じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

第95回センバツ高校野球シミュレーション

2023-03-17 14:02:28 | 高校野球

※1,2回戦

大分商(大分)-作新学院(栃木):守備力で勝っていそうな作新学院がやや優位

英明(香川)ー智辯和歌山(和歌山):打力に勝る智辯和歌山が優位

光(山口)ー彦根総合(滋賀):秋大阪桐蔭をてこずらせた彦根総合がやや優位か

東北(宮城)ー山梨学院大附(山梨)の勝者ー氷見(富山):高い総合力を誇り大会屈指の本格派右腕ハッブス投手を擁する東北がやや優位 山梨学院大附も投打にバランスがとれている

北陸(福井)ー高知(高知)の勝者ー履正社(大阪):投打に勝る履正社が優位

常葉大菊川(静岡)ー専大松戸(千葉):専大松戸は大会屈指の本格派右腕平野投手を擁するが野手の鋭さでは常葉大菊川が勝る

海星(長崎)ー社(兵庫):本格派右腕高橋投手を擁する社が優位

二松学舎大付(東京)ー広陵(広島):総合力に勝り特に打線が強力な広陵が優位だが二松学舎大付も打ち合いに持ち込む力はある

敦賀気比(福井)ー大阪桐蔭(大阪):大阪桐蔭が優位 注目の左腕前田投手の制球が乱れなければ盤石

能代松陽(秋田)ー石橋(栃木):秋仙台育英と競り合った能代松陽がやや優位

城東(徳島)ー東海大菅生(東京):東海大菅生の右腕日当投手は今大会屈指の剛腕 優位が予想される

大垣日大(岐阜)ー沖縄尚学(沖縄)の勝者ークラーク国際(北海道):打力に勝る沖縄尚学が優位

東邦(愛知)ー鳥取城北(鳥取)の勝者ー高松商(香川):東邦ー鳥取城北は打ち合いが予想される 迎え撃つ高松商左腕大室投手にも注目だが総合力で東邦がやや優位か 

健大高崎(群馬)ー報徳学園(兵庫):優勝候補同士の対決は攻守の鋭さで勝る健大高崎がやや優位か

龍谷大平安(京都)ー長崎日大(長崎):堅守の龍谷大平安がやや優位か

仙台育英(宮城)ー慶応(神奈川):総合力で仙台育英が優位



※3回戦

作新学院ー智辯和歌山:打力に勝る智辯和歌山が優位だが作新学院が堅守で接戦に持ち込む可能性も

彦根総合ー東北:東北が優位だが同校の投手起用次第では彦根総合が喰らいつく可能性も

履正社ー常葉菊川:履正社が優位だが同校の投手起用次第では常葉菊川にもチャンス

社ー広陵:総合力で広陵が優位だがここまで好投手を攻略した実績はなく社も高橋投手の出来次第ではジャイキリのチャンスも

大阪桐蔭ー能代松陽:大阪桐蔭が優位 能代松陽は守備で踏ん張りたい

東海大菅生ー沖縄尚学:東海大菅生がやや優位だが沖縄尚学の右腕東恩納投手のひと冬超えての成長次第では投手戦も

東邦ー健大高崎:投打のバランスで勝る健大高崎が優位だが東邦の右腕宮國投手のひと冬超えての成長次第ではがっぷり四つの可能性も

龍谷大平安ー仙台育英:投手力で勝る仙台育英が優位だが龍谷大平安が堅守で接戦に持ち込む可能性も



※準々決勝

智辯和歌山ー東北:ハッブス投手をここまで温存出来ていれば東北がやや優位となるが智辯和歌山の右腕清水投手のひと冬超えての成長次第ではがっぷり四つの可能性も

履正社ー広陵:迫力の打撃戦が予想される スケール感では今大会屈指の左のスラッガー真鍋選手を擁する広陵が優位だが好投手を攻略してる実績では履正社が勝る

大阪桐蔭ー東海大菅生:大阪桐蔭前田投手と東海大菅生日当投手による投手戦が予想される 総合力で大阪桐蔭がやや優位か

健大高崎ー仙台育英:健大高崎はこの試合でエース右腕小玉投手の先発を回避する可能性も考えられる その場合投の仙台育英打の健大高崎となるが点の取り合いで健大高崎がやや優位とみる



