げた事業では、子ども手当半額支給(2兆3345億円)、公立高校の実質無償化(4624億円)、農業の戸別所得補償(5618億円)など6事業を盛り込んだ。
省庁別の要求額は、厚生労働省の28兆8893億円が最も多く、地方交付税の増額を盛り込んだ総務省も18兆5933億円に膨らんだ。
同日決まった09年度補正予算の見直しでは、2兆9259億円の執行停止を決定。概算要求での既存事業の削減額を合わせると4兆2380億円で、10年度予算でのマニフェスト絡みの6事業の財源をほぼカバーできる。
診療報酬改定、具体的な数字は盛り込まず―厚労省概算要求(医療介護CBニュース) - goo ニュース
10月16日 00:00
一般会計の要求総額95兆円 10年度予算過去最大に(共同通信) - goo ニュース
2009年10月16日(金)20:05