※男子
本命:仙台大学付属明成(宮城)中部大第一(愛知)
対抗:福岡第一(福岡)洛南(京都)開始国際(新潟)
ダークホース:能代科学技術(秋田)白樺学園(北海道)駒大苫小牧(北海道)北陸(福井)北陸学院(石川)東海大諏訪(長野)尽誠学園(香川)阪南大高(大阪)大阪桐蔭(大阪)等
※女子
本命:明星学園(東京)桜花学園(愛知)京都精華学園(京都)大阪薫英女学院(大阪)
ダークホース:札幌山の手(北海道)大阪桐蔭(大阪)柴田学園(青森)岐阜女子(岐阜)等
※男子ゾーン毎展望
屈強な日本人選手プラス強烈な外国人選手という点で上記2校を本命に推した。両校は決勝まで当たらない組み合わせに。仙台大学附属明成の初戦の相手は大阪桐蔭ー美来工科(沖縄)の勝者と。大阪桐蔭は近畿大会で全国クラスの東山に競り勝ち大物食いの力を秘める。他このゾーンでは北陸 北陸学院といった北信越勢が面白い存在かと思われる。
上記ゾーンの勝ち上がりと準決勝で相まみえるゾーンは福岡第一と洛南を中心とした争い。福岡第一も強力な外国人選手を擁する。日本人の目で見て感じる強さという点で本命2校にじゃっかん後塵を拝するかと思われ対抗としたが彼らのテクニックは本命2校に勝るとも劣らないものがあるだけに注目の1校かと思われる。昨年のウインターカップを制した福岡大大濠もパット見の強さに特別なものは感じなかっただけに、可能性は十分あるかと思われる。洛南は逆に日本人選手の雰囲気では本命2校に劣らない。総合力で優勝を目指す。だが能代科学技術や白樺学園と序盤から戦う可能性があり、予断を許さない
反対側のゾーンはどうだろう。中部大第一のゾーンでは初戦の相手となる可能性がある阪南大高も面白い存在。強力な外国人選手を擁するだけに日本人選手次第では優勝候補に喰らいつく事もあり得るかと思われる。
残る一つのゾーンは開始国際を中心に混戦の可能性も。同校の外国人選手も強力。日本人選手次第では優勝も狙える。駒大苫小牧 東海大諏訪 尽誠学園あたりとの争いが予想される
※女子ゾーン毎展望
昨年の桜花や京都精華のような本命が見当たらず例年になく混戦模様かと思われる中、実績などから上記4校を本命とした。そのうち桜花と京都精華が3回戦までで潰し合うゾーンは激戦。桜花は相変わらず強いが昨年ほどの雰囲気はまだ出ていない。京都精華もふたりの強力な外国人選手等下級生が多く残るが3年生の抜けた穴を埋めきれてなく見える。ここにはベストメンバーが組めればの大阪桐蔭も控え予断を許さない
上記ゾーンの勝ち上がりと準決勝で相まみえることになるゾーンは混戦。札幌山の手や柴田学園を中心とした争いが予想される
反対側のゾーンはどうであろう。明星学園は強力な外国人選手等下級生が多く残り単独本命に推してもいいくらいの力を秘めていることも考えられる。順当なら準決勝までは駒を進める可能性が高いかと思われる
残る一つのゾーンは大阪薫英女学院が中心かと思われる。下級生からのメンバーが多く残るが抜けた3年生の強さを埋めきれていない。今年の東海大会で桜花に大敗した岐阜女子の巻き返しにも注目したい
※大阪桐蔭女子
近畿準決勝の京都精華戦でも控えのセンター田中選手11は十分勝ててましたのでプレーの精度が上がってくればもっと機能できるかと思われます。最終的には大敗でしたが主力二人を欠いてこの試合終盤北條選手も離脱の中、第3P途中まで五分に渡り合った事は薫英戦同様大敗の中に一筋の光明も見えたこの日の試合だったかと思われます。全国クラスの学校のスピードとテクニックについていけるようになり、そうした相手に寄せられる等難しい体勢からでもスリーも含めシュートを高い確率で決められるようになることに加えこの日の相手のように強烈な個の力を誇る相手へのリバウンドへの対応、束の強さを身につける、はたまたそうした選手を前に剥がす巧みさといったあたりかと思われます。まだまだ全国クラスではありませんが、今後そうなる可能性は、この日も感じさせたかと思われます。
※大阪桐蔭女子
薫英戦は開始早々、山本選手8、片山選手6、この2人の主力の動きを封じられたことが試合に大きな影響を与え大敗につながって見えました。一方で点差がついてからとはいえ現状控えのセンター田中選手11は薫英の主力相手にも1対1で十分勝ててましたしこういう選手が出てきてくれるとそれまで封じられてきた選手のマークも薄くなるかと思われ、洪選手15あたりも勝負出来るようになって見え、相乗効果へとつながって見えました。決勝リーグでは外れてたガードの石原選手4が復帰すればそこにこの日目立った田中選手や洪選手などに加え主力の山本選手、北條選手7が絡むことにより、この日誰よりも封じられ早々に出番がなくなったものの本来は全国クラスが相手でも十分通じるかと思われるセンター片山選手の強さも活きるようになり、分厚いバスケが展開できるかと思われ、大敗の中に一筋の光明も見えたこの日の試合だったかと思われます。結局は相手のスピードとテクニックについていけなかった敗北のため、上記が本物になるには、相手に寄せられる等難しい体勢からでもスリーも含めシュートを高い確率で決められるよう、それが全国クラスの相手にも出来るようにになることが必須かと思われます。チームとしてのフィジカルの強さの片鱗は見せることはできたかと思われます。
※大阪桐蔭女子