※準決勝

東北ー広陵:東北はこの試合でハッブス投手の先発回避も予想される となると総合力で広陵優位となるが打ち合いも十分考えられる

大阪桐蔭ー健大高崎:大阪桐蔭は前田投手以外の投手 健大高崎はエース小玉投手の先発が予想される そうなると投打にがっぷり四つとなり5,6点勝負が予想される 前田投手がラスボスで控える大阪桐蔭がやや優位だが健大高崎の守りが乱れなければ勝敗が覆る可能性も



※決勝

広陵ー大阪桐蔭:明治神宮大会決勝の再戦となれば史上初かと思われる この時は大阪桐蔭が前田投手を温存してる間に広陵が先手をとるも大阪桐蔭が追い上げ逆転 広陵はリリーフした前田投手を打てず大阪桐蔭が秋2連覇を達成した センバツでは前田投手が頭からくるかと思われ額面通りに投げれば秋のようには点はとれないかと思われ、大阪桐蔭がやや優位と予想する 広陵が秋のリベンジを果たすには、倉重投手、高尾投手の左右の両輪がしっかり投げてバックがきっちり守ってロースコアの展開に持ち込めるか、なのかもしれない





市立和歌山 天理 大阪桐蔭 塔南 東洋大姫路 金光大阪 近江 和歌山東 京都国際 履正社

2021-10-24 21:04:44 | 高校野球

※市立和歌山

本格派右腕米田投手伸びがあり力強いストレート投げますね。球筋が綺麗。ただこれが天理に中盤打ち込まれた要因に見えました。もっと打者にグワーッって感じで大きな牙を向くかのごとき荒々しい球も出てくれば鬼に金棒かと思われます。戦力的には打力強化が冬の課題。神宮枠がくればが立ち位置かと思うも東洋大姫路との最後の1枠争いは、議論が白熱しそう
※天理
2019年秋同様一戦毎に成長し準々決勝での姿はそれまでとは別のチームに。エース右腕南澤投手は安定感が増して次の大阪桐蔭丸山選手との大東畷対決がほんっとうに楽しみに。打線は市立和歌山戦より力強さがUP、守備力も上がる。今後の投手起用は南澤投手でいけるところまでいきそう。大阪桐蔭に勝てば3年ぶりの明治神宮に大きく前進も決勝では違う投手でくるのではと思われ、エース以外の投球が、この大会だけでなく年間通しての浮沈の鍵になるかも。中学時代観て印象に残ってた選手だらけのセンバツでの姿が楽しみです
※大阪桐蔭
準々決勝等のように力で明らかに勝りながらきっちり守られると途端に手こずってしまい投打に力強いがそれ以外は高いレベルで見ればまだまだ。天理戦は前田投手、決勝は川原投手から前田投手への継投か。初の明治神宮制覇も視野に入れることは十分出来る
※塔南
大阪桐蔭にコールド負け。初回一死満塁でのショートゴロを弾いてしまったのが悔やまれるが勝負とはそういうもの。ショート併殺が2点タイムリーに化ける。2回以降はきっちり守る。近畿の21世紀枠はここに決定?本格派右腕野原投手はやはり見るべきものがある球を投げる。今後は怖い打者相手にも臆さぬメンタルをつけることが出来るかどうかかもしれませんね。
※東洋大姫路
小柄なエース右腕森投手、特別な球ではないも丁寧に投げますね。それが守りのリズムにもつながり大阪桐蔭戦はもちろん初戦も含めて堅い守備を披露し秋を終える。センバツでは地域性も加味して6校目で選出されそう。
※金光大阪
ベスト4進出は順当です。ってゆうか同校の力をもってすれば2試合とももっとすんなりといけたはずと思っています。和歌山東戦では古川投手を野手起用しそうな気もしますがそれやると京都国際と似たようなやられ方する危険性も。センバツでは一線級の投手をどう攻略するか。骨のある打線をどう抑えるか。といったことが課題になってきそう
※近江
