じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

秋田工業 東福岡 日本航空石川 大阪桐蔭 石見智翠館 東海大仰星 桐蔭学園 目黒学院 報徳学園 京都成章

2017-12-30 20:15:04 | 高校ラグビー

✳秋田工業

あんこ型揃いの一列目をはじめFWはもちろん、BKの選手も骨太感ある選手ばかりで体格に穴なし。3回戦は優勝候補の一角仰星だが勝つ力は十分ある。相手のスピードに対応できるかが鍵。

 

✳東福岡:FW,BK共に体脂肪率が非常に低そうな、まるで筋肉しかないかのごとき体型をした選手ばかりだったのが印象的。少し観た限りでは集散の速さが目を引いた。優勝候補筆頭に挙げられるが一列目にあんこ型が一人もいないなど、パッとみて感じる細さが吉と出るか否か。見た目の大きさよりも、スクラムなどFWは強い。

 

✳日本航空石川

あんこ型揃いの一列目をはじめFWはもちろん、BKの選手も含め骨太感、大きさを感じる選手を15人揃えた布陣は迫力十分。そんな彼らがまるで全員BKであるかのごとき動きで連動する様は観るものを圧倒させるものがあった。旧チ━ムからのメンバーが多く残る今年は、もはや黒人選手頼みにあらずチ━ム全体として迫力の展開ラグビーを見せる。スクラムなどFWが強豪相手でもしっかり組むことが出来れば、全国制覇も狙える。

 

✳大阪桐蔭

予選決勝の時と印象は大きくは変わらない。次の目黒学院は黒人選手のパワーを前面に押し出してくる。彼らをいかに止めるか、彼らにいかにボ━ルを持たせないかが鍵。組織でしっかりと攻撃を継続させることが出来れば、例年なかなか勝てないシ━ド校同士の戦いを制し、ベスト8進出へ視界も良好になるであろう。

 

✳石見智翠館

ハ━フ団がやや華奢に感じた以外は、あんこ型揃いの一列目をはじめFWはもちろん、BKにもガッチリした選手を揃える。鋭い展開ラグビー、集散の速さに巧みさと力強さ、それに安定感の高さを感じさせるモ━ル攻撃が目を引いた。全国トップクラスの展開などのスピードにディフェンスが対応できれば、優勝争いにも絡んでくるであろう。

 

✳東海大仰星

予選決勝の時と印象は大きくは変わらない。次の秋田工業戦は持ち前のスピードで相手を置き去りにしたい。

 

✳桐蔭学園

東福岡同様、体脂肪率が非常に低そうな体型をした選手を15人揃える。加えて一列目はあんこ型揃いでFWはFWらしい大きさもあり、体格に穴はもちろん無駄もなし。派手さはないが隙もなさそうに感じた。

 

✳目黒学院

一部華奢に見える選手もいたが、あんこ型揃いの一列目をはじめFWはもちろん、BKにも骨太感ある選手を揃える。NO8の選手など黒人選手のパワーを前面に押し出したラグビーで上位進出を狙う。

 

✳報徳学園

あんこ型揃いの一列目をはじめFWはもちろん、BKの選手も皆ガッチリ感溢れる選手を揃え体格に隙なくどこからでも強さを感じさせる。そんな彼らがおりなすスピード感溢れる展開ラグビーは迫力十分。ノ━シ━ドからの優勝の可能性も十分に感じさせるその姿は、先月テレビで観て感じた印象とは異なるもの。やはり、CSより現地観戦かな🎵後、見る限り長身選手不在ながらラインアウトの安定感も印象的だった。

 

✳京都成章

BKに一部華奢な選手がいたかな以外は、あんこ型揃いの一列目をはじめFWはもちろん、BKもふくめて、大きさを感じる選手を揃える。そんな彼らがおりなすスピード感溢れる展開ラグビーはド迫力。粗さが出なければ全国制覇も現実のものとなる。

 

今年の優勝はここかなという学校がひとつに絞れ、大概そこが優勝するというのがここ数年、いやそれ以上に長く続いてますが、この日観た限りでは、今大会は久しぶりに優勝候補を1つに絞りづらい戦国大会の様相を呈しているなと感じました。Aシ━ド以外にBシ━ドの日本航空石川に石見智翠館、それにノ━シ━ドの報徳学園からもそうした匂いを感じました。それだけに元旦の3回戦のなかの日本航空石川━石見智翠館は特に熱戦が期待できるかと思われます。例年以上に目が離せない大会となりそうです。