思った以上に得点力が高かったですが本来のエース山田投手のひじのけがの影響による投手陣のやりくりに結局は泣いた格好。山田投手以外の投手陣の底上げが課題。背番号9の左腕星野投手はなかなか伸びのあるストレート投げますね。これが完投換算でも出来るようになってこの投手が一本立ちすれば、2年連続の夏も十分いけるかと思われます。何より、投手山田選手、の復活が一番
※和歌山東
どちらかというと打のチームという印象をもって視ていたものの智弁和歌山戦、八幡商戦を視ても特別打力があるようにも見えず何を武器に勝ち上がってきたチームか分かりづらかったですが京都国際戦の先制のタイムリーや3点目の打撃に攻撃面のそれが凝縮されて見えました。パワーで劣る分転がせば何とかなるといわんばかりにたたきつける打撃を徹底。1死3塁でエンドランかけるなどベンチワークを駆使した工夫した攻撃、投手陣もひとりひとりは特別でなくても絶妙なタイミングでの継投でチームとしての投手力を補填。まるで昭和の高校野球を見ているような清々しさを感じるその野球は、負ければ現実神宮枠かなと思うもセンバツに出してあげたいな♪って見るものに感じさせる野球を攻守に展開していたと思います。勝ってセンバツが確実になって本当に良かったと思います。
※京都国際
森下投手、平野投手、左右の2枚看板が健在も平野投手が投げると何故か守備に軽微な乱れが塔南戦でも和歌山東戦でも見て取れたのは、裏を返せば左腕森下投手へのチームとしての信頼度の高さかと思われます。それが信頼ではなく依存につながらないよう、今後用心が必要かと思われます。平野投手も負けず劣らずいい球投げてましたので。後思ったほど打力がなかったのも気になりました。もし塔南が21世紀枠でセンバツ決まれば怪しくなる危険性もあるものの、仮にそうなったとしてもセンバツには出れると思いますが、今後いかに旧チームのように得点力を上げていくか、また誰が投げてもしっかりと守ることが出来るようになるかが、今後の浮沈の鍵かと思われます。
※履正社
初戦敗退でセンバツは絶望も打線のスケール感は例年に負けず劣らず、加えて守備走塁は例年以上だという印象は変わらず。センバツ逃した要因は初戦で京都国際、っていうか安定感抜群の森下投手とあたってしまった不運に尽きるかと思われます。ただ、秋を通して一見投打に力強いも一線級の投手は一度も攻略できておらず全国クラスの打線が相手だと抑えきれない戦いが続いており、そうした相手をいかに攻略し抑えるか、が夏に向けての課題かと思われます。戦力的にはまずは軸になる投手の台頭が待たれるところかと思われます。左腕増田投手、右腕今仲投手、いずれもその資質は十分かと思われます。

2021秋季高校野球近畿大会シミュレーション

2021-10-12 16:43:25 | 高校野球

※1回戦

市立和歌山(和歌山1位)ー神戸学院大附(兵庫2位)

公立と新鋭の対決ながら双方体格のしっかりした選手が揃う。県大会の戦いの安定感で勝る市立和歌山がやや優位と見るが、神戸学院の本格派右腕小林投手の指にかかった時のストレートは全国クラスの打線でも差し込まれそうな伸びと威力を誇る。県大会決勝ではリリースポイントがバラバラでそれがストレートの質のバラつきにもつながって見えたが、この投手がはまれば優劣が入れ替わる可能性も十分考えられる。市立和歌山は小園投手松川捕手が抜けたとはいえ、本格派右腕米田投手を中心に、チームとしては旧チームよりも力強さを感じさせる。対する神戸学院も攻守にいけいけの野球に見え、今季の秋の近畿大会は開幕ゲームからどちらかひとつをセンバツの可能性をほぼ消すには惜しい好カードとなった。