大阪桐蔭 桜花学園 岐阜女子

2017-12-24 15:23:57 | 高校バスケット

※守備

大阪桐蔭:相手にほとんどシュ━トエリア内への侵入を許してませんでした。特にセンターの小林さん18の最後まで相手やボールなどに体を伸ばしてくる守備意識の高さ、体そのものや、ひとつひとつのプレーの、際、への強さが光りました。さすがはメンバー変更で入ってきただけのことはある3年生です。ひとつひとつのプレーに、3年間の練習の日々、が、感じられました。

桜花学園:こちらもまた、相手にほとんどシュ━トエリア内への侵入を許してませんでした。

岐阜女子:こちらもまた、相手にほとんどシュ━トエリア内への侵入を許してませんでしたが、攻撃の核であるバイクンバ選手7、このセンターの選手が守備に回ったときのゲ━ムメイクには課題が残ったかもしれません。

 

※攻撃

大阪桐蔭:センター竹原レイラさん15の黒人特有の強さがとにかく光りました。この選手がいれば大概シュ━トエリア内に入れてましたし、そこからこの選手の中でのプレーを起点に得点を重ねていたように見えました。この選手がベンチに下がるととたんに中に入れなくなり、個人の力にやや頼って見える攻撃は課題かなと途中までは思ってみてましたが、後半2年生ながらFW、ガ━ドとつとめた田中さん11が入ってからは、竹原さん抜きでも攻撃がしっかりと機能していました。この選手、試合前アップの時から切れのある動きを見せてましたが、ピッチに立つとそうした切れ味鋭い動きで中へ切れ込むだけでなく、遠目からのスリ━ポイントの精度も高く、攻撃に関してはオ━ルラウンダ━だなと思ってみてました。小柄で華奢な選手であるためか守備には課題が残って見えましたが、今後の守備の上達次第では、大きく飛躍する可能性を秘める選手だと感じました。大きなストライドで全力疾走できるあたり、競技、性別は違えど同じ大阪桐蔭の2年生、根尾を彷彿とさせるものがありますね🎵

桜花学園:誰がどうというより、パスワークなどとにかくチ━ムとしての攻撃に、非常に見るべきものがありました。

岐阜女子:バイクンバ選手の存在は強烈ですね🎵この選手がゴ━ル前にでんと構えてれば、とにかくこの選手にパスを出していれば良い。というくらい、受けたパスはほとんど得点につなげてました。ただ、こうした強烈な個の力に、チ━ムとしての攻撃がやや頼りがちに見え、この選手が怪我で退くと、以降ほとんど中に入ることが出来てなかったのが、気になりました。

 

※大阪桐蔭

竹原レイラさんという強い攻撃力を誇る選手を擁するチ━ムですが、チ━ムとしてはどちらかと言えばディフェンス型のチ━ムに見えました。全国に出るクラブというのは、試合前のアップなどからしても、なんか感じるものがあるなと思ってみてました。厳しさを良い意味で感じました。

 

※桜花学園

今年は珍しくここまで無冠だそうですが、チ━ムとしてのバスケは、この日観たなかではここが断トツで光ってました。今年はここ数年のような強烈な黒人選手はいなさそうですが、そうした選手がいるライバルを向こうにまわしてここが頂点に立つことがあれば、この世代の日本の女子バスケット界の未来も明るいということが言えるのかもなと思いながら観てました。

 

※岐阜女子

まずはバイクンバ選手の足の怪我の状態が気がかり。途中で下がるもベンチにはいましたし、試合後は足を引きずってる様子はなかったので大事なさそうに思いますが、その通りであれば良いですね。この選手が守りに回ったとき、また攻撃でもこの選手が封じられたときのチ━ムとしてのバスケをどう良い方向に持っていくかが、夏冬連覇への鍵かと思われます。


高校サッカープレミアリーグ参入戦展望

2017-12-12 21:10:34 | 高校サッカー

※前橋育英とジュビロ磐田U-18の争い?

 

※名古屋グランパスユ━スU-18 長崎総合科学大学付属 コンサドーレ札幌U-18の三つ巴?激戦で揉まれて見えるのは名古屋グランパスと長崎総合科学大学付属かと思われるも、この勝者を迎え撃つ格好になるコンサドーレ札幌U-18の方が状況的には優位にあるかと思われ、予断を許さないかと思われます。

 

※大阪桐蔭 流通経済大学柏 徳島ヴォルティスユ━スの三つ巴?激戦で揉まれて見えるのは流通経済大学柏も迎え撃つ立場にあるのは徳島ヴォルティスユ━ス。大阪桐蔭も選手権予選で見せた体を張った守りが出来ればチャンスありで、これまた予断を許さないかと思われます。

 

※サガン鳥栖U-18 三菱養和ユ━ス、激戦で揉まれたかと思われる強者同士の戦いの勝者がという見方ができるも、この勝者を迎え撃つ格好になる富山第一も力は遜色ないかと推察され、やっぱり予断を許さないかと思われます。


激戦を勝ち抜くには強敵との連戦を避けることがト━ナメントを勝ち抜く条件かと思いますが、これがこのト━ナメントにも当てはまるかは?

 

もちろん、ここに触れなかったチ━ムにもチャンスは十分あり❗

 

以上です。何故か一部文字が小さくなってしまいましたが、原因がわかりませんのでで、とりあえず気にしないことに😁

 

 


第97回全国高校ラグビー展望

2017-12-10 15:14:07 | 高校ラグビー

※京都成章優位 ディフェンス次第で流通経済大学柏も

春の近畿で大阪桐蔭と両校優勝。選抜では準優勝を果たし、今回初のAシ━ドに選ばれた。当然、このゾ━ンからのベスト8進出最有力候補であろう。春の関東大会で東の横綱桐蔭学園相手にロ━スコアに持ち込んだ流通経済大学柏(千葉)は、勝ち進めば3回戦で京都成章とあたる。相手を3トライ以内に抑えることが出来れば面白い。

 

※佐賀工業有力 3回戦の相手は国学院兄?弟?それとも

選抜で東海大仰星を破り決勝ト━ナメント進出。久々にBシ━ドに選ばれた佐賀工業がベスト8進出へ有力な存在。3回戦の相手が同じくBシ━ドの国学院久我山(東京第2)になるのか、それとも国学院栃木━高鍋(宮崎)の勝者がシ━ドダウンを果たして佐賀工業と戦うことになるのかは予断を許さないところ。

 

※大阪桐蔭優位 目黒学院は選抜以降の成長次第

 春の近畿で京都成章と両校優勝。選抜ではその京都成章に惜敗も、府予選決勝では大阪朝鮮に大勝。今回Aシ━ド候補にもなったBシ━ドの大阪桐蔭(大阪第1)がベスト8に最も近い存在。同じくBシ━ドの目黒学院(東京第1)は春の東京大会で国学院久我山に大勝したことが評価されてのシ━ド選出と推察される。春以降の成長次第では、大阪桐蔭を脅かす存在になる可能性を秘める。他、長崎南山にシ━ドダウンの期待がかかる。

 

※御所実 報徳 対戦が実現すれば2回戦屈指の好カ━ド

Bシ━ドの御所実(奈良)とノ━シ━ドながら力は西のBシ━ドに匹敵する報徳学園(兵庫)の勝者がベスト8に進出すると思われる。御所実は県予選で強豪天理に競り勝ち、報徳は春の近畿で同じ天理に惜敗。力は互角と見る。この勝者を3回戦で迎え撃つのはBシ━ドの中部大春日丘(愛知)か大分舞鶴か。大分舞鶴にもシ━ドダウンの期待がかかる。

 

※桐蔭学園揺るぎなし 尾道がどこまで迫れるか

今季関東で負けなし。選抜も制し東のAシ━ドに選ばれた桐蔭学園(神奈川)がベスト8に勝ち進む可能性が高い。尾道(広島)がどこまで食い下がれるか?

 

※東海大仰星優位 秋田工業は夏以降の成長次第

選抜ではグループリーグ敗退も今季も安定した力を誇るBシ━ドの東海大仰星(大阪第2)がベスト8に最も近い存在。同じくBシ━ドの秋田工業は春までは競り合っていた秋田中央相手に予選決勝で完勝。夏以降の成長次第では、仰星に変わってベスト8へ駒を進める可能性を秘める。他、明和県央にシ━ドダウンの期待がかかる。

 

※石見智翠館と日本航空石川の争い 国体での石川県の戦績は本物と見る

選抜ベスト4の石見智翠館(島根)は今季中国地方で敵なし。国体で石川県は優勝した大阪府に肉薄。その時のメンバー全員か大半が日本航空石川のメンバーと推察され、そこでの戦績が評価されての初のBシ━ド選出と思われる日本航空石川は、本当にそうなら西のBシ━ドと同等の力があるかと思われ、この両校の戦いが実現すれば、3回戦屈指の好カ━ドと言える。他、茗渓学園(茨城)にシ━ドダウンの期待がかかる。常翔学園(大阪第3)と仙台育英(宮城)は1回戦の好カ━ドであり、常翔学園は東のBシ━ド以上の、仙台育英も東のBシ━ドクラスの力はあると思われるが、石見智翠館からシ━ドダウンを奪うのは難しいかと思われる。