天理(奈良3位)ー滋賀学園(滋賀2位)

本格派右腕南澤投手を擁する天理が投手力で勝りやや優位。ドラフト1位の達投手やスラッガー瀬選手が抜けてやや小粒になったとはいえ、戸井選手内藤選手が残る打線も得点力がある。守備の乱れが失点につながる頻度の程度がポイントになってくるかも。対する滋賀学園は左の好打者山田選手を中心とした打線で、阿字投手の抜けた投手陣を援護したい。

大阪桐蔭(大阪1位)ー塔南(京都2位)

1年生左腕前田投手を中心とした投手陣に松尾捕手ら打線も強力な大阪桐蔭が優位ではあるが塔南の右腕野原選手も投打になかなか雰囲気がある。大阪桐蔭としては守備のミスでの失点には特に気をつけたい。塔南としても大阪桐蔭の鋭い走塁に動じず守ることが出来れば、野原選手の雰囲気を結果に結びつける可能性も広がる。大阪桐蔭に勝てずとも食らいつければ、21世紀枠での甲子園に向けても、いいアピールになるかもしれない。

智辯学園(奈良1位)ー東洋大姫路(兵庫3位)

攻守に智辯学園が優位と見る。西村小畠両投手にドラフト指名された前川選手など投打の主力が抜けてやや小粒になった感もあるが、それでも投打のバランスは保って見える。東洋大姫路としては智辯学園のエース藤本投手に出来るだけ球数を投げさせ降板させる。相手の守備のミスを誘う等で食らいつきたい。

高田商(奈良2位)ー金光大阪(大阪2位)

分厚い体つきをした選手が揃う金光大阪が優位と見る。エース右腕古川投手を中心に派手さはないが投打にバランスがとれた戦力を誇る。守備のミスでの失点に気をつけたいところであり、高田商としては、そこを逃さず畳み掛けたい。

社(兵庫1位)ー近江(滋賀3位)

夏の甲子園で活躍した近江の山田投手が県大会準決勝決勝同様マウンドに上がらないようであれば、社がやや優位と見る。伸びのあるストレート投げるオーバーハンド右腕芝本投手を擁する社は打線に特別なものは感じないが、負けにくそうなチームという印象を受けた。

八幡商業(滋賀1位)ー和歌山東(和歌山2位)

ロースコアのつばぜり合いが予想される。初戦の中では、最も予測の難しいカードと言えそうだ。

京都国際(京都1位)ー履正社(大阪3位)

履正社打線は今年も力強い。加えて走塁鋭く守備も堅い。特に外野は観てて安心感がある。投手は増田選手今仲選手の左右の両輪が中心でいずれも全国レベル。対する京都国際も森下投手平野投手左右の両輪など旧チームからのメンバーが残るが秋の京都では守備にやや不安を感じる戦いにも見えた。履正社の鋭く迫力の走塁に動じず対応出来るかが、この試合の優劣に直結するかも知れない。今年の秋の近畿の初戦は、最初と最後が共に両校ともにセンバツでの姿が見たい好カードとなった。


※準々決勝

市立和歌山(和歌山1位)ー天理(奈良3位)

奈良県大会で感じた天理の守備の不安が出なければ、米田、南澤両本格派右腕による投手戦を予想する。共に全国クラスの投手を攻略出来る打線かと言われれば、そこはまだ未知数かと思われる。

大阪桐蔭(大阪1位)ー智辯学園(奈良1位)

チームとしてのスケール感に勝る大阪桐蔭がやや優位と見る。本当にそうであるとしたら、智辯学園としてはセンバツ出場に向け県1位校としての優位性を確実に活かすべく、大敗だけは避けたいところかと思われる。

金光大阪(大阪2位)ー社(兵庫1位)

エースの力量はほぼ五分、打力はやや金光大阪が上回って見える分、同校がやや優位という見方も出来るが、準々決勝のなかでは最も予測が難しいカードと言える。古川投手、芝本投手両エースによる投手戦、接戦が予想される。

和歌山東(和歌山2位)ー履正社(大阪3位)

打力とチームとしてのスケール感で勝る履正社がやや優位と見る。和歌山東としては県予選で智辯和歌山を下した原動力となった継投で相手の目先をかわし、攻めては守備のミスにつけこみたい。


※準決勝

市立和歌山(和歌山1位)ー大阪桐蔭(大阪1位)

投手陣の厚みで勝る大阪桐蔭がやや優位と見る。大阪桐蔭としてはここは上級生の川原投手を先発に立てたいとこと思われるが、この時点で大阪勢が3校共残っていれば、この試合も頭から前田投手でいく可能性も十分あるかと思われる。対する市立和歌山としては勝負圏内で食らいついて、米田投手につなぎたいところ。

金光大阪(大阪2位)ー履正社(大阪3位)

チームとしてのスケール感と投手陣の厚みで勝るで履正社がやや優位かと思われる。本来ここは翌日の決勝に向けて両チームエースの先発は回避したいところだがもし大阪桐蔭もベスト4に残っていれば、この試合はセンバツ出場決定戦のような試合になるかと思われるため、金光大阪はエース古川投手、履正社は増田投手今仲投手等のなかで最も信頼出来る投手をマウンドへ送るかと思われる。


※決勝

大阪桐蔭(大阪1位)ー履正社(大阪3位)

継投策がより効果を発揮しそうな履正社が僅かに優位と見る。


※センバツへは

履正社(大阪3位)

大阪桐蔭(大阪1位)

市立和歌山(和歌山1位)

天理(奈良3位)

社(兵庫1位)

京都国際(京都1位)


補欠1位

智辯学園(奈良1位)

補欠2位

金光大阪(大阪2位)


もし上記勝ち上がりになれば6校の選出は難航を極めそう。履正社、大阪桐蔭に準決勝進出から市立和歌山までは問題なし。残る3校が本当に難しい。4校目に浮上するのは案外県3位校の天理になるかもしれない。県大会では守備で3位に甘んじて見えたが近畿では立て直し試合内容で選出されそう。何故共に準々決勝敗退で同県1位の智辯学園が補欠で3位の天理が?となりそうも今季直接対決はなく天理が準々決勝で惜敗なら選出に問題はなさそう。次にきそうなのが社。補欠の金光大阪に負けた学校が何故?となりそうだが金光大阪はあくまでこの場合同一府県3校一般枠での選出はしないという原則にのっとってのことであり、本来は選ばれるに値する学校であることを考えると、そこに惜敗の社を選ぶことの問題はなくなるかと思われる。最後の一校はこの場合ほんっとうに難しい。奈良1位の智辯学園の可能性もあれば和歌山東が継投で履正社に惜敗でとどめることも考えられ、そうなるとフレッシュさも買っての選出もあり得るし、はたまた同一府県3校選出はしないというのはあくまで原則であるという観点から、それを覆して力的には選出に十分値する金光大阪を選ぶ可能性も捨てきれないと思われますしほんっとうに難しいですが、ここでは当落線上の学校の中で最も戦力が充実してるのではと見て純粋に感じた京都国際が、初戦で負けたとしても優勝の履正社に惜敗であろうかと思われ、戦力と試合内容が評価されて久しぶりに初戦敗退校の逆転選出がなされるものと、当ブログでは予想いたします。当落線上のひとつである和歌山東を21世紀枠に一旦まわすのかどうかの興味も湧いてきそうですし近年まれに見る推理意欲の湧く組み合わせ、力関係になったかと思われます。




コラム 大阪桐蔭7-4東海大菅生 双方の強さがもたらした降雨コールドゲーム

2021-08-17 19:49:13 | 高校野球

6回終わって5-1で大阪桐蔭リード。既に雨は激しくグランドも荒れ、東海大菅生の本田投手は幾度か投球時バランスを崩し転倒

7回表東海大菅生3点返し尚も同点のチャンス。

ここで審判団の本音としては東海大菅生が追い付くか逆転した時点で即座に試合を止めてノーゲームにしたかったのではないかと邪推。だが大阪桐蔭それを許さず1点リードで踏ん張る。