 

※他を圧倒する東福岡

選抜では日程が重なった日本代表に多数の選手を送り出したこともあり、ベスト4で敗れたがその後のサニックスでは日本のチ━ムには全て大勝。当然九州でも負けなしで文句なしのAシ━ド選出。東福岡のベスト8進出を邪魔する学校はいないであろう。初出場の昌平(埼玉)が初戦勝てば2回戦で東福岡と。奮戦に期待したい。

 

※優勝争い

本命東福岡、対抗桐蔭学園、続くのが京都成章に大阪桐蔭、東海大仰星、御所実、石見智翠館、佐賀工業といった西のBシ━ド勢に東のBシ━ドから日本航空石川、ノ━シ━ドから報徳学園といったあたりかと思われます。他、東のBシ━ドから秋田工業、目黒学院、ノ━シ━ドからもう1校高鍋あたりも絡んでくると面白いかもですね。

 

 

 

 

 


2017タイガースカップ神戸中央シニア

2017-12-03 18:54:46 |  中学野球

1遊田中右右6:華奢だが肩の強さ、送球、守備範囲の広さなど守備全般に安定感と非凡さを感じさせる。打っても強さと柔らかさを併せ持つ。ベ━ランも非常に鋭いというのが10月の印象でしたがこの日も三遊間深いところからファーストへ正確な送球披露し上半身下半身共に強いということを証明。やらしいバウンドも落ち着いて且つ迅速に合わせる事ができてました。この日も見事なまでのべ━ランを披露。

3中坪井右左8:華奢だが肩強く送球安定というのが10月の印象。この日はシュアなバッティングと俊足を披露。

4一藤田右左7:ガッチリした体型。肩強く送球安定というのが10月の印象でしたがこの日は内に食い込むスライダーをファウルとはいえオ━バ━フェンスし、強さと柔らかさを併せ持ち、尚且つ基本がしっかりしたスイングが出来ている事を証明。べ━ランも体に似合わずなかなか。守っても打球への反応速い三拍子揃った大型選手であるため、大阪桐蔭などどこの強豪にいってもやれるであろう。10月は2番レフトで出場。

5三塀和はが(すみません実際の漢字は、は、が微妙に違います。漢字変換できず))右右5:ガッチリしており太めも贅肉感全くなし。強く柔らかく大きく振れるというのが10月の印象。その時より大型感が出てきたか。この日も脇をしっかりたたんで強く振るバッティングを披露。

6投渡邉左左1:ガッチリした体型で大きく見える。完投換算でゆったりと投げても球筋と球威を感じさせるストレートに緩い球投げるときも腕が振れてて緩急使えてる。制球良くフォームの安定感抜群の本格派左腕。打っても強烈なスイングで右中間あっという間。柔らかいバッティングもできる。ファーストの守備も反応良く打球よく見てる。というのが10月の印象。その時よりさらに大きくなって見え、いよいよもって大型の本格派左腕としての風格が出てきてました。重たそうなストレートをお尻を程よく落とすバランスの良いフォームから投げ込むから終盤なっても球威落ちず。この日も抜球も有効。フィ━ルディング動作も体に似合わず機敏。左腕にありがちないかにも牽制がうまいという感じではなく、自然な動作のなかでの牽制のうまさのため、ボ━クもとられにくく、本当の意味での牽制のうまさ、本当の意味での投球術も感じさせる投手に見えました。この選手もまた、大阪桐蔭などどこの強豪にいっても、大きく飛躍することであろう。

7右中小川右右8:華奢だがシュアなだけでなくスイングスピード非常に速く強く振ることもできる。俊足。というのが10月の印象。この日もシュアなバッティングを披露。力に頼らずとも引っ張って遠くへ飛ばせるバッティングを披露してました。

8右山本右右18:細身で背は高め。大型感あり。守備範囲広い。

9捕高田右右2:華奢。単に肩が良いなというのが10月の印象でしたが、この日見ると強肩ぶりにさらに磨きが。強肩なだけでなくモ━ションが速いだけでなく、そのモ━ションの速さを余裕ある動きで披露することができてました。

打南地左打ち16:小柄も大きく振れて尚且つバットコントロールも巧み。

走二長谷右右10:俊足。隙の逃さぬ集中力光る。10月はスタメンもこの日は控え。スタメンの座を取り戻せるか?

以上です。