7回裏大阪桐蔭すかさず突き放し7-4。ここで審判団の2度目の本音としては大阪桐蔭がさらに逆転不可能と誰が見ても感覚的に感じるくらい突き放したところで試合を止めて降雨コールドゲームとしたかったのではないかと邪推。だが東海大菅生もそれを許さず3点ビハインド逆転圏内で踏ん張る。

8回表東海大菅生反撃もショートゴロで併殺かと思いきや雨でぬかるんだグランドでゴロが止まってしまい内野安打に。ここでさすがに試合続行不可能と判断した審判団中断からの降雨コールドゲームをやむなく選択。

今回の東海大菅生にとっては非情ともいえる降雨コールドゲームについてはネット、メディア、果てはタレントさんまでテレビでコメントするほど批判やいろいろ意見があるようですが最後のゴロが内野で止まったのを見れば以降試合続行が不可能だったのは明らかですし雨予報の中試合を強行した背景には雨続きで日程調整が難しく過密になってる中でのことですのでこれもやむを得ない判断だったと言えると思いますし、これだけの悪条件、開幕後からの天気の悪さが続いたという伏線を考えれば、その中で何とかこの試合をここまでこぎづけた審判団や阪神園芸の皆様等々関係者の皆様のご尽力には頭が下がる思いかと思われます。

上記であるにもかかわらず批判的な意見が出る結末を選択せざるを得なかった要因を作ったのはひとえに、大阪桐蔭、東海大菅生両チームの、まさに最後の夏を思わせる粘り強さがあったからこそかと思われます。逆転を許さぬ踏ん張りを見せた大阪桐蔭、突き放しを許さず逆転圏内で喰らいついた東海大菅生。大阪桐蔭の各打者の打球の迫力、それのみならず各選手そのものの迫力も明らかに春より増してますし、東海大菅生も松浦投手のドスの効いた球に差し込まれて見えるも振り切ってヒットにしてしまう泥臭い力強さが感じられましたし、いかにも夏の全国大会を思われる力勝負だったかと思われます。

要するにこの試合は、夏の高校野球にまた新たな歴史を刻んだ降雨コールド名勝負、ということだったのではないかと思われます。非常に見ごたえある攻防でした。


ズバリここだ‼️第103回夏の全国高校野球選手権大会49代表校予想

2021-06-08 14:39:00 | 高校野球

北北海道:旭川実

南北海道:北海

青森:八戸学院大光星

岩手:花巻東

秋田:湯沢翔北

山形:鶴岡東

宮城:仙台育英

福島:聖光学院

茨城:明秀日立

栃木:佐野日大

群馬:関東学園大付

埼玉:浦和学院

千葉:木更津総合

東東京:関東一

西東京:東海大菅生

神奈川:東海大相模

山梨:駿台甲府

新潟:日本文理

長野:松商学園

富山:高岡商業

石川:小松大谷

福井:敦賀気比

静岡:静岡

愛知:中京大中京

岐阜:中京学院中京

三重:三重

滋賀:滋賀学園

京都:立命館宇治

大阪:大阪桐蔭

兵庫:神戸弘陵

奈良:天理

和歌山:市立和歌山

岡山:創志学園

広島:広島新庄

鳥取:鳥取城北

島根:立正大学淞南

山口:下関国際大付

香川:英明

徳島:徳島商業

愛媛:新田

高知:明徳義塾

福岡:福岡大大濠

佐賀:東明館

長崎:大崎

熊本:東海大星翔

大分:明豊

宮崎:日南学園

鹿児島:神村学園

沖縄:興南

 

※ここに書かせていただいた学校にとってはこの予想が当たりますように^^

 

※ここに書かなかった学校にとってはこの予想が外れますように^^